あなた基準の片づけルールを見つける、ライフオーガナイザー&終活という言葉を使いたくない終活アドバイザー仲野寿代(なかのひさよ)です。
相続のときに必要になるのが、戸籍謄本。
使う予定はないけれど、自分の勉強のため、生まれてから今までの戸籍謄本を取ってみました。
その手順がこちら。
①現在の本籍地の市役所・住民課へ行く。
持ち物は、運転免許証などの身分証明書。(二度手間にならないよう、ネットや電話で確認しておく)
②戸籍担当者に、小声で「実は、相続の準備のため、戸籍謄本を連続してさかのぼって欲しいんですけど」的なことを言う。
そうすると係の人は心得たもので、「ガッテン承知の助!」とは言いませんが、まずは現在の戸籍謄本を取るための手続きをしてくれます。
③手に入れた戸籍謄本が、自分の出生が届けられた本籍地と同じなら、これで終わり。
(例:「北見市○○町(現住所)で出生」とあれば、終わり)
④もし謄本に、「○年○月○日○○市から転籍届出」とあれば、その○○市の戸籍担当者に連絡して、①~③を繰り返します。
ここで大体の人は、「えー、自分でやるのー、面倒くさー」と思う。
でも大丈夫。係の人は心得ているので、必要な書類と情報を教えてくれます。
まず、「他の市町村に本籍がある方へ」という紙をくれます。(北見市の場合)
そこに手順と必要なものが書かれています。
手順と必要なもの
(1)上記用紙右側の「戸籍証明書等請求書(郵送請求)」に必要事項を記入。
その場で書いて、係の人に見てもらうと、送った後で「不備があるので~」的なメンドクサイことを防げます。
(2)手数料がかかるので、郵便局で「定額小為替証書」を750円で購入。
手数料100円も合わせて払う。
(3)返信用封筒を用意
必要と思われる金額の切手を貼って、自分の住所など書く。
(私は82円でOKでした)
ここで、送り先の住所を調べないといけないのか~と思うかもしれませんが、心配ご無用。
なんせ係の人は心得ているので、宛て先はこちらメモをくれます。
(4)最後に、自分の身分証明書をコピーします(運転免許証など)
これで、用意は終わり。
郵送用封筒に、上記の
・戸籍証明書等請求書(郵送請求)
・定額小為替証書
・返信用封筒
・身分証明書のコピー
を入れ、ポストへ投函すればOK!
私は、旧姓と今の名字の私が同一人物か確認するため、戸籍謄本が必要になり、後日、郵送先の市役所に謄本をFAXしました。
数日後、「除籍謄本」と「送付書兼清算書」が送られてきました。
市役所の方、ありがとうございました。
(まとめ)
生まれた時からの戸籍謄本は、いま使わなくても、いつか必要になるときが来そう。
さかのぼって戸籍謄本を取るには、時間がかかるので、余力があるとき取っておくといいかもしれません。
ちょっとスッキリ。