久しぶりの家族旅行「湯西川温泉」。リンジーバッキンガムの曲「I Don't Mind」にのせて… | 一杯のための雑談…【Simple Minds】って何でしょう?

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波乱万丈の人生に少し疲れたかな。

I Don't Mind / Lindsey Buckingham (2021年)

 

私の家族、全4名。

一応、主(あるじ)の私、

そして、妻、長女(お姉ちゃん)、次女(アホ娘)

もう各々が、それぞれの生活を営むために、

私と女房も含め、全員が別居しています。

そんな家族に、私が呼びかけました。

この4人でだけで、旅行をしようって。

 

昨年、

末期癌で病弱になってしまった父を連れて、

父とは最後の旅行となった温泉地、

「湯西川(ゆにしがわ)温泉」(栃木県日光市)

父がずっと「行ってみたい」と言っていた温泉地でしたので、

病弱になってしまった父でしたが、

私は強引に旅行計画を立て、実行しました。

父の言うとおり、本当に良い所でした。

 

いつか、湯西川温泉には、

自分の家族とも行ってみたいと強く思い、

その意思を家族に伝えていました。

 

でも、全体の環境的に、なかなか実現が難しく、

内心はあきらめていたのに、

次女(アホ娘)が引っ張ってくれました。

「ねえ!あの旅行、いつやるの!!」ってね。

ありがとう、私のかわいいアホ娘…

 

2023年10月15日(日)、16日(月)。

私たち家族の「湯西川温泉ツアー」は決行されました。

みんな、都合をつけてくれて、ありがとう。

 

父と行った旅館の部屋付き露天風呂が最高!で、

一度私の家族にも入ってもらいたかったんです。

この旅館の大浴場にも露天風呂はあるのですが、

個人的には、それを上回る、

すっごく雰囲気の良い、

素敵な部屋風呂なのです。

湯西川温泉、旅館「本家・伴久(客室・相生)」の部屋付き露天風呂より

 

それにしても、私はいつも感じます。

楽しみにしている行事は、

当日よりも、それを待つ日々こそが、一番楽しい。

だから、今回も私は、

まるで遠足を待つ子供みたいに、

前日まで心を躍(おど)らせていました。

そして当日は…

ああ、これがもうすぐ終わってしまうっという

とてもさみしい気持ちでいっぱいでした

この旅行が始まった時からね。

 

昔は当たり前だった家族旅行。

今は、とても貴重な時空間です。

ありがとう、私の家族たち。

雨上がりの「湯西川ダム」にて

 

さて、自称・音楽ブロガーの本題です。

リンジーバッキンガムの本日の曲「I Don't Mind」は、

すごくナチュラルで、大人のポップスに仕上がっています。

 

個人的な意訳ですが、

人生における、今までのつらい経験、

そして、これから起こるかもしれない様々な困難。

「でも、それはいいんじゃないの(I don't mind)」。

「すべて受け入れようよ」。

「人生ってそんなものさ」。

 

本来は、強いクセのあるところが魅力だった彼ですが…

しかし、今や多くの困難を味わい、

今も尚、悩めるアーティスト、リンジー・バッキンガム

特に直近では大きな病を患(わづら)い、

生死をさまよったとか。

そんな彼が、

神の域に達した境地に立って、

多少クセを残しながらも、自然な曲調で、

とても優しく歌い上げているように感じています。

 

どうが、長生きしてくださいね。