※写真はいずれも4月10日時点のものです。
郡山市内は、鉄道や一部ライフライン・建物改修の遅れ・物品等の不備があるものの、
生活を送る上では、ほぼ回復してきていると思います。(原発問題は置いておきます)
自粛ムードも徐々に緩み、多少のエンターテイメントも許される雰囲気になってきまし
た。私は、それでいいと思います。心情として、心苦しい面があったとしても、それを受
け止めながら、また前進すればいいのです。むしろ、前進するのが私たちの役割です。
しかし、あの地震以降、日本という国が、ある意味地震から逃れられない国であること
を、強く自覚しなければいけないと、あらためて肝に銘じています。
(四ツ倉-久ノ浜)路線の途中で静止状態のまま放置された車両。右は小名浜港近辺。
浜通りにある妻の故郷は、残念ながら、一ヶ月経った今も、「普段の」生活とは、とても言える状
態ではありません。現実を目にする機会は非常に大切です。そして、娘達にも、しっかりと見せ
てきました。
橋はまだ寸断された状態。津波の残骸には、明らかに人々の生活の証があった。
今思えば、私が幼い頃は、東京・千葉においても、防災訓練一つにしても、頻繁にやっていまし
た。国民全体に、「日本は地震大国だ」という自覚が強かったように思います。でも、いつしか私
たちは、経済発展を盾に、神様が一部地域に大震災を起こし、ずっと警告をしてきたのにもかか
わらず、段々と「おごり」が芽生え、自らを過信し、本来の自覚を忘れてしまったのではないでしょ
うか。
このたびの犠牲は大きかった。でも、「今私たちにできること」。「やらなくてはいけないこと」。
その一つは、自分達だけでなく、その後世にも、「この国の土壌」を、しっかりと理解させ、それを
前提とした今後の発展策を図るようにすることだ思います。そして何よりも、(原発問題も含め)
今回の反省を元に、「前を向く」ことから始めなければいけないと思います。
最近の民放局は、相も変わらず、懲りもせずに、BGMを付け人々の気をひく演出ばかりを取り上
げるのが目立ってきています。重箱の隅をつつき、心配を助長させ、人々の不満を爆発させ、単
にその場の注目率アップを狙う番組制作が目につきます。この国の置かれている問題を、本当に
解決しようとする意志があるのでしょうか。
私個人は、このような現象に対して、今も続く余震に敏感になりつつ、神様が、また怒り出さないか
を本気で心配しています。
妻は、実家をやられながらも、娘達と私に、あえて現場を見ることをすすめました。
決して声を荒げることなく、自然に、冷静に、あらためて自分の街を、娘達に説明していました。
子ども達は、何を感じ、どう受け止めたのでしょうか。






