こんにちは＾＾
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さて、続きです。
今年の冬から春にかけて、ワタクシは「以団之名」を観てました。
理由はTFBOYS易烊千璽君のお友達である奶茶君が出演してたからなんですが、
歌って踊ってのパフォーマンスを観るのが単純に好きなんですよね。
奶茶＆脱線木偶のメンバーのパフォーマンスは、
単純にアイドルの範疇に収まらず、コンテンポラリー・ストリート・ラテン出身の
メンバーが他のグループには無い独自の個性でダンスの表現の幅を広げていた
ように思います。
そこは「創造営2019」にも共通して言える所。
でも思いっきり罵られていた「以団之名」と、「創造営2019」とでは
大きな違いがあります。←金と権力の臭いがプンプンなのは共通してますが
ワタクシが思う一番大きな違いは、
出演者に韓国かぶれがほぼいないということ。
番組自体が元々韓国のものだし、演出や演目が韓国風から
逸脱できてないのは仕方ないですし、
最終的に1位を獲得した周震南君や5位の姚琛君などは
韓国で訓練を受けたりデビューした経歴の持ち主で、
韓国と縁のある子はいることはいます、
けれど一番韓国芸能人風のルックスを持つ元SWINで
「這就是街舞season1」に出演していた劉也君でも、
そんなに韓国風のドヤ顔ダンスをしませんし、
髪をピンクや青に染めたりとかもしてません。
↑劉也君、昨年はモロ韓国風のルックスで、引っ込めアイドル！とか思ってましたが・・・(^◇^;)
「偶像練習生」や「以団之名」を見ていた時に何が一番嫌だったって、
韓国かぶれのホスト系練習生が事務所の力で上位を占めていたこと。
どう？俺イケてるだろ？
というオーラが全身から発散されてて、
オーラうるせー！！
ってなってました。
「創造営2019」が人気を得ていたのは、
ようやくアイドル文化が根付いた中国の女子達も
韓国風に飽きてきたのと、自国のアイドルのレベルが上がったので、
中国男子の格好良さに開眼したのかな〜って、
勝手に思ってます。（笑）
ワタクシが「以団之名」からデビューした
奶茶君やAJを擁するBlackACEの初ステージ動画を見て、
思った程気持ちが盛り上がらないのは、
韓国かぶれ丸出しでドヤ顔ダンスをし、
一人浮いてるセンターがいるせいだと、
自己診断を下したばかりなので、
余計にそう思うのかもしれません。
ま、番組がかけてるお金の違いが一番大きいのかもしれませんが。
話を夏之光君に戻しましょう。（笑）
夏之光君のダンスの魅力は、観客に見せるということを
よく理解していることだと思います。
動きがとても明確でシャープ、細かい動作も決して手抜きせず、
曲に対する自分の理解と思いを観客に伝える力が素晴らしい。
「这！就是街舞season2」でACが自分は練習してる姿を見せない、
と言ってました。
観客に見せたいのは舞台の自分であって、
徹夜で必死で練習してる姿では無い、と。
カメラの前ではフニャフニャと”幼稚”さをキャラにしてたACの
研ぎ澄まされた爆発力のあるダンスの裏にある、
信念と堅持を垣間見せてくれた言葉でした。
夏之光君にも同じような印象を受けます。
カメラの前では仲間とふざけたり冗談を言って、常に笑ってますが、
練習は人の倍以上やってるんじゃないかな。
踊りの基本功があるので、手足のコントロールがしっかりできるんでしょう、
アーバンダンスは3年しかやってないとは、とても思えない動きです。
まだ19歳ですが、舞台での自分に言い訳しないというプロ意識を感じます。
《创有宝藏挖》という参加者が数人づつ登場してゲームしたりする動画の中で、
ダンス歴10年以上の5人が集まった回で、こう言ってます、
「所以说哪来的天生优秀 都是我们一歩一个抗踩过来的」
だから生まれつき優秀なんかじゃないって言うんだ、
全部俺たちが耐えながら一歩一歩を踏み締めて来たおかげなんだ
参加者からもスタッフからも事あるごとにバク転や側宙、
即興ダンスを披露させられ、周囲から”お前らはできるから”
って感じで扱われてる舞担達。←ダンス担当メンバーの事をこう言います
「踊りがすでに命の一部になっていて、一生切り離せないと思う」
と、劉也君が言ってましたが、そうなるまでに、どれだけの汗を流し、
どれだけの怪我を負い、どれだけの苦痛を味わってきたのか、
ワタクシには想像も出来ません。
16歳で親元を離れてから一切援助してもらっていないと言っていた夏之光君、
上海戯劇学院の表演系の学生なので、今後演技方面でも活躍が期待されます。
ただ、本人が今の所舞台への情熱の方が優ってるから、
俳優業へのシフトは無いと言ってましたので、R1SEとして活躍する2年間は
映画・ドラマへの出演は無いかもしれません。
↑すでに撮り終えたドラマが1本ありますが・・・。
今やアイドルを目指す男の子がごまんといる中国、
たくさんのアイドルグループがデビューしては消えていっています、
TFエンタの台風少年団も結成1年で解散、再組団に。
ようやくアイドル文化が定着したといっても、
アイドルの活躍の場が限られているような気がするので、
長続きしないんだろうなぁ・・・。
観たら観たで、色々楽しませてくれた「創造営2019」、
ワタクシにとっての最大の収穫は夏之光君、
おまけで張炯敏君というサプライズがあったこと。
「創造営2019」からデビューした”R1SE"は2年間という活動期間ですが、
今後、夏之光君がどんなエンターテイナーに成長して、
どんな風に活躍していくのか、とても楽しみです。
余談ですが・・・
夏之光君が所属するR1SEは、デビュー2ヶ月足らずで
ドラマ・映画の挿入歌やエンディング曲をすでに数曲歌ってて、
「シンデレラはオンライン中」でお馴染みの楊洋君の新作ドラマ、
「全職高手」のエンディング曲も担当してます。
↓これ
このドラマ、ワタクシはなんだか視聴意欲が湧かないので、
まだ観てないんですが、動画を見る限りでは楊洋君が
大人の男性っぽい雰囲気を出してますね。