「ムーラン巾幗大将軍」観てます | ドラマ三昧

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こんにちは^^

この記事はネタばれしています。
未視聴の方はご了承の上、お読みください。
また、画像はお借りしています。



とうとう「宮廷の泪~山河の恋~」諦めました。
やっぱり彼女に耐えられなかった・・・

でも、新しい中国時代物は3本同時進行で視聴中です。

まず「宮廷の秘密~王者清風~」
清朝の乾隆帝が大活躍する明るめの時代活劇です。

そして「後宮の涙」
北斉時代の女性宰相の物語。

次に「ムーラン 巾幗大将軍」
「巾幗」とは女性の被り物(一説に喪中の女性の)を意味しているとのことで、
主に女性を意味する言葉なんだそうです。
日本語でいえば「女将軍」「女武者」とかそんな感じかしら。
「女将軍ムーラン一代記」ってことね(笑)



ムーランといえば、ディズニーのアニメ映画や中国の実写映画で有名です。
どちらも京劇「木花蘭」を題材にしているとのこと。
ワタクシはどちらも観ていないので、比較してどうとか言えませんが、
何話か観て、面白かったら観続けようと思って見始めたんです。

そしたらムーラン役の江若琳さんが、今まで観てきた中国時代劇の女優さん達とは
ちょっと違う風貌で、なんだか元気が良くて大雑把な感じが可愛いんですよ(笑)

ちなみにドラマ内ではムーランの名前は「華若蘭」。

映画でのヴィッキー・チャオ嬢とは違って、武術の心得なんか全く無い普通の娘の若蘭。
軍隊に入隊するまでは「世間知らずでちょっと己惚れ屋のお人良し」全開で、
知り合いにいたらイライラするタイプです。Σ\( ̄ー ̄;)これっ

美人だけど性悪な妹と傍若無人な母に押さえつけられている故の自己防衛と、
そんな二人を父親に変わって守っていかなければという自己洗脳に近い責任感とが
過剰な正義感へと繋がっている様子でしたが、結婚話と父親の再招集という事態に、
一気に陶酔に近い自己犠牲へと加速し、無謀にも女性の身でありながら
軍隊へと身を投じる若蘭。

心理的にはこの辺は共感しにくいので、展開を追うのみですね(笑)

妹の玉荷の言動もかなり過激で、3話くらいで既に彼女の行く末の予想がついてしまいました。
多分この玉荷と、恐ろしい隋の皇后は、中国時代劇では当たり前のように登場する
後宮での陰謀策略を繰り広げることでしょう(笑)

あまりエゲツなくならないといいんですけど・・・。

軍隊に入隊するまでは、ふんふんと展開を追うのみの視聴でしたが、
若蘭がある方と出会って、一気に目が覚めました。

誰って?

計春華ですよ、禿鷹です!

この方、武侠ドラマとかに多数出演されてる悪役さんなんですけど、
映画「少林寺」の頃から、結構好きなんです。

「少林寺」では悪役王将軍(于承恵)の配下の禿鷹役。
その後も「少林少子」「南北少林」、李連杰主演武侠映画の悪役の数々を演じている
アクション俳優さんなのですが、見た目が怖い怖い。



懐かしの「少林寺」のパンフレット。
どんだけ武侠もの好きやねん!ワタクシ!(爆)

そして、その中身の1ページがこれ↓




けど、その動きの美しさといったら・・・迫力あるわ男クサいわダイナミックだわ、
比較的チビ男君の多い中国アクション俳優の中ではピカイチの存在です。

ただ、生年月日が謎。
中国版wikiでは文章中では1961年生まれ、人物紹介欄では1960年生まれ、
「少林寺」パンフレットでは1962年生まれです。
旧暦やら新暦やらでゴッチャになっているものと思われますが、
それでもまだ50代前半です。
少林寺の頃から、ほとんど風貌が変わってません。
お腹も出てないし、太ってもない。お顔にちょっとシワが増えたくらいかな。
・・・って、どんだけ老け顔だったんだ?ってことですけどね(笑)

王将軍役の于承恵氏も大好きで、武侠ドラマに登場するとテンションあがりましたね~。
白くて長いおひげがトレードマークの于承恵さん。
リー・ヤーポン版射雕英雄伝での黄薬師役が一番有名なのかな?

追記:↑黄薬師役は2006年版「神鵰侠侶」でした。間違えました(;^_^A

・・・と、話がそれてしまいました。

とにかく、計春華にいさんの登場で、テンションが上がりまくって視聴中です。

今のところ、春華にいさんが若蘭の守護者的存在になっていて、その強面ぶりが
カッコイイんですが、この後、どうも春華にいさんを悲劇が襲う展開らしく
youtube予告画像を観なければ良かったと、後悔しているところ(TωT)

若蘭は自分が世間知らずだったことを思い知らされ、恐ろしい思いをしながら、
健気に軍隊で頑張ってるけれど、その外見から必然的に注目を集め、
楊俊皇子にも目をかけられています。

どう見ても女性の男装モロバレで「私は男だ!」で通してしまうドラマは多々ありますが、
このウィークポイントをこのドラマでは中国ならではの方法で解決してしまいました。

これには笑いました、一本とられましたね。

いや~、皇子になったばかりでも、宮廷との関わりが長いですから
太監は見慣れてるってことね、俊皇子。( ´艸`)

普通の娘、若蘭がこの後どうやって過酷な軍隊生活をこなし、激戦を生き抜くのかが、
楽しみになってきたドラマ「ムーラン巾幗大将軍」

とりあえず、十三爺こと袁弘さんの役どころが生真面目な書生っていうのが、
全く似合ってない!っていうのがワタクシ的には引っかかるところですが、
・・・見守るとしますか。