初物の新茶が届きました
皆様、こんにちは
おいしいお茶で癒しと健康をお届けする【下総屋茶舗】五代目の金久保です。
先週、【新茶セール】の準備をしていると書きましたが
今日、静岡の茶産地から今年の初物の新茶が届きました。
やはり、例年より5日ほど早いです。
新茶の出始めのものを「はしり新茶」などと呼びます。
静岡県内でも温暖な早場所の露地物です。
「拝見」といって規定の方法で官能検査(=テイスティング)の評価を行ってから
ゆっくりと湯冷ましをかけ、約70℃のお湯で
急須を使い丁寧に淹れて、風味を満喫しました。
こうやって淹れると、渋みは殆んどなく
とろーりとした甘みとコクがひきだされます。
青葉の香りが鼻に抜け、清々しい気分と
口の中に広がる自然のうま味と
喉を通った後も口の中に爽やかな甘みがほのかに残ります。
あ~ しあわせ (~_~)
ちなみに、「拝見」は拝見茶碗という150ccの白磁の器に
スプーンで浸出液(お茶)を口に含み、口の中で転がすようにして
香りや滋味や渋み、苦味などの味見をします。
熱湯で淹れた方が、苦渋みやエグ味など欠点が現れやすいのです。
拝見の結果も、とても良い新茶でしたよ。
さて、連日の朝晩の冷え込みに、茶畑は遅霜が降りるのに警戒しています。
数日前は、一部の茶園で夜露が朝方凍ったそうです。
こうなると冷凍害で、防霜ファンは役に立ちません。
さほど被害は出なかったようなので、作柄にも影響は無さそうです。
初物を観た限りでは、このまま暖かくなれば今年の新茶の風味は良さそうです。
25日からを予定している【新茶セール】までに
どこまで新茶相場がこなれてくれるか
毎日、産地の気象や情報を気にする日々が続きます。
せっかく来店してくださるお得意様や新規のお客様に
少しでも安くておいしい新茶を味わっていただきたいですからね。
年に一度の大サービスで、高級急須や湯呑みををプレゼントしているのも
少しでも快適においしくお茶を味わっていただきたいからです。
うちの景品は、細かい網がぐるりと張り巡らされた
目詰まりのない深蒸し茶用の高級急須です。
今週後半には、続々と新茶の見本が届き
毎日、拝見にかけて良い新茶を厳選する腕の見せ所です。
ばっちり、品質の良い新茶をお届けできるように
体調管理も万全で、新茶を店頭に並べるのを楽しみにしています!
「八十八夜の新茶は長寿の妙薬なり」と昔から言い伝えられる通り
新鮮でおいしくて、香りの良い新茶はビタミンCなど健康成分もたっぷりです。
だから、母の日のプレゼントやちょっとしたお礼やご挨拶にも新茶は喜ばれます。
両親や日頃お世話になっている方々、そして、自然の恵みに本当に感謝ですね。
あなたは、新茶で誰を喜ばせてあげたいですか?
常滑焼の急須で淹れたお茶は、おいしいですよ~そして、別の器に移した茶殻の香りや色も観るのです。茶葉を3g入れ、熱湯で3分間浸出して茶こしで茶殻をすくいます。
一部で温室栽培して収穫する「トンネルもの」と業界で呼ぶ新茶もあります。
「トンネル物」は、やはり露地物と比べて香りや味はやや薄くて
早く出荷すれば、希少性もあり高値がつくために少量が生産されています。
しかし、高級茶は昨年の在庫もあり、国内の景気動向からも不人気でしょう。
原油価格高騰なども影響してか、今年はほとんど見かけません。
また、出始めの新茶は新鮮な香りを活かすためにあまり強く蒸しませんが
うちは、深蒸し茶の生産者とお付き合いしているので
しっかり蒸したコクのある新茶が届きました。



