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妄想最終処分場

好きなジャンルの二次創作ブログです。
現在はス/キ/ビメインです。
ちょいちょい過去活動ジャンルも投入予定。

*出版者様、作者様とは一切関係ございません。
*禁:無断転載、二次加工、二次利用

二次には関係ない自ブログです~

遊びに行ったこととか、日々のことなどなどのんべんだらりと。


興味のない方はバックプリーズ!



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この週末、遊び倒してきました!

あ、いや…用事にかこつけて遊ぶ(飲むの)メインだったとも言いますが・・・。



この土日、またしても田舎者、都会に行く!をしてきました。

日曜に用事があったのですが、またしても高い交通費払うなら遊んで来よう!です。貧乏性・・・


今回は、美味しく飲み食いが楽しみで仕方ありませんでした!酔っぱらってなうってましたが、銀座なんぞの高級地で飲むなんて初めてでテンションあがりっぱなしでした~。(でもお店はリーズナブルでした)

次回は立ち飲みとか雑多で美味しいカオス系の飲み屋街に行ってみたいな!←懲りない


というかね、ベテラン飲み歩き酒スキーさんにお店を案内してもらうとハズレが無いってね!

行ってみたかったミートバルにも連れて行ってもらって、美味しいお肉もうまうまできました。


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料理の写真とか、すっかり忘れてたよ!!これじゃ美味しかったのが伝わらない~


うん、まあ・・・翌日が本命の用事なのに二日酔いでグロッキーでしたけどね。3人でワインボトル4本+αはやり過ぎだったか・・・。うん、でも後悔はしてない!

そんで帰宅してから気が付きましたが、日曜の夕方になってもなんとなく安定しない体調…二日酔いにしては長引きすぎと思ったら普通にお月様の日でグロッキーなのと重なってたorz

痛みやだるさとかは月によってマチマチなのですが、今回はキツイ回のようでした。気がつけよ、自分…。

ううう、おかげで日曜の夕飯はせっかく韓国料理を食べに行ったのに満喫できなかった…。すぐお腹いっぱいになっちゃったしね。


ちなみに本日もグロッキーです。やらなきゃいけない仕事は頑張りましたが、日中はベッドの中で過ごしました。今やっとちょっと回復w


そして今回の戦利品!

遊んでいただいた方々からのお土産とかお買い物の品とかもろもろ!

またしても私は重量級お土産でした!もういいよね?遠慮とか知らんw←持って帰る人の負担を考えないヒドイやつ
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並べてみると脈絡がない感じですが、バラエティに富んでてむふふ~♪

甘いもの、しょっぱいもの、酒、美容関連・・・


特に!気候の違う地域に行って一晩でバリバリに乾いた顔面の皮膚に美容パックは嬉しいです!

冬場はどこでも乾燥しますが、日曜の朝に起きた時の顔の皮膚の突っ張り具合にはビビりました。恐るべし太平洋側の冬・・・。

地元も乾燥はしますが気温が低いせいで洗濯物は乾かずむしろ除湿機が必要なんですよね。かといって潤っているわけでもないのですけど。




あと最近の、どうでもよい事。

税金対策?というか少しでもお徳にしたいので、親から情報を貰ったふるさと納税ってやつをやってみました!興味のある方はふるさと納税でググってね!

私以上に親がお得感から、いろんな市町村のお礼の品をチェックしまくりでちょっと引いてみてたのですが、サイト見たら確かにね!と思いました。

どうせ支払わなきゃいけない税金ですもの、嬉しいお礼があるなら自分の居住市町村でなくてもいいじゃん~!となりました。


確定申告とか事務処理が面倒なこともありますが、結構お徳でびっくり!しかも島根県はかなり力入れてますね。基本市町村でやっているのですが、鳥取は県内で取りまとめているみたいでお礼の品もかなり選びたい放題の選択肢が広いです。

サイトからクレジットカードで納税できるとか便利すぎ!

しかもお礼の品が豪華~~。


島根に納税してみたんですが、1万納税で5000円相当のお礼の品をかなりの数から選べます!

我が家は食い意地張っているので、地元クラフトビールのセットと、おつまみ用の加工肉のセットをチョイス。ワクワクして届くのを待っていたら、先行でなぜかこんなものが!


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こんなの選んでないのにー?と思ったらどうも一定金額以上納税した人に贈っているらしい。

開けてみたら地元企業の商品が脈絡なくちょっとずつ入ってました。天然水とかお茶のペットボトル、出汁醤油の味見サイズとか、どら焼き、紫根美容パック、地元企業飲食店の割引券とか・・・


それにしても、本命のお礼が5000円相当、こんな独自のパックもあって送料もかかってて…納税した金額のドンだけが収入になるのか疑問なんですけど。大丈夫か、鳥取!

と、にわか鳥取県ファンw←現金だな


ビールはまだ届いてませんが、加工肉セットは来ました~!こんな感じのが8種入ったかなり豪華セット!もう半分くらいツマミに食べちゃいました!


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でもサイト見てるとホントに市町村によって差があります。

クレジット決済は嬉しいけど、ほとんどはメール・ファックスで申込みして振込にするとか・・・なんというかお役所仕事対応で遅れてるよね…って感じのところが多いです。お礼の品も、メジャーどころ、有名な特産品よりちょっとマイナーなところの方が盛りがよかったりと・・・。


ふるさと納税関連は12月末で区切りなので興味のある方はやるなら今の内ですよー。

思った以上にお徳感が強くて思わず宣伝!




10/19発売の本誌ACT205の続き妄想です

ネタバレものなので、未読の方、コミックス派の方はバックプリーズ!!


今回の続き妄想に関しては別途お知らせがあります。読み進めの前にこちらを一読の上お願いいたします→ACT205妄想についてお知らせ
※お知らせを未読の状態でのご意見・質問(特にクレーム)に関しては厳しい反応を返すやもしれません。必ずご確認ください。



それでは自己責任でご覧くださいませ↓










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ACT205妄想【8



「……敦賀さん、の…声だった…」


文明の利器を通過して、遠くに聞こえた音は確かに蓮の声だとキョーコの耳は認識していた。それが携帯電話越しに遠くで交わされたテンと蓮の他愛のない会話だったとしても。聞きたくてたまらなかった音声にあんなわずかな音で反応する自分にこの病はやっぱり重病ねと思いつつ、胸に広がったのはじんわりとした温かさではなく何とも言えない苦みだったのはどうしてだろうか。

キョーコはベッドの上に落とした携帯電話を拾い上げて、先ほどまでの通話時間を表示するディスプレイを凝視した。ふと、キョーコの目に画面の表示時刻が目に入る。室内はカーテン替わりの木製のパーテーションが閉められダウンライトがつけられた状態で明るさから時刻を判断することができない。


「えっと…確かグアムとの時差って1時間?」


日本の時刻表示のままのキョーコの携帯電話は16:30を示している。現地時間であればもう一時間進んだ17:30のはず。日本の感覚のままでいたキョーコは、もう少しすればきれいな夕焼けが見れる時間帯のはず…と、自分の心中のざわめきを無視してたった今目にした情報からの発想に意識を向けていた。

ベッドを降りて窓に向かって歩を進める。昼間に目にした眼下に広がるビーチが夕焼けに染まる光景を想像しながらキョーコがパーテーションを開くと、夕焼けの赤などどこにもなく想像に反して未だに高い位置からのエネルギッシュな日差しがキョーコを照らし、ほとんどが日本語の楽しげな歓声が聞こえてくる。


(…あれ?)


タイムスリップしたのではないかと思わず錯覚したキョーコは、手にした携帯電話を再度ぱちりと開いてディスプレイを確認しようとして、ふと自分の腕の袖口が目に入った。そこからよくよく自分の全身に目を走らせ、キョーコはひゃぁぁぁ!!と声を上げてしゃがみこんだ。


(なっ、なっ、なっ…なんでバスローブ姿なのっ!?)


着替えた覚えのないキョーコは、先ほど中断した記憶を手繰り寄せる作業を再開する。


(ホテルについて、こんな風に海を見て我慢できなくなって…)


カードキーと、神秘的な海と太陽のエネルギーを吸収させてあげようとコーンとプリンセスローザの入ったがまぐちだけを持って手ぶらで浜辺に降りたはず。

そこで…


(そうよ!コーンに再会して…、コーンを返そうとしたけど受け取ってもらえなくて…)


そこまで思考を巡らせたキョーコは、さっきのテンとの会話を思い出す。

浜辺で眠りこけている自分は通りすがりの人にホテルまで運んでもらったと聞かされた。


叶わぬ恋に身代わりでもいいよと、慰める様に唇を重ねてくれ……


「っ!!!!!」


(ばかばかばかばか、キョーコ!!なにを破廉恥なっ!!)


しかもなんだかいい夢を見ていた様な気がするが、夢の内容は思い出せないというかなんだか思い出したくないというか…とにかく頬に上った熱とブンブンと振った頭のせいで思考はまとまらずくらくらしてくる。


「そ、そうよっ!浜辺で寝てたんだから、コーンとなんて…っ!私がなんだかとっても破廉恥な夢を見ただけよっ!!」


そう思えば、本当にどこまでが現実でどこからが夢だったのかすらキョーコには良く分からなかった。


魔法を解くためと触れ合った唇

薄暗い視界の中で揺らめく碧の瞳

自分の名を呼ぶ蓮の声にしか聞こえない声


切れ切れに浮かび上がる記憶の断片を繋ぎ合わせることはなんだかできなくて、とにかく恥ずかしいという感覚だけが迫ってくる。


(コーンは妖精だもの。太陽と海の力で白昼夢の中会いに来てくれたのかもしれないし…!)


辛い恋心を吐露することで少し心が軽くなった気はした。堪え切れず泣きだした自分をコーンは優しく慰めてくれた。


頭に上った血が少し時間をおいて落ち着いてから、キョーコは顔を上げた。先ほどまでは気が付かなかったが、来ていたはずの洋服はテーブルの上にある程度たたまれた状態で置いてあり、その上にがまぐちとカードキーが乗ってる。


「あ…」


キョーコは慌ててがまぐちを手に取り、中身を確かめる。ぱちんと開いたがまぐちを手のひらの上で逆さにすると、コロンと青い原石が落ちてきて、続いてしゃらりと鎖を伴ってピンクの涙型の結晶がキョーコの掌の上に乗った。それ以外にぱらりと、細かな粒子が手のひらの表面に当たった。それは砂で、テンが電話で言っていた通りに浜辺にいたのだから付着していて当然なのだがコーンをこのがまぐちから取り出したことを意味するもので。

じっとコーンを見つめていたキョーコは、一緒に置かれている衣類にも砂が付着しところどころ潮でごわごわしている様子から体が少しだるいのも真昼間の砂浜で昼寝したせいねと結論付けた。

バスローブを着ているのも、目が覚めるまでついていたかったけれどと言ったテンがホテルで保護された自分を介抱してくれたからだろう。


「うわっ、やだ、ミューズにも迷惑かけちゃったじゃない!」


仕事に向かったテンがホテルから連絡を受けて一度自分の為に戻ったであろうことが想像でき、キョーコはまた自己嫌悪に陥る。これ以上、テンに迷惑をかけないようにと合流できる夜に自分もセツカに変身するのだから身支度はしておこうとキョーコはノロノロとバスルームに向かった。


「夢だったのよ…」


そうは思っても、キョーコの中には電話越しに蓮の声を聴いた時のあの苦みが消えない。


(夢でも…コーンに敦賀さんを重ねた…なんて…)


キョーコの心中に広がる苦みの正体は後ろめたさと罪悪感。


自分でもはっきりとは掴めないその感情を洗い流したいとばかりに、降り注ぐ熱い湯を頭からかぶりシャンプーに手を伸ばした。







「…そう?でもイイの?キョーコちゃん」


カインの服を渡された蓮が着替えて戻ってくると、テンは部屋の隅で電話をしているようだった。聞いては失礼かなと思い離れようとした蓮は、テンの電話の相手がキョーコだと分かりその足を止めた。


「え?蓮ちゃんに?……ん、うん。まだ言っては無いけど…」


(…俺?)


蓮が戻ってきていることに気が付いていないテンがキョーコと交わしているだろう会話に、自分の名前が出てきていることにドキリとする。

一体何だろうと思う反面、このまま夕食でセツカになったキョーコと再会することに緊張を覚える。脳裏に蘇るのは薄暗い室内で跳ねるキョーコの肢体ばかりで蓮は軽く頭を振った。


「ほんとにいいの?じゃあ…明日、ね?」


通話終了したスマフォ画面を考え込むようにじぃっと見つめていたテンに、蓮は話しかけた。


「最上さん、どうかしたんですか?」

「あ、蓮ちゃん」


ぱっと振り返ったテンは、蓮の頭からつま先までぐるりとチェックしてカインのビジュアルで表情はまだ蓮のままの蓮に眉を下げた。


「埋め合わせ、無くなっちゃった」

「え?」

「セツカに色々甘えさせて豪華なディナーを期待してたのにぃ」


何のことを言っているのか瞬時には理解できなかったが、通話終了間際に『明日』と言ったテンの言葉を思い返して理解する。それは今日の夜、セツカとともに夕食を取るからおごってね!と言ったテンの予定が変更になったことを意味していた。


「も…最上さん、何かあったんですか?体調が悪い…とか…」


テンの様子からキョーコの方から夕食を断ってきたのが読み取れて、蓮はつい言い淀みながら聞いてしまった。キョーコが体調不良を理由としたなら、身に覚えがあるからだ。


「んー、そんな事言ってなかったけど。というか理由は言ってなかったんだけど、とにかくやっぱり蓮ちゃんの予定を変更させるようなことは申し訳ないし、予定通り明日合流にしたいって」


ほんの少し落ち着かない様子の蓮には気づかず、テンは再度スマフォを取り出し予約していたお店にキャンセルの電話をしている。蓮はキョーコがいなくても埋め合わせに夕食くらいなんでもご馳走しますよと声をかける。


「セツカがいないんじゃ、私がカインと一緒に食事に行ったら不自然じゃない」


店員との会話の合間に蓮に向かってそう言ったテンはそのまま店をキャンセルしてしまった。


「とりあえず!キョーコちゃん…セツカは元々の予定通り明日合流ね。蓮ちゃんはカインの名前で予約したホテルに行きなさい」


テンが社長指示でキョーコに説明した蓮のアリバイを反芻しながら、蓮はキョーコに今晩会えないことにほっとしたような、寂しいような複雑な気持ちでいた。


(会えても、最上さんじゃなくてセツカなのに…な)


ヒール兄妹中はもうすでにテンや社長、監督など二人の正体を知る第三者がいて求められない限り、素の蓮とキョーコでで会話を交わすことはなくなっていた。それがいいのか悪いのか、カインとセツであれば二人の距離感で多少以上の接触があるのだからと、また別の意味で頭が痛い。

あの肌を知ってしまってなお、ヤンデレ兄妹として触れ合うのだからと蓮は理性の手綱を引き締め直す。


「あ、あと!キョーコちゃんは蓮ちゃんに自分が前倒しできてること知られたくないみたいよ?さっき蓮ちゃんにはまだ言ってないってつい嘘ついちゃったから、明日キョーコちゃんに会った時にボロ出さないでね?」


また私に余計な嘘つかせたんだから、日本に戻ったらちゃんとした埋め合わせをしてね!と言ってくるテンに蓮は謝るしかない。


「分かりました。まあ、明日以降はもう完璧にカインとセツだからそんな話にはならないと思いますけど」

「どういうこと?」

「2人っきりでもずっとカインとセツなんですよ。最上さんと敦賀蓮の会話は全くないんです。それが暗黙の了解みたいになっていて」

「んまぁ~!2人とも徹底してるのね!」


しかも会話は全部英語ですよと蓮が苦笑すれば「キョーコちゃんってホントすごいのね」とテンは更に目を丸くした。


「じゃあ明日、セツをお願いします」

「あ、蓮ちゃん。ホテルまで送ろうか?」

「カイン用の買い物もあるのでホテルにも近いし歩いていきますよ」


カイン用のキャリーを引いて蓮はサロンを後にした。その後ろ姿を見送って、テンはサロンの片づけを始める。テンは傍らに置いたスマフォをチラリと見た。


「あんな顔してたのに、どうしたのかしら?」


テンの脳裏に浮かんだのは、カフェで夕食は一緒にと言った時のキョーコの嬉しそうな笑顔。

しかしキョーコちゃんは気遣い屋さんで真面目だからね、と結論付けたテンは明日のセツカの衣装のチェックを始めるのだった。



~~~~~

チョイ短め。

1話の長さの調節下手くそだなぁ・・・苦笑

あ、あくまでキョコさんは夢と思い込んでおります(思い込みたい願望w)

お初の後の自覚症状とか!痛みとか!分からないわけないでしょー!っていうツッコミはご遠慮くださいw脳内妄想ですからっ!




呟きブログです。興味のな方はバックプリーズ!


こんにちはー、ノロノロ運転中の当ブログに遊びに来ていただきましてありがとうございますー。

あ、アメンバー申請お考えの方はちゃんと案内読んでくださいねーと、ここでも宣伝しておこう!(あんま効果ないけどw)


気づけば11月ももう終わる!?

12月突入!?また年をとるの!?もうすぐ2014年!?

なんだか信じられません。


あ、正確な日にちは無いのですが、一応このアメブロでスキビの二次創作を開始したのが去年の12月なのでもうすぐ1周年・・・?あれ?早いような遅いような…。

思えばこの時期は読み専門まっしぐらの時期でしたね。寝ても覚めても読み漁り・・・。


まあ今ノロノロ運転で、ろくすっぽ企画やなんやらなんてやる余裕が無いので、1周年だろうがなんだろうがそのまま通常営業で我が家は行きます。

キョコ誕も近づいておりますが、とってもじゃないけどそれに合わせた祭なり1人企画をやる余裕などなさそうです。こちらもスルーする可能性がありますね。

皆さまのステキキョコ誕で癒されたいと思います!←他力本願


あ、ブログ上のイベントではなく12月はリアルイベントが結構詰まっていたりします。

楽しみなことが多い反面、お酒の増える時期ですので増加の止まらない自分の体重がオソロシイ…!!

誕生日とクリスマスのケーキを我慢できるか不明です…。←美味しいもの大好き

ダイエット再開しなきゃなー・・・


あ!ついでに報告?

申訳ない事に、私のハンドルネームから今月誕生月と判断されてお祝いを下さった方々!!

誤解を与えてしまってスイマセン!身バレ防止で誕生日はプロフ公開してませんが、キョコさんとおなじ12月でございます…。ごごごご、ゴメンナサイ~~!

確かに「霜月」は11月の和名ですが、まったく関係ないのです。IDのsimotuki12の「12」の方が正解w

その昔、ハンドル…というかペンネームを選択するときに月の和名がいいなあと思ったのですが、誕生月の12月の和名は可愛くない。なのでなんとなく見回して好きだなーと思った霜月を選択したわけです。

そんな意味のない行動をとった小学生だった自分を殴ってやりたい…!(←この名前自体はそんな昔から使ってましたww)

中二病的な妄想癖溢れる子供時代から同人という二次に目覚めてからも延々と使い続けている名前なのですよ、実は!

近況その他もろもろ。


続き妄想は今回の記事タイトルにあるようにただいまぐったり虫の息ですw

だって…皆様が期待してくれているので(?)6.5を書いてみてはいるものの…やっぱり桃記事は読む分には大好き大好物だけど、書く分には超絶疲れる―!!!少し書いてはぐったり、気分転換を図って…とノロノロです。

桃記事は色々むしられますね。禿そうだ・・・。

くっ・・・・こんなことなら話をどんどん進めたほうが得策か…!


あ、6.5の公開はどうするかまだはっきり決めてませんが、アメ神対策が面倒なのではなっから別館に放り投げるかもしれませんw

ま、アメーバでやり続けるのに便利な点と面倒な点が両方あるのでいっそ別スタイルに創作の場を移すのもいいかなぁとか思うところもあるのですが、何せいま色々いっぱいいっぱいで新しいことを覚える気力がございません。FC2は使いやすいのかもしれないけど多機能すぎてお馬鹿な私には難しいです!

そもそもこのアメブロさえちゃんと使いこなせてないダメっぷりですからね。

まあ、アメブロは新着をキャッチしやすい、発信しやすいピグ等で交流を図りやすい等々嬉しいこと満載ではありますけれど…ね…。

もし仮に移行したとしても、アメブロは残しておくでしょうね。ピグとか止められん!

(↑移行が面倒過ぎるので、おそらくそんなこと言いながらしばらくは無いとは思いますけどw)


そんなわけで(?)続き妄想にすくなっキャパの気力を全投入ですので、改訂品とか、構想のある新作とかは全く動いておりません!

もうすでに脳内で腐りおちて思いついたんだけど、何だったか忘れたネタとか会話の断片とかもあるような気がしますけどもう気にしなーい♪


後は…なぜだかスキビ外のジャンルの妄想が頭の片隅に発生中…。こっちのブログでは需要ないだろうなぁ。どうしよう。

まあ、今書き散らすまでやる気ゲージがたまってませんし、そもそも原作は読んでたけど遠い昔で記憶違いも忘れたところも多いし、そもそもたまたま?そのジャンルの二次を読んだら、ツボって脳内にキャラが出てきて勝手に会話しているというそう言う状態なのですよ。スキビにない力関係なのでなんつーか魅力的…。ま、こっちは当面触らず、です。それが自分の身のためだw


そういえば、ずっとスマフォ版?の機能だった『いいね』がPC版でも確認できるようになりましたね。

…でもペタと何が違うんだ…、と個人的には思っております。

確かに履歴を見ると、スキビ関連の方からのイイネがたくさんで嬉しくなるんですが、やっぱり混じっているんですよね、ペタとおんなじで商業系やアクセスアップと思わしき無関係いいねが。

これってしばらくしたら結局ペタと同じになるんじゃない?ってうっすら思ってしまい、そんななら外そうかなとか考えちゃうんですよね・・・。

でも履歴を見ればコメントはしなくても、イイネのボタンだけなら押してくれる方がたくさんいるってのも分かって、何とも心苦しい感じです。

二次外のイイネ履歴が増えていたら、イイネを外す可能性が大ですがひとまずこのまま様子を見ることにします。いちいちめんどくさいやつでスイマセン。


あとは、そういや過去作品整理が3月から止まってたー・・・。つーか忘れてた!

こっちはすでに10年以上前に発行した同人誌だからお話は終わっているのですが、文章データが古すぎて紙媒体しかなく、アップには書き写しをしなきゃなので止まったままですね。

気が向いたらボチボチやろう。(でも文章量全体の半分まで到達してないのでめんどくさくなってきた…)


ピグの方は次の街がシンデレラ城ということで、そっちはやってみたいと思っています。

協力プレイカモン!!

お庭とカフェは適当にイベント参加でそのまんまでしょうね。お庭はハロウィンローズのイベントは好みだったけど、他はほどほどなのであんまり一生懸命やってはいませんね。模様替えも途中のままだし…。

結局デイリーのP目的で島もオープンしちゃいました。島は確かに自由度が高くて箱庭としては一番おもしろそうですが、なにぶん箱庭を飾るのが苦手という・・・。

作ったりイベント参加するのは好きだけど、アイテムや景品収集して終了なんですよね。飾れない…。

ピグのお部屋の方は今一番放置カモ。来たよめぐりは思い出したようにするけど、ゲームで人が拡散しているのでおしゃべり大好きな私としては、遭遇率の下がったお部屋が一番やる気ないのかも。

釣りもカジノもやってませんしね…。


・・・こんなかんじだから、二次を書くペースが遅いんだな、うん・・・。


そんな近況報告、という名の気分転換でした←桃記事からの逃避中

10/19発売の本誌ACT205の続き妄想です

ネタバレものなので、未読の方、コミックス派の方はバックプリーズ!!


次の本誌発売までにやっぱり終わらなかった…!見切り発車―・・・←懲りない


今回の続き妄想に関しては別途お知らせがあります。読み進めの前にこちらを一読の上お願いいたします→ACT205妄想についてお知らせ
※お知らせを未読の状態でのご意見・質問(特にクレーム)に関しては厳しい反応を返すやもしれません。必ずご確認ください。



それでは自己責任でご覧くださいませ↓










※アメンバー外の方へ。間にある限定を読まないと話が繋がりません。適当に想像してください。状況だけなら推測できるはず。

あしからずw

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ACT205妄想【7



ピリリリリリ、ピリリリリリ、ピリリリリ…


けたたましく鳴る電子音に意識を引き戻されたキョーコは、その音の発生源に無意識に手を伸ばした。


「…はい?」


はっきりと覚醒しておらず日常動作として反射的に動いたキョーコは、手探りでソレを手に取ると表示画面を確認することなく通話ボタンを押して自分の耳元に当てた。


「こぉぉぉぉら!キョーコちゃん!!アナタ何やってるのー!!??」

「…ひやぁぁあああっ!!」


状況の理解できないキョーコの鼓膜を、文明の利器を通過した怒号が貫いた。







『キョーコちゃん!あなた、ホテルにいるって約束したのにどうしてビーチで眠りこけてなんていたの!』

「へ…?あ…の…」


電子音変換されてもキンキンと耳に響く声にキョーコはケータイをやや耳から離してはいたが、テンの言う内容がうまく飲み込めずにいた。


『通りすがりの人がキョーコちゃんの持ってるルームキーを見てわざわざホテルまで運んでくれたのよ』

「え…!?私、そんな、恥ずかしい事…!?」


キョーコは思わず飛び起きたベッドの上で正座になっていたが、ケータイを耳に当てたままきょろりと視線を巡らせた。正面には寛永通宝や飾り結びを施した瓶など、部屋にミスマッチな和風な置物が目に飛び込んでくる。


(あれ…?私…)


『ホテルから連絡があってどんなにびっくりして心配したか!』

「す、すみません…!」


反射的に謝罪の言葉を口にしつつも、キョーコの思考は現状把握するためにぼんやりとした意識をフル回転させようとするが、いかんせん電話から浴びせかけられる矢継ぎ早なお説教と相まって全く頭が働かなかった。


『いいこと、ここは外国なの!芸能人としてもあり得ないし、第一アナタ女の子なのよ!?そんな無防備で…!』


セッちゃんになるのに日焼けなんてしたらどうするの!?と少々論点の違うところにまで電話越しに響くてんの説教を聞きつつも、キョーコは必死に途切れた記憶を手繰り寄せようとしていた。


(そうだ!私、海で…)


コーンと奇跡の再会を果たして…それで…。

コーンにいろんな話をして、それで…。


キョーコの脳裏にコーンに話した内容が断片的に蘇る。


(コーンを返そうとして、でも受け取ってもらえなくって。悲しい思いはもうしないかって…)


「………」

『聞いてるの!?キョーコちゃん!!』

「ひゃ、ひゃいっ!」


記憶の糸を手繰り寄せかけたところで、テンの怒号でキョーコの思考は現実に引き戻される。


『目が覚めた時に傍にいてあげたかったけどそうもいかなかったから…。とにかく!電話が繋がって良かったわ』

「ミ…ミューズ…す、すみません…」


怒りの剣幕がビシビシ伝わって来た説教の後に、心底安堵したようなテンの声。それに状況はまだよく飲み込めないまでもキョーコは心配をかけてしまった事は理解でき、しゅんとして謝罪の言葉を繰り返した。

電話口でテンのため息が聞こえ、さらに続く言葉をキョーコは覚悟したが電話の向こうでドアが開閉するような物音と、電話から遠い位置から投げかけられた音声が聞こえてきた。


「…っ!」


キョーコは自分の鼓動が一段、大きく跳ねて胸を内側からドンと叩かれたような気分になった。


(…いまの、声…)


『あ、蓮ちゃん』


遅くなってすいません、と聞き取れた言葉はテンに向けられたもので、その相手を振り返って声をかけたであろうテンの声が電話越しにキョーコの耳に入る。

その瞬間、キョーコの脳裏に浜辺でコーンと交わした会話が一気に蘇った。


『とにかく!また後で電話するからねっ』

「あ…」


キョーコの言葉を待たず、通話はそこで途切れる。ベッドの上に持ち主の手から滑り落ちたケータイがポスンと軽い音を立て、電話のスピーカーからは、ツーツーと小さな音が流れ出す。


『……俺に、そいつを重ねても…いいよ?』


優しい妖精の碧の瞳に、ほんの少しの痛みを帯びた赤茶が反射したのを自分は見ていた。

その言葉にすがって、自分は何を思ったのか。


会いたいと思っていた蓮の存在を電話越しに感じた。

心の奥があったかくなって、テンと休憩のために寄ったカフェで緩みそうになる口元を引き締めていたのはほんの数時間前の出来事だったはず。


キョーコは自分の喉がカラカラに乾いていくのを感じていた。

醜い自分を再確認するようで、その先を思い出すのが、怖かった。


(でも…)


頭を振ったキョーコの内に蘇ったのは、切なくとも優しい声。


『…これは夢だよ』


(いったいどこから……?)







「まったく、あの子ったら!」


通話をオフにしたテンは、自分のスマフォを睨みつけて怒り交じりの溜息を吐きだした。

迂闊ったらありゃしない。こっちはどんだけ心配して焦ったか…!おさまり切らない文句が通信を切ったディスプレイに投げ落とされている。


「ミスジュリーウッズ、まあ、無事にホテルにいるならいいじゃないですか」

「もうっ、何度言えば分るの?私のことはテンさんかテンちゃんって呼びなさいって言ってるでしょ!」


テンはクスリと苦笑とともにかけられた呼びかけに、振り返ってまた渋い顔をした。


「…でも本当に大丈夫だったの?せっかく工作したのに、結局蓮ちゃんはこの姿でキョーコちゃんに会っちゃうし」

「会ったと言っても、俺は砂浜で寝てる最上さんを発見しただけですから…。ずっと寝てたから大丈夫だと思いますけど、最上さん何か言ってましたか?」

「浜辺で寝こけてるなんて、恥ずかしいーって言ってたから蓮ちゃんの言うとおり、蓮ちゃんがホテルに連れて行った間は寝てたんだとは思うけど…」


そういうことにした蓮は、探りを入れたテンから電話口でのキョーコの反応を聞いてほんの少し胸をなでおろした。テンに案内されて椅子に座ると、テンは口も手も忙しく動かしながら準備を始める。


「もうっ、ホテルで大人しくしてるって約束したのに、なんでまた浜辺で眠りこけるなんて。あの子、芸能人としての自覚無いのかしら…」

「まあきっと、綺麗な海をみて人魚姫や妖精がいそう!とか思ってふらふら出かけたんでしょうね」


蓮は軽井沢での早朝の出来事を思い出しながら、未だにぷりぷりと怒っているテンに相槌を打つ。


「まぁねぇ…。キョーコちゃん私のことをミューズ様とか普通に呼んじゃうしね。びっくりしたわ、あれには」

「彼女、メルヘン思考強いですからね。ミスウッズのメイクも魔法だって目を輝かせて言ってましたから」

「蓮ちゃん、また!」


何度注意しても直らない呼び名に、テンは片眉を上げて蓮に向き直った。椅子に座ってケープを巻いた蓮の隣に、カラー剤を乗せたワゴンを引き寄せて、生え際に保護用のクリームをやや乱暴に塗っていく。

ちくちくと良心が咎めるキョーコの話題から離れることができるのであればこれくらい、と蓮はくどくどと来るはずの小言を覚悟する。


「蓮ちゃんも蓮ちゃんよ!いっくらこの外国人スタイルだからってケータイも持たずにフラフラして!朝いきなり空港でキョーコちゃんに出くわした私の気にもなってちょーだい!」

「…すみません。南国の空気に当てられたかな?」


予想通りの小言の開始に、蓮はほっとしつつ申し訳なさそうな表情で鏡越しにテンを見る。それにしてもケータイくらい持ってちょうだいとブツブツ言いながら、テンはカラー剤を混ぜてカインの髪色に色味を調整している。

しかし全てが思惑通りにはいかず、蓮の後ろめたさなど知る由の無いテンは蓮の金髪にカラー剤をつけながら口を開く。テンから出てくる話題が、キョーコと蓮のこと以外になるはずがない。


「そんなんじゃふらふら出かけたキョーコちゃんを叱ることできないわよ。まったく、なんで私があんな事…」

「あんなこと?」

「蓮ちゃんに連絡つかなかったから、ダーリンにどうすればいいのか相談したのよ。まあ、ダーリンの言ったとおりにキョーコちゃんをつついたら、ホントにダーリンの言うとおりの反応するんだもん」


やっぱりダーリンってすごいわよね!というテンから社長指示のキョーコへの対策を聞きながら、蓮は社長の思惑通りの反応をしたキョーコの様子にあの子の思考回路じゃそうだよな…とぼんやり考えていた。


(しかし、先輩の予定を変えさせたくないとか、あの子は本当に…)


テンから聞いたキョーコの反応では、やはり尊敬する先輩でしかない自分に少しの歯がゆさが滲む。


「そんな訳だから、蓮ちゃんは今日あのホテルの部屋に戻っちゃだめよ?」

「……」


何気ないテンとの会話に、蓮は先ほどまでキョーコとともにいたホテルの部屋を思い出してしまい、しばし無言になってしまう。


向けられた花の様な柔らかい微笑

そのあとの戸惑った痛々しい表情

自分を引き寄せた華奢な腕に

身代わりでも求められたと実感できた


自制がきかなかったとはいえ、あの部屋でキョーコと…。


「蓮ちゃん?」

「え…?あ、すいません。どっちにしろこの後はカインなので、あの部屋はもうチェックアウト済みですよ」


久遠用にとったホテルとは別にカイン用の部屋をおさえてある。本来の予定であれば、翌日からセツカが来るのでそちらはツインルームだ。どうやってキョーコが久遠用のホテルと同じホテルを予約できたのかはわからないが、社長か社に敦賀蓮のいるホテルを教えてくれとキョーコが聞けば嘘を教える訳にはいかないだろう。久遠とニアミスの可能性があっても、連絡さえ取れれば問題なくやり過ごせるはずなのだから。


「まあ、そうよね。荷物もあれだけなんでしょ?」


久遠スタイルで過ごすのは出入国のタイミングのみだ。それからテンと合流できるまでの僅かな間のため、荷物はトランクですらなく小さなバッグ一つで十分なのだ。蓮が待ち合わせ予定の美容室に手にしてきたバッグを思い出してテンはそうだったと頷いた。

カインヒールのトランクはセツカのトランクとともに別口に発送して、この美容室に届いている。


「はい」


あそこには戻らない。

さっきまでの時間が遠い事のように、夢か幻だったのではないかと錯覚しそうだった。


強い日差しを遮って人工的に作った薄暗さの中で。

南国の花のように濃密な…甘さと痛みと全てを共有したあの空間は一時の夢だったのだから。


忘れはしない、と蓮は思う。

でも知ってしまった事実に、嫉妬で心は歪みそうなほど悲鳴を上げているが素知らぬ風を装ってそれを心の底に沈めた。


「…蓮ちゃん本当に隠す気あるの?キョーコちゃんは他人にべらべら秘密を漏らすような子じゃないし、カインとして共同生活してれば色々大変でしょ?」


テンはテンで嬉しそうに蓮に会えることを楽しみにしているキョーコに、仕方がないとはいえ嘘をついて遠ざけた事に罪悪感を感じていた。蓮が日本人ではなく素の姿が金髪碧眼であることは知っていても、クーとの親子関係や過去の出来事を知らないテンは、素朴に蓮がキョーコに正体を明かしても何ら支障が無いように感じていた。蓮の素の姿がトップシークレットであることは分かってはいるが、あれだけ蓮を尊敬して、しかもあんな風に慕っているのであれば何の問題もないと首をひねってしまう。


「キョーコちゃんだって蓮ちゃんのこの姿にはびっくりするだろうけど、それで態度を翻すような子じゃないでしょう?」


(それはそうだろうけれども…)


素性を明かせない事情は山のようにある。

そして何よりも、蓮の気持ち一つであることの事実。


「…すいません。埋め合わせ、何がいいですか?」


困ったような表情で申し訳なさそうに話題を逸らした蓮に、テンはそれ以上追及してこなかった。


「そうね、じゃあ今日の夕飯はセツカも誘ってカインのオゴリで何か美味しいもの食べましょ!」


蓮は早まったキョーコとの再会の時間と、決心できない自分の弱さに苦笑するしかなかった。


~~~~~~


おおう、入りきらず…。

中途半端なとこで区切っちゃいましたが、ひとまず進んだとこだけアップ…な状況説明&口裏合わせ暴露の回。

ちょいちょい私の勝手な設定が入ってきてますがお気になさらず…(私の脳内ではヒール兄妹としても素の蓮キョとしてもWDからお預け続行な設定です…)


あ、6.5はとりあえず後回し。話を進めるのを優先しますが、現実的なツッコミはノーサンキューです!!←それを追及すると話に無理があるし、そもそも…げふん。

だってね…海から上がったびしょ濡れコーンは乾くと普通に髪サラサラで服も普通だし!絶対ベタベタしてあのままグアムデートはムリでしょ!なんて現実的なツッコミ入れないよね・・・w

深夜にこんばんは―!

そういや最近ダラダラとした私事ブログを書いてなかったと今更気が付きました。


というか、まあ私事ブログは大抵いいワケとか言い訳とかいいワケとか・・・・w



・・・・まあなんだ。相変らず更新が遅いのはもう何も言うまい。年内には205続き妄想を終えたい・・・←目標がどんどん緩くなる…。



そんなおさぼりブログな我が家ですが…!

とあることをきっかけに、二次リバイバル?スキビスキーが高じて、スキビ二次開始した生まれたてほやほやの作家様をご紹介いたします。

ご縁があって、スキビ二次を始めましたということを知ることになったのですが…

現在メロキュンラブコラボが終了して、スキビ二次を始めたばかりの作家さんがなかなかピックアップされない現実…勿体無い!と思い僭越ながら勝手にご紹介(←一応ご本人の許可は得ております!)



・・・なのですが、なんと・・・!

その方の初スキビ作品であり初連載が、なんとなんと205続き妄想なのですよ・・・・!


ご紹介とか言ってる私も現在ACT205妄想連載中・・・。これ以上のヘタレ防止のため、205続き妄想は引きずられたり自己嫌悪に陥るのを何とかするために自分の連載が目途着かなきゃ読まないと決めているのであります。


はっきり言って紹介する人がそこ方の作品を未読というヒドイ状態ですが、スキビ二次ファンは常に新しい作品に飢えているはず!と思い、失礼な状態での紹介になりますがご本人の了解を得て当ブログで告知とさせていただきました。

(正直自分の続き妄想がめどがついて、拝読してからの紹介だとどんだけ先になるか分からない・・・・!!)


しかし、うほ!さすが!!と思ったのは、スキビ二次読者女王様の某M様がすでに読者としていらっしゃる・・・!!!一体どういう情報網でしょう・・・!!!

女王様の視界の広さに脱帽です~~~!!


と、もったいぶってばかりで申し訳ありません。


ご紹介するのは

 

一葉 梨紗さん

有限実践組-skipbeat-


現在ACT205未来妄想を連載中です。

申訳ありませんが、私自身はまだ一葉さんの作品を上記理由で拝読できていない状態です。

どのような文章を書かれて、どのような話の展開を得意とされているか全くの未知!


ですが、新しくスキビ二次を始められた一葉さんの門出(←?)を祝って、ご紹介とさせていただきました。

失礼は重々承知です。

でも…!!新規作家様だし、何でも読みたいスキビ二次ファンは多いハズ!と思いご紹介とさせていただきました。


今回の紹介方法はイレギュラーですし、私の紹介方法に常識を欠くと思われる方も多いはずとお思います。

咎があるようでしたら、未読で紹介が良くないと分かっていながら告知に踏み切った私にあります。

苦情苦言があるようでしたら、一葉さんではなく当ブログ霜月宛にお説教を下さいませ。


・・・と、早く205妄想を終わらせる努力をしないと、ずっと一葉さんの作品を読めないままじゃー!!!

ガンバレ自分!!

↑でもこの週末は帰省につき更新は難しいという現実…orz


10/19発売の本誌ACT205の続き妄想です

ネタバレものなので、未読の方、コミックス派の方はバックプリーズ!!


本誌発売までに終わらせる自信皆無のレッツ見切り発車です!←懲りない・・・しかも多分長いヽ(;´Д`)ノ


今回の続き妄想に関しては別途お知らせがあります。読み進めの前にこちらを一読の上お願いいたします→ACT205妄想についてお知らせ
※お知らせを未読の状態でのご意見・質問(特にクレーム)に関しては厳しい反応を返すやもしれません。必ずご確認ください。


11/15一度アップした癖に、修正で引き下げとご迷惑をおかけしました!

それでは自己責任でご覧くださいませ↓











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ACT205妄想【5



「だから、この気持ちは…私の中だけで育てるの」


(表に出したらきっと今の関係は壊れてしまう…)


想い人がいる蓮が自分の告白を受け入れることはない。優しい先輩は、恋なんてしないと豪語していた後輩がよりによって自分に毒なる感情を持っていると知ったらどう思うだろうか?

蓮が一生誰かと幸せにならなければ、この気持ちを抱きながら後輩として一番近くにいたい。そう願う人でなしの自分にキョーコは小さく唇を噛んだ。


“どうしてそんなに悲しそうなの?”


(悲しそう?)


キョーコは砂浜から投げかけられた質問に首をかしげた。

今の自分の心は、恋を知った自分の醜さに後悔と自責ばかり。それでも育つ想いを止める術も知らず、浅ましく生きているのは演技のためという建前があるからだ。


「大丈夫。これは、絶対今後の私の役に立つモノなの」


キョーコは小さく首を横に振った。

悲しそうな表情に見えるのだろうか?


(悲しいんじゃないの…)


この痛みは受け入れなければいけない罰なのだ。痛みを抱え続けて、地獄に落ちても贖いきれるか分からないのに。


(だからコーンに頼っちゃいけないの…)


痛みに耐えかねれば、弱い自分はこの石に頼りたくなってしまう。でもコーンは蓮の魔法も内包していて、キョーコがそれにすがればまた蓮の存在を思い知らされる。


手放したくない、でも手放してしまいたい。


手の中のコーンを持ち主に返すことは結局自分のためなのだと気づいたキョーコは、じっと自分の真意を探る様な蓮の視線に耐えきれずに絡んだ視線を外し足元の砂浜に顔を向けた。そのことすら全て懺悔してしまいたくなるが、己の醜さを妖精界の王子にこれ以上晒して呆れられるのも怖かった。


(…もう、私って…)


“無くした物を取り戻したら、幸せになれるんじゃないの?”


恋心は醜悪な感情をたくさん伴うことをキョーコは実感していた。でも例え地獄に落ちてもという覚悟で、この心を『自分の為に』否定せず育ててみると決めたのはキョーコ自身だ。


「無くした物を取り戻したけど、私は地獄に行くの」


“どうして?恋を叶えたいと思わないの?”


重ねられた質問は至極当然のもののはずなのに、キョーコはまるでひた隠しにしたい自分の気持ちを抉りだされている気分だった。


叶わないと知っている。

そんな事を望んだら、もっともっと苦しい思いをするのも分かっている。

だから青い原石にかけられた蓮の魔法の効果は『誰にも見せない』のだ。

本来ならば、キョーコ自身にも…


「……叶わないもの」


キョーコはしばらく沈黙していたが、ぽそりと呟きが漏れていた。


“どうして?”


砂浜に書かれる続きを促す文字に、キョーコは逆らうことができなかった。

どこかで全てを懺悔したかった。この苦しい思いをすべて吐き出したら楽になれるんだろうか?幼い頃と同様に差し伸べられた優しい手にすがってしまう自分の弱さを嘆いたが、止まらなかった。


「その人、ね…。大切な人が、いるの」


声に出したら実感してしまった。


(敦賀さんには、大切な人がいる…)


胸にナイフを突き立てられたようだった。否、ホントはずっと前から刺さったままのソレを自らぐりっと掻き回すような感覚。

遠い将来、蓮が隣にいる誰かに優しく微笑むところなんて見たくない。


「本人から聞いたんだもの。あんな苦しそうな表情で、でも想うことを止められない…あんな顔、見たことなかった」


そもそもそれが遠い未来である保証すらないのだ。

B・Jを…カインを演じる蓮が引きずっていた不安定さがあの夜から何かしら変化し、この人はもう大丈夫とキョーコも肌で感じていた。それは、社長の言っていた自分自身との戦いを蓮が克服したことなのかもしれない。

自分自身を許せたのであれば、あの辛そうな蓮の表情は解消されるのだろうか?


大切な人を持つことを自分に許さないと言った蓮が好きな人がいることを認めたのだ。自分のように、必死にロックをかけても育つ想いを糧に蓮が嘉月を演り遂げたことをキョーコは知っている。

前進した蓮は、誰もが持つ幸せになる権利を自分にも認めることができるだろう。


その時には成長した役者として、最高の笑顔で祝福できるようになれるのだろうかとキョーコは奥歯を噛み締めた。

息が止まりそうなほど痛い未来予想図が頭の中を駆け巡る。無意識に慰めて欲しいと望んで、キョーコは優しく接してくれる妖精の顔をそろりと見上げていた。


「私がこの想いを持つことは…誰かと紡ぐはずのその人の幸せを一生願えない、そんな愚かな…罪深いもので…」


きっと自分はひどく醜い顔をしているのだろう、とキョーコは僅かに驚いた様子で自分に向けられる視線に少し後悔したが、そんなものは先に立たなかった。自分を見る表情が汚いものを見るモノに変化するのが怖くなって、キョーコは海に目を向けた。


「…だからね、私は地獄に堕ちるの」


キョーコは自分に言い聞かせる様に呟いた。口から出た言葉は戻せないが、汚い自分を隠してしまいたくて身を小さくして顔を隠す。懺悔と、後悔と、瞼の裏に浮かんだ自分ではない誰かに神々しく微笑む蓮の姿に涙が溢れてくる

落ち着かなくてはとゆっくり息を吐き出してみても、吐息すら震えて上手く呼吸できない。隣で泣かれても迷惑だからと身を小さく硬くしてみたが、呼吸と同じように震える体はコントロールが効かない。腕がぶつかった感触にしまった思う間もなく、肩を抱き寄せられてキョーコは驚いてビクリと身じろぎした。

今この腕を振りほどいたらひどい顔を見られてしまう。頼ってはいけない、甘えてはいけないと分かっているのにキョーコは優しく自分を包む腕を振り切ることができないでいた。


(心配をかけないように、まずは落ち着かなきゃ)


呪文のように自分自身に言い聞かせ、キョーコは何とか平静を取り戻そうとした。深呼吸を心がける中、どこかで妙に冷静に今の状態を見つめる自分がいた。

肩をすっぽり包む大きな腕。頭に当たる広い胸板にキョーコはコーンが大人になったことを実感した。


(……コーン。今だけ、甘えてもいい?)


妖精とはいえ、立派に成長した王子にドキドキするより安心感があるなんてやっぱりコーンは妖精だから?と少し緊張を解いたキョーコは抱き寄せられてる心地良さにそんなことをぼんやり考える。


(…敦賀セラピー…みたい…)


過去にこんな風に慰めてもらったことがあった。

あの時はまだこの恋心は自覚していなくてよかった。

泣いてる子供を慰める様な仕草で、あの時はただ安心感が先に立っていた。


(そういえば、敦賀さんが一瞬コーンに見えた時もあったっけ…)


コーンと出会った森に似た自然の中で、朝日に照らしだされた蓮の黒髪が透けて以前そう錯覚した。

キョーコがレイノに追い詰められてた時コーンを思って涙した時は蓮に慰められ、蓮を思って涙している今はコーンに慰められていることに奇妙な関連性を感じながら、徐々に凪いでいく気持ちを受け入れていた。


(結局、私…敦賀さんの事ばかりね)


キョーコは自嘲しつつも、今だけだからと自分で自分に言い訳を呟いた。


潮騒が二人を包む。耳に入るのは優しい波の音と時折遠くから響く鳥の泣き声だけだと思っていたのに、ふと気づけば互いの鼓動と体温がその根底で緩やかに響いている

しばらく自分を慰めてくれる腕に甘えた後、キョーコは目元をこすって顔を上げた。


(コーンが私に魔法をかけてくれたのね)


驚くほど穏やかになった気持ちに、キョーコはかつて青い石を太陽にかざして『魔法だよ』と教えてくれた懐かしい日を思い出し小さく笑った。

キョーコの中に蘇った言葉は記憶の中では少年の声だ。そしてふと、成長した彼の声はどんな音だろうと思い至った。


「…そういえば、どうしてコーンはしゃべらないの?」


落ち着いたキョーコはそんな疑問をすんなり口にした。転換した話題に自然と気持ちが切り替わる。自然に話し出せたことにキョーコは少し安堵していた。

キョーコが落ち着いたこと様子なのに安心したのか、いきなり飛んだ話題にクスリと苦笑が落ちてきた。


“魔法をかけられてしゃべれないんだ”


音声でなく、またしても筆談で返ってきた回答にキョーコは目を丸くする。


「えっ?コーン、悪い魔法をかけられてるの!?」


目の前の人物の身の上に発生している一大事にキョーコは慌てた。コーンが大変なのに、私ったらまた自分の事ばっかりで!とおろおろとし始める。


“キョーコちゃん、魔法を解くのを手伝ってくれる?”


「解く方法があるの?もちろん、私にできる事だったらなんだって…!」


自分の事ばかりで以前と同じようにお返しができなかったキョーコは、相手からのお願いに力強く頷いた。今回、そして昔にコーンからもらったものはたくさんありすぎて、急に湧いたお礼のチャンスは逃したくない。


“キョーコちゃん、俺のことキライ?”


脈絡なく落とされた質問が何につながるのかキョーコには分からないが、それを肯定するなんてありえなかった。


「えっ?なんで?そんなことあるわけないじゃない!コーンの事、大好きよ?」


『大好き』

他意はなかったものの、キョーコは自分の口から出た好意の意味を持つ言葉にドキリとする。


(さっき、コーンに抱きしめられて敦賀さんを思い出しちゃったからよ…)


そんな事を一瞬でも考えていたからだろうか?

目の前の美貌がふわりと綻んだのを目にした後にキョーコが感じたのは、唇に接する柔らかい感触だった。


(…え?)


瞳を隠した瞼がキョーコの眼前にあった。長い睫毛が印象的だった。

いつかどこかで見たような、例えようのない感覚を一瞬覚えたが、ふに、と唇に感じた緩い圧力にその感覚も霧散する。


(くち…?え…?)


少し遠ざかった彫刻のように美しい美貌に、ようやく触れていたのがどこだったかとキョーコの意識が向き始めたのだが…


「…ありがとう、キョーコちゃん」


瞼がゆっくり持ち上がり碧の瞳に赤茶が反射して起きた煌めきに目を奪われる。

久々に取り戻した声のせいか、少し掠れたテノールがキョーコの鼓膜を震わせる。


何が、どこが、とか考え始めようとしていたキョーコの思考は聞きたいと思っていた音声の方に反応した。


「…っ、コーン!声が…!」


キョーコは思わず抱きつき、よかったぁ~と安堵の言葉を漏らす。背中にに回された大きな掌がポンポンと背に触れる感触がくすぐったい。抱きついたせいでクスリと笑う音がキョーコの耳元、至近距離で落とされる。耳朶の表面を擽った吐息にドキリと心臓が高鳴った。


「キョーコちゃん」

「なに、コーン?」


勢いのままに抱きついていたキョーコは、呼ばれた自分の名前に手を解いておずおずと相手に視線を合わせた。思わず取ってしまったスキンシップに照れもあったが、キョーコの腕が緩むのを待ってくれた時間と、ヒール兄妹の仕事での慣れでカッと頬に熱が上がるのは表に出ずに済んだ。


「魔法解いてくれてありがとう」

「え?」


キョーコの視界には眩しい笑顔があった。

そして触れあったのが唇同士だったと、キョーコが認識する前に爆弾が落とされた。


「好きな人のキスだから…キョーコちゃんだから魔法が解けたんだ」


にっこりと向けられた微笑みにキョーコの思考は分断される。


「…コー…ン…」


先ほど一瞬過ぎった感覚が何だったのか、キョーコはまざまざと考えさせられた。


すっと細められた双眸に映った自分の表情はとても醜悪だ。

吸い込まれるような深い碧に反射した赤茶は、少しの苦さを含んでいるように見えた。


「……俺に、そいつを重ねても…いいよ?」

「……」


心の内を見透かす言葉に、跳ね上がった鼓動が頭に響いて痛む。

抱きしめられた時、その腕の心地よさに心の中で想う人を重ねた事。閉ざされた瞳に、整った美貌の下に自分の知る黒曜石の瞳があればいいと心のどこかで願った事。


全ては妖精の魔法と都合よく思い込んで、自分を励ましてくれる優しさを満たされない恋心の身代わりにした自分の卑怯さも…


「キョーコちゃん」


(敦賀さんは、私をキョーコちゃんとは呼ばない…)


名前を呼ばれて、キョーコは思い知る。

目の前の人が、自分の想い人ではないことを。

そして一度だけ…熱に浮かされた蓮が自分ではない誰かを『キョーコちゃん』と呼んだ記憶が頭の片隅で浮かび上がる。


その事実に心臓が痛い。


『……重ねても…いいよ?』


彼は『好きな人のキス』と言った。その言葉の意味をキョーコは深く考えたくなかった。


キョーコの頬を撫でた大きな手が温かくて、治まったはず涙がまた湧き出しそうだった。

再度唇に落ちてきた柔らかな感触から逃れなければいけないのに。


(コーンの優しさかもしれないけれど、それを利用する私はもっと…)


甘い誘惑の魔法に、キョーコは打ち勝てない自分の弱さを呪った。