沖の島へ
10月23日
キビナゴの釣り
夏日
ほぼ無風
狙いは大型タマン
豊丸
モンツキイサキ40cm
アカハタ30cm
初場所ノコバエ2番
砂地に沈み根
潮は下り
海中に少しの猫
雰囲気は悪くはない
むしろ最高
だがアタリは少ない
磯替えを悩む
道具を一度は仕舞った
船待ち時
海を睨み続けた
遠くに潮が見えた
変わると確信
残る事を決めた
やはり
下りの潮が上りへと変わる
マモタエが出現
30m沖のそれにウキを置く
綺麗に馴染む
途端にウキが消し込む
巻きアワセからの鬼アワセ
タマンを確信
針外れ
マモタエも消えた
点在する沈み根
上りの潮が覆い被さる
その潮の下
多数の根の中から
マモタエを探す
見付かり次第に一つずつ
丁寧に探る
この場所と条件
必ずタマンは居ると確信
粘り抜く
潮を見付ければ即
なのに無反応
自分の眼
その自信が揺らぎ始める
納竿時刻
それまでは残り僅か
釣神よ
どうか最後に
そう願いながらウキを置く
この根
必ず居る
これしかない
そう信じ最後の一投
ウキが消し込んだ
全身で戦う
ハリスはザラザラ
獲れた
記憶に残る一枚
戦いの詳細
それは心の中だけに。
最高な自負に感謝をします。
13回目 タマン7