感謝 | 激流五鱗書+

激流五鱗書+

我釣りにおいて後悔をせず

春グレ求めて日振島

 
渋さが醍醐味
 
今が本番
 
久々に親子での釣り
 
現地で合流
 
宿毛在住
 
毎週磯釣り
 
手強い息子と型勝負
 
負ければ渡船代
 
とは言え
 
勝っても負けても
 
払いは私
 
それが父親の微々たる幸せ。
 
賭けるはプライド
 
負けられない大勝負
 
天気は最高
 
南風が強まる予報
 
三浦渡船
本日もお世話になります。
 
信頼の船長
息子の背中
 
荷渡しでウォーミングアップ
 
最後から二番目
 
そこで呼ばれた。
 
本日の舞台は
日振島19番シモリ
 
お初の磯
 
憧れの名礁
 
有り難き幸せ。
 
潮通しは最高
激流に糠床撒き餌
いざ開始
 
満ち上がりの潮
 
磯を掠め
 
強く太く北西へと抜ける。
 
朝一
 
本流釣り
 
30m沖
 
鋭くウキが消し込んだ。
 
本流の魚は良く引く
 
丁寧に寄せる。
 
西側には根の張り出し
 
魚が回る
 
ラインが擦れる。
 
重い魚
 
優しく浮かせる。
 
北側の海中
 
青白い姿が浮き上がる。
グレ50cm
 
先手を取る。
 
親父の経験値
 
連発させる。
グレ49cm
 
父親の意地
 
駄目押し

息子には見えない潮
良型を拾い釣り
差を広げていく。
 
先手必勝
 
容赦なく。
 
焦る息子
 
親父が息子相手に熱くなる。
 
頭を冷やす。
 
もういいか。
 
少し助言をする。
 
素直に聞き入れた。
 
次の一流し
 
すぐに掛ける。
毎週の磯釣り
 
手馴れた竿捌き
 
やり取りだけは名人級
良型グレ
 
呑み込みが早い。
 
連発させた。
 
息子の釣りの軌道修正
 
これで良い。
 
たぶん。
 
後は自分で考えろ。
 
午前9時
 
釣り開始一時間
 
そろそろ遊びに入る。
 
本流50m沖に潜る潮壁
 
そこで止め釣り
 
アタリは竿先
 
コツンを掛ける
 
重量感が半端ない。
 
竿を曲げきり寄せる快感
 
むちゃくちゃ楽しい。
 
毎投当たる。
 
バラシも多数
 
釣るのは少々
 
3の1
 
これぞ春グレ
 
渋さが醍醐味
 
親子二人で時を楽しむ。
 
午前10時過ぎ
 
釣り開始二時間強
 
見回り後
 
俄に南西からの風が強まる。
 
対岸には九州
その方向からのウネリ
 
次第に磯を掛け上がる。
 
様子を見ながら釣り続行
 
それでも釣れる。

グレ無数
 
釣り開始二時間半
 
遂に足元を洗い始めた。
磯をウネリが包み込む。
波の上に立つ親子
 
滑るバッカン
 
浮くクーラー
 
SOS
 
船長に電話をした。
 
到着には10分は掛かる。
 
道具を仕舞う
 
来るなよ大ウネリ
 
親子で祈る
 
その時
 
一艘の船が近付いて来た。
 
見覚えのある船
 
先週お世話になった
はまざき渡船
 
三浦の船長判断
 
間に合わないと無線で連絡
 
一番近かったのが
 
はまざき渡船
 
すぐさま助けに来てくれた。
「海人君、すぐに乗って」
 
親子で飛び付く
 
這い上がる。
 
助かりました。
 
すぐにお礼を伝える。
 
船長から
 
「穏やかな場所に行こう」
 
操船するマー君船長
 
舳先に立つトモ船長
 
その時お二人が神に見えた。
 
海神様
 
何度もお礼
 
有り難う御座います。

今回の磯
 
日振島19番シモリ
 
二時間半の釣り
 
心残り
 
次の機会に。
 
気持ちを切り替え
 
能登3番
いざ再開
 
穏やかな海

無風

ポカポカ陽気
 
親子二人
 
心穏やかに過ごす。
 
息子は昼寝
 
私は一人
尺と戯れる。

優しくリリース
 
能登3番は楽園だった。

少し早めの撤収
 
迎えが来た。
本日はお世話になりました。
それが一番
 
無理は禁物
 
余った体力
 
舳先に立ち
 
荷取りで使う。
 
人に恩返し。
 
大ウネリの中
 
無事に皆様を回収完了
日振島北面
 
風無し波無し
 
南面とは別世界
 
こんな日には北面も良し。
 
本日の持ち帰り
 
私の釣果
グレ50cm~8枚
 
息子の釣果
グレ45cm~6枚
 
親子二人の持ち帰り
グレ50cm~40cmを14枚
実質二時間半の釣り
上出来過ぎる少しだけ。
 
大満足

船長に感謝
 
親子で記念写真
良い一枚になった。
 
勝負の結果
 
まだまだ負けられぬ。
 
グレでもタマンでも
 
もう少しだけは。
 
息子へ
 
最高な一日をありがとう。
 
人と人
 
人から人へ
 
その温かみ
 
心より感謝を致します。

私の人生

常に人に救われる。

感謝

魚達へも。