自習 | 激流五鱗書+

激流五鱗書+

我釣りにおいて後悔をせず

春グレ求めて日振島

 
我慢しきれず
 
中一日
 
渋さが醍醐味
 
天気は曇天
 
ソルト兄貴にリネン兄貴
 
ご一緒頂く
 
こちらのお二人
 
釣果は当然
 
所作と釣技は芸術品
 
頼れる先輩
 
そんな兄貴に全てを委ねる。
 
磯釣り勉強会
 
お初の教室
はまざき渡船
本日はお世話になります。
 
午前6時10分
 
石応漁港から出船した。
 
船内には
ザキ師匠の姿

間違えようがない。
 
南海には低気圧
 
ウネリが上がる予報
 
本日の釣り場
 
船長判断
 
日振島北面のみとする。
 
安全第一
 
横島から磯着け
 
我々の組が呼ばれた。
 
北の7.5番
 
そこに降りるは
ソルト兄貴とザキ師匠
仲良く火花散る勉強会
 
船は走る
 
磯着けしながら
 
縦横無尽に
 
横島から日振島へ
 
磯着け開始から45分
 
船内に残るは三人
 
一人づつ降りてと船長から
 
我々の組が呼ばれ
 
お先にどうぞと
 
優しきリネン兄貴
 
お言葉に甘える。
 
お先に失礼致します。
 
少し残念
 
自習となった。
 
本日の舞台は
才蔵の奥
 
聞き覚えはある磯
 
足場は狭く斜め
 
雰囲気は小豆島の真鯛場
 
感じは悪くない
 
釣る自信はない。
お初の磯に糠床撒き餌
いざ開始
 
釣り開始は満潮前
 
潮止まり
 
大型船が通る
 
頭から波を被る
 
清々しい朝の目覚め
 
やる気スイッチON
 
ゆっくりと潮が動き始める。
 
左から右へ
 
もちろんその潮へ
 
三流し目
 
50m潮下でウキが消し込む。
グレ47cm
 
なかなかの良型に一人喜ぶ
 
自習も悪くない。
 
潮が速まる。
 
ヨレ、壁、際、筋、引かれ、
 
浅、深、浮かせ、沈め、
 
自習の幅を広げる。
 
全てでその手応えを感じる。
 
違う魚達で
金メバル
小鯛
 
他にも、ベラ、スズメダイ
 
それらが連発
 
広げ過ぎて解らなくなる。
 
かなりの難題
 
日振島北面は難問題
 
沖に解りやすい潮
 
少しだけヒントを貰った。
グレ35cm
 
解った気がした。
 
その気を信じる。
 
気がしただけだった。
ウスバハギ
 
その気はご馳走
 
少し嬉しい。
 
いやいや
 
真面目に自習
 
その気を信じ通す。
 
最後の最後
 
漸く難問が解けた。
 
綺麗にウキが消し込んだ。
グレ48cm
 
納得の一枚
 
自習はお仕舞い。
 
隣の崖上
気さくなおじ様
 
多目的な釣り
 
忙しそう。
 
迎えは
三浦渡船
 
船長に一礼した。
 
次回の予約を致します。
 
迎えが来た。
本日はお世話になりました。
 
荷受けで北の予習
 
北の7.5番
 
冷戦を終えたお二人
勝敗は如何に。
 
ですかの結果
 
ソルト兄貴の教えが良い。
 
無事に帰港した。
皆様お疲れ様でした。
 
ですかのザキ師匠
 
41cmのグレ
 
余裕綽々
 
にやける表情
 
桟橋で仁王立ち
 
私のクーラーを勝手に覗く
 
一瞬にして笑顔が濁る。
 
いつもそう。
 
運が悪かっただけ。
 
持ち帰りは
グレ48cm~3枚
ウスバハギ50cm
金メバルに小鯛
自習は程々少しだけ。
 
パルム杯無き今
 
拍子抜け
 
気分次第で
 
「じゃこカツ杯」
 
単発で開催
 
型勝負
 
当日の最長寸で競う。
ご馳走様でした。
 
春グレ本番
 
渋さが醍醐味
 
これこそがグレ釣り
 
次回がすでに待ち遠しい。