超絶 | 激流五鱗書+

激流五鱗書+

我釣りにおいて後悔をせず

幻の高級魚
「シブダイ」を捌く

強面に似合わず
腹の中には
オレンジ色した脂の塊
噂に聞いていた以上に
鮮やかな蛍光色に少し驚く。
 
そんなシブダイの身を
二日間 寝かせ
本日 刺身で頂いた。
美しい白身に
ほんの少しの赤
そこに
脂がミルフィーユ
それによって
淡いピンク色となる。
 
その身の華やかさに、
いつもは花形の
タマンの身が
今日ばかりは質素に見えた。
 
本日の主役
シブダイの刺身
 
例えるなら
 
「超絶の旨さ」
 
そうとしか言えない。
 
煮付けと焼きも楽しみだ。