ペニーレイン | へなちょこ ユテコ の Don't Worry, Be Happy

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僕らは地上では「旅人」
                                          ここでは 感じるまま、気ままに、思ったままを「音楽」と共に・・・。

爽やかな清清しいビートルズの曲ですよね。

http://jp.youtube.com/watch?v=YHBKAyn17vw

昨年末になるかな?、夜中のテレビで番組名は忘れたけど、このペニーレインの事を取り扱った番組をしていた。その番組をみてから、何故かずっと頭の中を離れなかったので僕が感じたことを書こうかな・・。


この「ペニーレイン」 ジョンレノンの育った場所。曲はポールが作曲。


この地名の由来は、ジョンペニーさんという裕福な奴隷船のオーナーさんの名前。


ん・・・。 「奴隷?」 殆ど言葉のイメージが僕の中に無かった。 正直 この間までは・・。



通常の自分の目線からは見えない世界に目を向けることは、とてもショックな発見が多い。ここに出ていた黒人の老紳士が紹介していた奴隷博物館では、奴隷の歴史とその内容が紹介されていた。


港町のこのリバプール(ペニーレイン)が栄えたのは、この奴隷売買であった事もこの付けられた地名でも容易に分かる。主なルートとして、ヨーロッパの鉄砲・ガラス製品等を船に積み、アフリカで奴隷と交換、アメリカで砂糖・コーヒー・綿花等と交換していたようで、ヨーロッパ・アフリカ・アメリカは奴隷海岸と呼ばれていたようだ。


捕まった人たちは船にモノとして乗せられ、奴隷市場に売られていく。そんな奴隷船では身動きも取れない80cm×18cmほどの間隔で詰め込まれ、ろくな食事も水も与えられず3~9ヶ月の航海になる。その中でチフスや熱病・自殺等で150人中100名も死んでしまうという事もあったそうだ。


その中で生き残ったとしても、売られた先では口にはくつわをかけられ食事も取れないようにされ、人格を破壊されていった。とその老紳士は語っていた。実は今でも、差別は行われているようだった。


酷い!酷すぎません?

人格を無視してモノとしか見ず、与えられた命の感覚すらない状況。


さあ・・・。

実は、僕等も奴隷ではないにしても、そのような命の犠牲によって生かされている事を知らなければならない。食料自給率の低いこの日本の飽食の下では、この世界は見えないだけで、多くの犠牲によって成り立っているように思えてくる。


1分間に17人・その内子供が12人。


この数字はなんでしょう。 ・・実は飢えが原因で亡くなっている人の数字。


日本にも送られる食料のために労しては人達は、低賃金・苛酷な労働環境な為、飢餓で亡くなっていっているというのだ。僕等日本人は「もったいない」という文化を失い、そんな食料をいとも簡単に捨てる感覚を身に付けてしまっている。


こんな僕等も酷いんじゃあないかと思うんです。


今もこの時、飢餓が原因で亡くなっている人達が居る。


さあ。これを知って何を考えていきましょうか・・・。
是非、こっちも見てみてみてくださいね。 国際飢餓対策機構:http://www.jifh.org/world/world.html


今日はそんなこんなでこんな曲。 名曲ですよね~。


Toto - Africa
http://jp.youtube.com/watch?v=ESI5kQDjSHw


歌詞も噛み締めながらどうぞ。

因みにこのバンドのドラマー、ジェフ・ポーカロがこのあいだ紹介した佐藤竹善のいたSing Like Talking の事を「日本にこんな凄いバンドが現れるとは思わなかった、是一緒にライブをやりたい」とも言ってたらしい。


太古からのドラムが静かにこだまする夜。
君に届くのは、静かな機内放送だけ。
零時半の深夜便、機上の人。
翼に導きの星を宿し、煌煌と照らす月を従え。
迎えの途中、老人の呼ばわり。
古(いにしえ)の教えか、忘れられたメロディ?
「急げ若造、待たせるな。」と

君と離れてこんなに遠く。
誰も成し遂げたことのない偉業のために。
アフリカの大地に降る雨に感謝しよう。
やりとげるにはまだ時間がかかる。

孤独な獣が仲間を呼ぶ声。
正しいと信じることを胸に。
セレンゲティ平原にそびえたつ、キリマンジャロの頂きに誓おう。
飢餓に怯える人を救う、それが務めだ。

君と離れてこんなに遠く。
誰も成し遂げたことのない偉業のために。
アフリカの大地に降る雨に感謝しよう。
やりとげるにはまだ時間がかかる。

今、やっと、君を迎えにいける。
・・・・



抜粋サイト:http://www.vivienne-rose.com/senoku/hitorigoto.html

素敵なサイトです。