朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~ -194ページ目

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

柴田トヨさんの詩は、情景がまぶたの裏に浮かんでくるようなリアルな表現で描かれています。


まるでそこにいっしょにいるかのような感覚にも陥ります。



言葉の感覚が鋭いし、言葉に新鮮な心の響きもあります。





ぼくはこれを読んだ時、ココロがうるうるときました。



34P「思い出 Ⅰ


子どもが 授かったことを 告げた時


あなたは「ほんとうか 嬉しい 俺はこれから 真面目になって 働くからな」


そう 答えてくれた


肩を並べて 桜並木の下を 帰ったあの日


私の 一番 幸福だった日」



彼女の立場になって考えると痛いほどその気持ちが分かります。




106P「どんなにひとりぼっちでさびしくても考えるようにしています。


『人生、いつだってこれから。だれにも朝はなからずやってくる』って。」


そのとおり!


頑張ります!



 <目次>


目を閉じて

生きる力

倅に

風や日射しが

溶けてゆく


返事

先生に

自分に ほか



★1911年6月26日、栃木市に生まれる。裕福な米穀商の一人娘だったが、10代の頃に家が傾き、料理屋などへ奉公に出る。


33歳のとき、調理師の柴田曳吉と結婚。翌年、健一を授かる。


曳吉とは1992年、死別。以来、宇都宮市内で一人暮らしを続けた。


90歳を過ぎてから詩作を始め、産経新聞などに投稿を続ける。


2010年3月に初詩集『くじけないで』を上梓し、168万部を超えるベストセラーに(2013年9月現在)。


2013年1月20日、老衰のため101歳で死去





ぼくはこの本を読んでいるとき、これを強く思い出していた。

まさにこの通りだと思った。


「読書は、一人のようで一人ではない。本を書いている人との二人の時間である。


著者は、深く静かに語りかけてくる。

優れた人の選び抜かれた言葉を、自分ひとりで味わう時間。


この時間に育つものは、計り知れない。

読書好きの人はこの一人で読書する時間の豊かさを知っている。」※読書力 齋藤孝 大活字文化普及協会より






本能寺の変で光秀が信長に直接手を下したシーンは出てこない。



しかし、“笹の葉流”剣豪「玉縄新九郎時実」と釈尊のみを信じる聖「愚息」の主人公の二人に、信長を襲った理由を推測して語らせるあたりはさすがだなと思った。




この新九郎と愚息が、菜の花が咲く田畑の中で細川藤孝に偶然出会った。



本能寺の変のあと、光秀には味方をせずに裏切った過去があり、その彼を切りつけようとする場面が訪れる。





藤孝の会釈―すれ違いざま目が合った束の間にうなずきという形で、彼らの殺気を封じ込めた。


この藤孝の一瞬の機微が感動もので印象に強く残った。






なるほどと唸るようなくらい、生きていくための処世術となるべき名言が出てくる。



35P「どんなに天稟のある者でも、血の滲むような修練を重ねて、初めて修得できる。


しかも、それで終わりではない。上には上がある。

ある段階を経ると、今度はさらに次の境地が見えてくる。


そこでまた、一からやり直しだ。

思うに、永遠に終わりというものがない」





日々精進していくこと、向上心を持って修練に励むこと等。

これで終わりと思った時が終わり。


ほかの事例にも通じる道理、普遍的な真理かと思った。





 <目次>

第1章 春宵

第2章 決闘

第3章 淨闇

第4章 択一

第5章 上洛

第6章 菜の花



★1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。04年『ワイルド・ソウル』で大籔春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の3冠受賞に輝く。05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞受賞



歴史家の磯田道史さんや加来耕三さんなど、歴史を紐解いてくれる解説を聞いていると、ワクワクする気分になります。



そのときの歴史を、まるで当事者として目の当たりにするように感じることができるから!





歴史は多面的に見るのが面白い!


歴史はつながった一つの流れの繰り返し!


歴史研究家の井沢元彦さんは、首尾一貫した考えを持って書かれています。





例えば、長州藩と薩摩藩は関が原の合戦では負けた側であって、土佐藩は勝った側であるという点など、史実もあわせて判断をくだしています。



こうした考えが正しいのではないかと判断することができるような話の展開が繰り広げられているから楽しい!





また、江戸時代後期に起きたという「点」のみで明治維新を捉えていないことや、



日本や世界全体、その時代の背景や情勢なども見据えて、ある過去の中でなぜそのときにそれが起きたのか!



歴史の事実は、そのとき起きるべくして起きたのだということを大切にしています。



当時の常識なども踏まえ、過去からの一連の流れがあったからこそだという。


―これらをあるときの「点」ではなく、一つの「線」としてつながっている歴史をわかりやすく教えてくれているから面白い!






学生時代からこのように歴史を学んでいたら、ぼくはまた違った人生を歩んでいたかもしれないな。




井沢さんは、魚の目で低所を、そして、鳥の目を持って高所から歴史を眺めつづけています。




だから、井沢さんの歴史書を読みたくなるのです。




井沢元彦さんにいつかお会いできることを夢見て、彼の著書を読んでいきたい!






金本知憲さん。ぼくらに夢と希望と感動を与えてくれてありがとう!



右肩の状態が非常に悪くて、痛み止めも効かずにその痛みをこらえ満身創痍のまま、彼は、

応援してくれるファンの期待に応えるためにプレーをし続けてきたのです!



1492試合連続試合フルイニング出場世界記録、1766試合連続試合出場、880試合連続4番先発出場日本記録、2539本の安打、476本のホームラン、オールスターゲームMVP2回、ベストナイン7回、打点王等々の

記録やその結果がほんとすばらしいです。



しかしながら、その中でも一番の誇れる記録は、1002打席連続無併殺記録であると彼は言います。


それは常にチームのため全力で闘い走ってきた証だからと。



かれはたとえ骨が折れていたとしても、弱みや愚痴を周りにこぼさなかった。



全力疾走するひた向きなプレーから、たとえアウトになったとしても彼からたくさんの感動をいただきました。



この本を読んでやっとわかりました。



金本アニキ、ほんとうにありがとう!




 <目次>

序章 引退

第1章 絶望

第2章 希望

第3章 伝説

第4章 勝負

終章 人生



★1968年広島県生まれ。91年ドラフト4位で広島東洋カープに入団。2003年FAで阪神タイガースに移籍。


前人未到の1492試合連続フルイニング出場の世界記録保持者。

2012年引退














朝のテレビ番組などで解説者・アドバイザーとして見かけるのが、この「夏野剛」さん。


この本はなかなか意味深く面白く読めました。


色々な経験をされてきた方だから、言葉や文字や発言などがけっこう重たくて心にしっくりときてます。



・働く目的は、社会の発展に貢献することには、大いに納得します!



・成功には「運」が8割を占めているなんて。運も実力のうちですね。



・「私は、失敗を「より大きな成功に向けてのステップ」だと考えることにしています。」と言えるなんて憎らしいくらいすごい!実際に、成功しているからこそ言える言葉だ!



・ぼくも死ぬ間際には、「満足のいく人生だった」と本当に言いたいな。



・「人間は年齢を重ねるほど、実績のある人に仕事が集中していくようになります。」 何もしていないとだんたんと差がついていくということ!




・「誰もやっていないことに率先して手をつけることが、新しい価値の創造につながり、より多くの顧客獲得につながります。」とは、あらゆるビジネスにおいて役に立つ名言ですね。





・「高度成長期と不況期で違う企業の形態」

時代の流れに沿って変化できる順応性が必要ですね。




★1965年神奈川県生まれ。ペンシルバニア大学経営大学院で経営学修士号(MBA)取得。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授等を兼務。


NTTドコモ執行役員。株式会社ディーツーコミュニケーションズ代表取締役等を兼務


著書に「ケータイの未来」「ア・ラ・iモード」「夏野流脱ガラパゴスの思考法」など





他の人には、見えることができない世界があって、それを具体的にわかりやすく説明してくれているからこそ彼はさすがだなと思った。



仕事や人生などにおいて何か刺激のあるアドバイスやヒントが欲しいと考えている人には最適で大いに参考となる。





時代をつかみ、企業や組織の躍進を支えるトップクリエイターの佐藤可士和さん。



彼は、アートディレクター・クリエイティブディレクター。





日頃、街やテレビなどでなにげなく目に入ってくるデザインには彼が関わっている。


ユニクロの(グローバル戦略の一環となっている)あの赤色のロゴやNTTドコモのキッズケータイデザイン、キリンビールの親子の絆がわかるCM等々。



今をときめく時代のキーマンであり時代の風雲児!




創造的思考法(クリエイティブシンキング)を、実践的なテクニックを交えて、具体的に解き明かしてくれます。




この本は、ダイナミックな変化を望む人たちにも読む価値があると考えて賛辞を贈りたい。




★1965年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。博報堂を経て「SAMURAI」を設立。東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞など受賞多数。


キャラクターデザインと番組アートディレクション、幼稚園や病院のプロデュースまで、対象となる企業、組織の本質をつかみ、その存在を際立たせるコミュニケーション戦略とデザイン力で常に注目を集めている。


著書に「佐藤可士和の超整理術」「しょうちゃんとちきゅうくん」など。










ぼくは池井戸潤さんが仕掛けたヒミツの罠にハマってしまったよう!



彼の著作のひとつ「七つの会議 日本経済新聞出版社(2012/11)」の第一話「居眠り八角」を読み終えたところです!



銀行からの出向という点では、あの半沢直樹シリーズを彷彿とする内容かと思った。



でも、“倉田”さんは池井戸潤史上、最弱の主人公(440P)だと書かれてます。



夜遅くまで寝ることが惜しまれるくらい一気に最後までいきました。



物語は、ストーカーとの対決と出向先との軋轢という風に二通りがあります。



それらが絡み合って展開されているからけっこう面白いです。


370P前後に、倉田さんのとても雄々しい場面があります。

相手の真瀬が憎悪の眼差しと錐のように鋭い視線を向けてきても、怒りを浮かべた形相のままであっても、ドスの利いた声で恫喝してきても、凝視して驚愕の表情であっても、



倉田さんは、銀行員としてのプライドを持ってきちっと対応をされています。


言いたいことや言うべきことをはっきりと相手に伝えています。


理路整然とした裏付けされた説明と堂々とした態度を取っています。


相手から一歩も退かなかったし、引き下がるつもりはなかったというべき状況下、いままでの倉田さんとは別人のように立派です!素晴らしい!!



彼のような生き方があることに気づける人が羨ましい。


こんな修羅場は、人生でも何回も経験することはないから。

人生には、少なくとも1回くらいは、男気を前面に出せる場面があってもいいんじゃないかな!



 <目次>

第1章 現代ゲーム私論

第2章 名無しさん

第3章 善良なる小市民、悪意の一般人

第4章 真夏の攻防

第5章 名無しさんの正体

第6章 名も無きひとりの人間として



★1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年に『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞。2010年『鉄の骨』で第41回吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞



きょうの映画を観るまえに興味を持って事前に読んでいたのです。





映画と小説では、内容が少し違っている場合があります。





例えば、時間的制約もあるから、小説の内容をすべて映画で表現しきるのは難しいし、自分の頭の中で情景を創造しながら、文字と文字との行間を読みながら読み進めてきたからこそ、そのとおりの映像となっているとは限らないのです。





しかしながら、こういう読み方もあるのではないかな?

文字と映像の両方を楽しむのもありなのかなと思いますよ。





「この病院では、奇蹟が起きる。」と帯にあります。





医師で夫の栗原一止(いちと)の櫻井翔さんと、


妻であり山岳写真家の栗原榛名(はるな)の宮﨑あおいさん主演の映画本です。





きょうの金曜ロードショーで小説を反芻しながら、映画をさらにもっと楽しんで観ていこうと思っています。





151P「学問を行うのに必要なものは、気概であって学歴ではない。


熱意であって体裁ではない。


大学などに行かずとも、あなたの八畳間は紛れもなく哲学の間であった。


あの部屋には思索と英知が溢れ、ひらめきと発見があった。


こんなことは今さら言葉にするまでもないことだ。


八年を過ごしたその探求の道に何を恥じ入ることがある」







ぼくは、ここら辺を読んでいて、栗原一止の熱い気持ちがじんじんと胸に伝わってきました。


ぼくもこういう風に仲間たちといっしょに熱く気持ちを訴えあいたいな(^^)v



 <目次>

第1話 満天の星

第2話 門出の桜

第3話 月下の雪

解説 春の物語 上橋菜穂子



読書のメリットには、例えばこれらが思いつきますね。




1 先人の体験や考えが学べる。


2 疑似体験ができる。


 

3 費用対効果が高い。(数千円程度で)


 

4 読解力や表現力がつく。


 

5 語彙や知識が増える。



6 感動力や人間性が育つ。



7 本を通じてご縁が広がる。



 



 

 

しかしながら、本を読んだだけにしていてはいけないなと思うのです。



読んだことを自分のため、周りの人のためにどう活かすかが問題かな!



 

「読んだだけで行動を供わない知は空虚である」

(時間に支配されない人生 ジョン・キム 幻冬舎より)



 



 

 

多読だけではいけないと思いつつ、うまくインプットするためにも、うまくアウトプットしなくてはいけないと思うこのごろ!



 

 


 

 

読書からの知識をどう活かし実践するかがいまの課題かな!

「脳はもともと怠け者だから、「書く」ことでスイッチを入れるといい!」

目標や夢を書くことが実現するための方策・近道であることには、ちゃんとした茂木さんの主張があるものでした。


自分が学生時代に机の前に目標を書いて貼っていたことがあります。



それがこうだったのかと、これを読んですこしうれしくて不思議な気持ちがしています。



『「私は失敗することは絶対にない。」なぜなら、私は成功するまで挑戦し続けるから、成功する途中で失敗するのは、失敗のうちに入らない。諦めなければ、それは失敗ではないのです』



これは、自分が社労士受験時に経験していることなのでまったくそのとおりだと思いますよ。



僕なりにその意味を解釈するとすれば、


『資格取得や受験にあたっては、二度、三度の不合格でも全く諦めずに、合格するまで何度でも何度でもしつこく受け続けることが、合格するためのヒケツである』と。