井上平太 | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

「知らないものは、まず疑う」。

本書は、この言葉を軸に、野草・野菜・果物・園芸植物など、身近にある“危険”から愛犬や愛猫を守るための有毒植物図鑑である。

ペットは自分で危険を選び取ることができない。

だからこそ、飼い主が「知らないもの」を慎重に扱う必要がある。

 

マカダミアナッツ、トマト、レーズン、アボカド、アスパラガス、ニガウリ、キャベツ、ナス、ジャガイモ、シイタケ、ズッキーニ、セリ、ネギ、ブドウなど、人にとってはごく普通の食べ物でも、ペットにはアレルギーや中毒症状を引き起こす可能性がある。

「人は大丈夫だから、ペットにも大丈夫だろう」と思い込み、よく知らないまま与えてはいけないことを改めて学んだ。

 

庭の片隅で咲く花、散歩道でふと目に入る草木、部屋を彩る観葉植物――私たちの暮らしは多くの植物に囲まれている。美しく、触れてみたくなるほど魅力的な植物のなかにも、危険が潜む。

 

身近な例として、キノコはほとんどが食用ではないと言われる。誤って口にしないよう注意するのは人間でも同じで、ペットにとってはなおさらだと感じた。

 

また、畑を耕す際には、有毒の可能性がある植物を近くに植えないことが重要だ。茎や葉、球根が土に残れば、他の食用植物と紛れて誤食につながる。

 

毒を遠ざける工夫は、これまでの失敗の歴史から人が学ぶべき知恵なのだと思う。

 

 

■目次

はしがき

1 街角・公園・庭などで見かけるアブナイ植物

2 里山・山地で見かけるアブナイ植物

3 屋内やベランダのアブナイ園芸・観葉植物

4 生野菜と果物にも要注意

5 キノコ、苔・菌類はだいじょうぶ?

6 ペットは有毒・無毒をどう見分け、嗅ぎ分ける?

さくいん

 

 

■著者紹介

井上平太さん 

獣医師。腫瘍外科を中心に診療し、井上動物病院を開業。植物中毒の研究をライフワークとする。

森昭彦さん 

サイエンスジャーナリスト・自然写真家。野草・薬草・野菜の栽培やフィールドワークを通じて植物分類学を調査。

 

 

【No2105】犬と猫と暮らす人のための身近な有毒植物図鑑 危険な野草、野菜や果物、園芸植物から愛犬と愛猫を守る 井上平太/医療監修 森 昭彦/植物監修 メイツユニバーサルコンテンツ(2026/05)