橋、ガッセキ、コブラ、スフィンクス、真珠貝、鳩、うさぎ、トカゲ、キャット&カウ、下向きの犬、シャバーサナなど、この本で紹介されているポーズは、どれも経験したことがあるものばかりだった。そのため、リラックス、自律神経の調整、安眠、疲労回復といった効果の説明がすっと入ってきて、行為と効果が自然につながった。
ただ動くのではなく、「なぜそれをするのか」を理解して実践する意味を改めて感じた。
股関節は硬いので、完璧には動かせない。
それでも、心地よいところまでで十分とする。
習慣として続けてきたことで、以前より体が動きやすくなった変化を確かに感じている。
椅子でも、マットでも、立位でもできるヨガ。
そのとき、自分の体や心がどう感じているのか。
いまの自分を静かに見つめる時間。
自分のために確保した貴重な時間。
自分をいたわる時間。
ヨガは、自分を大切にするための最高のセルフケアだと思う。
日頃は忙しく、呼吸が浅くなりがちだ。
胸式呼吸になってしまうからこそ、ゆったりとラクになれる時間が必要になる。
こわばった体をゆるめ、疲れやすさを手放し、いつか転倒などの怪我を防ぐためにも関節の可動域を広げていきたい。
自分を責めない。人と比べない。そのままの自分でよい。
今日はどんな気分なのか。本当は何を望んでいるのか。イライラしてしまうのはなぜなのか。
内側の声に耳を傾ける大切さを知る。
丹田からの呼吸は、深くリラックスできる呼吸法。
「マインドフルネス」とは、呼吸と感覚を大切にし、ただ“いまここ”に意識を向けること。
この繰り返しが、心と体をやわらかく整え、健やかな暮らしを静かに調和させてくれるのだと思う。
●目次
はじめに
動けないほど疲れ切ったあなたへ
体が硬い人ほどヨガが向いている
心がざわついたら体を感じてみる
上手な呼吸が体をラクにする
第1章 寝たままヨガ
〔背中がバキバキに疲れていたら〕簡単な魚のポーズ
〔体全体が疲れていたら〕仰向けの三日月のポーズ ほか
第2章 座ったままヨガ
〔疲れにくい体へ〕股関節ほぐし
〔ぽっこりお腹の解消に〕座位のねじりポーズ ほか
第3章 動きのあるヨガ
〔全身の疲れをサクッと取るなら〕伸びて前に倒す
〔眠くてぼんやりするとき〕左右にでんでんだいこ ほか
第4章 心のヨガ
快も不快も、あっていい
そのままのあなたで大丈夫
今、ここを丁寧に味わう
手放すことで見えてくるもの
習慣化のコツ
朝にするヨガ
おわりに
●著者紹介
鈴木陽子さん
1976年鹿児島県生まれ。2005年より東京でヨガ指導を開始。
「今の自分に気づくこと」を重視するクリパルヨガを学び、2008年に教師養成コース修了。現在は福岡を拠点に、平日毎朝の「朝ヨガオンライン」を継続配信している。
米国クリパルセンター公認ヨガ教師(RYT200)。
【No2094】1分、私をいたわるヨガ 40代以降の疲れにくい体をつくる 鈴木陽子 エムディエヌコーポレーション(2025/06)
