割り切った働き方を考えさせられました。
少子高齢社会、昭和から平成、令和という時代の流れの中で社会は大きく変わってきました。
欧米などではもうすでに当たり前の働き方の「静かな退職」。
仕事への価値観も変化してきています。かつては仕事が趣味だというくらいのワーカホリックがいました。自分と家族のために生きていきたいとか、年功序列型も崩れかけつつあります。
この静かな退職に向けて、本人の行動指針や収入を含めたライフプランなどの経済的に自立していく必要があります。
本人から周囲、上司や会社もこの「静かな退職」を強く認知して、会社ではこの人材を活用していくべき時が来ています。
3P 「静かな退職」
アメリカのキャリアコーチが発信し始めた「Quiet Quitting」の和訳で、企業を辞めるつもりはないものの、出世を目指してがむしゃらに働きはせず、最低限やるべき業務をやるだけの状態である。
「働いてはいるけれど、積極的に仕事の意義を見出していない」のだから、退職と同じという意味で「静かな退職」なのだ。
・言われた仕事はやるが、会社への過剰な奉仕はしたくない。
・社内の面倒くさい付き合いは可能な限り断る。
・上司や顧客の不合理な要望は受け入れない。
・残業は最小限にとどめ、有給休暇もしっかり取る。
<目次>
はじめに 「静かな退職」が流行し始めた理由
第1章 日本にはなぜ「忙しい毎日」が蔓延るのか
第2章 欧米では「静かな退職」こそ標準という現実
第3章 「忙しい毎日」が拡大再生産される仕組み
第4章 「忙しい毎日」を崩した伏兵
第5章 「静かな退職」を全うするための仕事術
第6章 「静かな退職者」の生活設計
第7章 「静かな退職」で企業経営は格段に進歩する
第8章 政策からも「忙しい毎日」を抜き去る
おわりに
海老原嗣生さん
サッチモ代表社員。大正大学表現学部客員教授。1964年東京生まれ。大手メーカーを経て、リクルートエイブリック(現リクルートエージェント)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌「Works」編集長を務め、2008年にHRコンサルティング会社ニッチモを立ち上げる。人材・経営誌「HRmics」編集長、リクルートキャリアフェロー(特別研究員)
