20年前の過去にTVドラマ化された「ウバステ」に関わった女性5人が定期的に開いていた食事会が端緒だ。
それぞれが還暦を超えてその食事会は一人二人とだんだんと減っていく。
まだ他人事だと思っていた終活が身近になっていく。
抱える悩みは誰にでも起こりえることでありいろいろと不安になってくる。一生懸命生きてきて最期こんな風な感じだとやるせない。
老いと死。
思い出とともに昭和の名曲が流れてくる。
木綿のハンカチーフ、22才の別れ、ガンダーラ、夢一夜、まちぶせ。
それぞれどれもがなにか懐かしくてそれぞれの詩が哀しくて切なく小説にはまっていく。
イヤミスの女王・真梨幸子さん。ここの随所にトゲと毒が散りばめられていた。
<目次>
Track01 木綿のハンカチーフ
Track02 22才の別れ
Track03 ガンダーラ
Track04 夢一夜
Track05 まちぶせ
Bonus track
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真梨幸子さん
1964年宮崎県生まれ。多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤虫症』で第三十二回メフィスト賞を受賞しデビュー
