近藤麻理恵さんのこんまり式「ときめき」法で断捨離をしてきました。
これと併せて古堅純子さんの片づけ術「稼動率」の極意も活用していきたい。
片づけようと思ったときがチャンス。
いつかやる、いつか捨てる、この「いつか」が曲者だ。
いつかはけっしてやって来ません。
だから今すぐ片づけしましょう。
物を増やさない整理整頓の肝ではないかと思います。
154P インプットとアウトプットは1対1
景色をすっきりさせたのなら、物の量は今の状態を保つこと。つまり、ひとつ増やすなら、ひとつ減らす。何か新しい物をひとつ手にいれたらら、古いものをひとつ減らして全体の総量を変えないようにしましょう。
186P 片づけるのではなく、元の景色に戻すと考える
古堅式片づけの説明です。
物が動くか!動かないか!で考える。こういう視点は勉強になりました。
20P
景色をキープするには稼動率という考え方を
稼動率とは、収納におさめた物がどれだけ動いているかです。
よく使う物、すなわちよく動く物は、すぐ動かせるような収納場所にスタンバイさせる。使わない物、つまり動かない物は、僻地のようなところに埋めておく。
物がどれだけ動くか、その頻度によって置き場所を考え、さらに動かしやすさを考えて仕組みを工夫する。これが「稼動率」にもとづく片づけです。
23P
1 景色をキープしたい
2 今、外の出ている物を扉の中(収納)に隠す
3 隠すためには、収納が空いていなければならない(収納の中がパンパンだと物が入らない)
4 収納の中の物を見直す(収納力を上げる)
5 物を見直すときに、いる、いらないではなく、その物がどれくらい動いているか、「稼動率」で判断する。
6 よく動く物は、取り出しやすい収納の中に隠し、動かない物は僻地の収納の中に隠す
7 動いている物と動いている収納だけで暮らしの大半が回るので、片づけが楽になり、景色もキープできる
<目次>
景色を保つために収納力を上げる
景色をキープするカギは稼働率という考え方
ルール1から3、ケース1から4
はじめに
1 物はあっという間にたまる(「物が散らかる家」度チェック;片づいていない家の特徴は?片づけは思いやり、いちばん大切なのはリビングの景色)
2 暮らしやすさのポイントは「稼動率」(物が回らないと景色は維持できない、家には「動く物」と「動かない物」がある ほか)
3 「稼動率」を上げる収納とは(出し入れしにくいのは、稼動率100パーセントとは言わない、ゴールデンゾーンの容量を増やすという裏技 ほか)
4 片づけのいらない仕組みづくり(週末のたびに片づけていませんか?仕組み(1)ラインでそろえる考え方 ほか)
5 片づけ音痴のための処方箋(「片づけ音痴」度チェック、「片づけ音痴」という宿命? ほか)
おわりに
幸せ住空間セラピスト。1998年、老舗の家事支援サービス会社に入社。20年以上現場第一主義を貫き、お客様のもとへ通っている。5000軒以上のお宅に伺いサービスを重ね、独自の古堅式メソッドを確立。個人宅や企業内での整理収納コンサルティング、収納サービスを提供する傍ら、これまでの経験を生かして家事効率化支援事業を展開。著書累計は67万部を超える。テレビ、ラジオ、雑誌などメディア取材協力も多数。快適な住空間を構築するコツやノウハウ満載のYouTubeチャンネル『週末ビフォーアフター』は、登録者数25万人超。総再生回数は9800万回を突破(2024年2月時点)
【No1598】片づけ0ですっきり暮らす 稼働率が上がる収納術 古堅純子 大和書房(2024/03)