【No1590】使える!「孫子の兵法」齋藤 孝 PHP研究所(2012/06) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書は、例えば著者、主人公、偉人、歴史、自分等との、非日常の中での対話だ。

ご縁のあった著者を応援したい!
読書の楽しさ、面白さ、大切さを伝えたい!

「大局的に 戦略的思考!」

齋藤孝さんにサインをしていただいた本。

孫子の兵法は戦術書であるが、仕事や日常でも使うことができる普遍的な内容が豊富な良書。

 

65P ビジネス交渉時には、事前に「これだけは譲れない」という一線や一点を決めておくのが重要だ。

 

93P これしかできないというスペシャリストよりもあれもこれもある程度わかるというゼネラリストのほうが人材として有用であり、ポリバレント(多機能的)でなければ生き残れない。

 

102P ディープな勉強は思考を前向きにする

読書であれば、短期間に一人の著者の本を10冊ほど続けて読むなど、そこまで徹底すると、ある程度を超えたところで、まるでその人物が自分の中に棲み込んだような感覚を味わえる。身につけることはこうでありこれほど心強いものはない。

 

 <目次>

はじめに 「日々戦っている人」の必読書

第1章 勝負は戦う前についている!

第2章 「勢」を味方につけよ

第3章 ビジネスパーソンが考えるべき「策」とは

第4章 強い組織は「将」がつくる

第5章 そして、いざ“戦闘”へ

 

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)などがある