70代からの「女の輝き」「男の品格」坂東眞理子 佐々木常夫 宝島社(2020/02) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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坂東眞理子さんのようにいつまでも耀きのある人、

佐々木常夫さんのようにいつまでも品格のある人でいたいものです。

長く生きているとそれまでに学んだ大切な経験という蓄積があります。

それを後輩たちに伝えていく使命があるのです。

人生100年時代を豊かで幸せに生きるためのコツやヒントがありました。

お金ではなく、すべてに優先すべきなのは、健康です。

健康でないとなにもできないし行動にうつせない。

「自立」し「自律」していることが70代の品格だと。

高齢者が自立し、自律していることが、他人に依存することなく、周囲の人たちを幸せにするのだ。

その結果その高齢者自身も幸せにするのだということを教わりました。

 

 <目次>

はじめに 坂東眞理子

第1章 人生100年時代の「品格」

第2章 70代は「心住期」への準備

第3章 「自立」と「自律」の70代

第4章 70代の品格と幸福

おわりに 佐々木常夫

 

坂東眞理子さん

1946年、富山県生まれ。昭和女子大学理事長・総長。69年、東京大学卒業後、総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事などを経て、98年、女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)になる。2001年、内閣府初代男女共同参画局長を務め退官。04年に昭和女子大学教授、同大学女性文化研究所長。07年に同大学学長、14年から理事長、16年から現職

 

佐々木常夫さん

1944年、秋田市生まれ。69年、東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男に続き、年子の次男、長女が誕生。妻は、肝臓病がもとで入退院を繰り返すうち、うつ病を併発。すべての育児・家事・看病をこなさなくてはならない過酷な日々のなかでも、仕事への情熱は衰えず、2001年、東レ同期トップ(事務系)で取締役となり、03年より東レ経営研究所社長。内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職も歴任

 

【No1495】70代からの「女の輝き」「男の品格」坂東眞理子 佐々木常夫 宝島社(2020/02)