運動しても瘦せないのはなぜか ハーマン・ポンツァー著 小巻靖子訳 草思社(2022/10) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

 

「一日の総消費カロリーは運動しても増えない」。

運動してもそれだけでは痩せることはない。落ちた体重を維持するのには有効。

運動が健康に寄与することは、経験上でもそう思う。痩せるためには、摂取するカロリーが消費するカロリーを下回ればよいと考えていたが。

人間の一日の消費カロリーは変わらない。

INとOUTのOUTを増やしても消費カロリーは変わらない。

INの調整をしても体がカロリーを要求する仕組みなので結局は体が戻ってくる。

運動をするとカロリーの使われ方が変わってくる。

運動によりカロリーが消費されることで、体内のカロリー消費分配が変わって生殖など生きるに重要ではない箇所へのカロリー分配が抑えられる。

過剰に加工食品等脳をバグらせる食べ物を摂取したらそれは脂肪になってしまう……。

 

 

 <目次>

第1章 ヒトと類人猿の代謝の定説が覆った

第2章 代謝とはいったい何か

第3章 カロリー消費量研究に起きた革命

第4章 親切で、適応性に富み、太ったサル

第5章 運動しても痩せないのはなぜか

第6章 ダイエット論争にデータを突きつける

第7章 ヒトの体は運動を必要としている

第8章 ヒトの持久力の限界はどこにあるか

第9章 エネルギー消費とヒトの過去・現在・未来

謝辞

原注

 

ポンツァー,ハーマン[Pontzer,Herman]

デューク大学人類進化学准教授、デューク・グローバルヘルス研究所グローバルヘルス准教授。人間のエネルギー代謝学と進化に関する研究者として国際的に知られている。タンザニアの狩猟採集民ハッザ族を対象としたフィールドワークや、ウガンダの熱帯雨林でのチンパンジーの生態に関するフィールドワークのほか、世界中の動物園や保護区での類人猿の代謝測定など、さまざまな環境において画期的な研究を行っている。その研究は、ニューヨークタイムズ紙、BBC、ワシントンポスト紙などで取り上げられている

小巻靖子

大阪外国語大学(現、大阪大学外国語学部)英語科卒業

 

【No1363】運動しても瘦せないのはなぜか 代謝の最新科学が示す「それでも運動すべき理由」ハーマン・ポンツァー著 小巻靖子訳 草思社(2022/10)