【No1156】歴史の予兆を読む 池上 彰 保阪正康 朝日新聞出版(2022/06) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

 

知性や理性で物事の善悪を見極め、大局的な視野でもって悪意を止めれる能力を身につけることを望みます。

過去の間違いや失敗を繰り返さないようにするため、その予兆を早く知るためには、池上さんのおっしゃっている通りだと思いました。

 

3P 歴史の分岐点に立って

私たちは、いまどこにいるのか。どこに向かおうとしているのか。それを知るには、どうしたらいいか。そのためには過去を知り、現代と照合すること、それによって、「歴史の予兆」を摑むことができるのではないか。

 

56P 保坂氏より

「もし日本がウクライナのように外国から侵攻された時、政府はどう対応すると思いますか」

1 アメリカ軍頼み。何から何までアメリカやってください。

2 憲法に則って専守防衛の範囲でやれることだけやって、ダメなら降伏する。憲法そのものを守る。

3 政府がクーデタ―を起こす。今の憲法で定まっているすべての権限、機能を止める。それで急いで新しい対応の仕方、軍をどうするか考えていく。憲法の権限を止めて新しい何でもできる政治的空間にしてしまう。

 

60P 保坂氏から

戦争はなぜあるのか → 種、食、空間の三つを求めるために戦争はある

1 種の本能 種が危険に陥った時には戦争になる

2 食べること 食べ物がなくなって食の危機に陥った時に戦争が起こる

3 空間 安心感こころが安らぐ空間がある。その空間を巡って戦争になる。

 

 <目次>

はじめに 歴史の分岐点に立って

序章 ウクライナの運命

第1章 日本の常識、非常識

第2章 時代転換の「芽」

第3章 格差という「原動力」

第4章 地球が悲鳴を上げている!

第5章 リーダーの器

第6章 自分の手で社会を変えられるか?

おわりに 次の変化を生む胎動期

 

池上彰

1950年、長野県生まれ。73年にNHK入局。報道記者、キャスターとして活躍。2005年に独立し、文筆活動、テレビ出演のほか多くの大学で教鞭をとる

 

保阪正康

1939年、北海道生まれ。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。4千人に及ぶ肉声を記録。第52回菊池寛賞受賞