【No1060】おわかれはモーツァルト 中山七里 宝島社(2022/01) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

 

岬洋介シリーズ。

想像もつかない人が犯人だった。

ピアノの演奏シーンの迫力とまるでそばで聴いているかのようなリアル感は秀逸だ。

 

盲目ながらショパンコンクールで2位を受賞したピアニストの榊場隆平が主人公。

ある評判が悪いフリーライターから、盲目は芝居だろうと因縁をつけられ脅され週刊誌に掲載されたのち、彼が榊場のピアノ練習場で死体となって発見された。

容疑者として榊場が警察に連行されることになった。

そんな彼の元に外国から駆け付け助けたのが天才ピアニストの岬洋介。

その岬洋介が見事に鮮やかに軽やかにこの犯罪を解き明かしてしまう物語だ。

 

 <目次>

Ⅰ ノンンタント アドリブ あまり自由ではなく

Ⅱ アンコーラ アマレーヴォレ 一層苦し気に

Ⅲ モルト ドレンテ 非常に痛ましげに

Ⅳ ドラマティコ アジタート 劇的に引っ掻き回す

Ⅴ クイエート コーダ 静かなる終わり

エピローグ

 

1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて第8回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し2010年デビュー