日頃から気軽にいろいろなことを相談ができる知り合いがいると嬉しいものです。
生活に身近にある小さな事柄から、大きなトラブルまでを防ぐための必要なアドバイザーとして弁護士などの専門的な法律事情を精通している人。
日頃から些細な体の変化があれば問題になる前に相談できる、かかりつけ医のようなお医者さん。
人の生死について熱く語り合いときにはとくとくと説教をしてくれるお坊さんのような存在など。
男と女の複雑なもめ事を当事者間で解決するのはそう簡単ではありません。
そのときに、相談ができる専門家の弁護士が必要だと思います。
婚約破棄、浮気、DV、不倫、離婚、お金の貸し借り、美容系トラブル、ストーカー、SNSでの誹謗中傷、セクハラ、マタハラ、モラハラ、パワハラ、性暴力被害、リベンジポルノ、愛人契約等……。
恋愛、仕事、生活、婚約、夫婦、離婚などの各種分野に分けて、それぞれの事例を取り上げトラブルの解消方法をQ&A形式で解説しています。
民法、刑法、ストーカー行為規制法、男女雇用機会均等法など女性が生活していく上で知っていたほうがよい法律が多々紹介されていました。
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法律家として私は「個人の尊厳」の価値を知らず、辛い思いに打ちひしがれている方々の力になりたいという気持ちが年々強まっています。
必ずしもすべてが思い通りに解決するとは限りません。
それでも、「どこまで戦えるのか?」「どんな法律構成があるのか?」「どんな手段で戦えるのか?」「相談機関は?」ということを知るだけでも力になれるのではないかと思っています。
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目には見えないけれども、「個人の尊厳」(憲法13条)がちゃんと尊重される世の中でなければ安心して暮らすことはできません。
ジェンダーギャップの激しい世の中にあっては、女性も男性も、何らかの形で「個人の尊厳」がないがしろにされているのです。
目には見えないけれど、あなたの尊厳を傷つける者とは戦ってもいいんです。法律はそんなときに役立ちます。
私が言いたいことは法律は万能ではないけれど、少しは力になれるし、あなたの尊厳の回復に繋がる道を示せるかもしれないということです。
<目次>
はじめに
まず、予備知識として知っていてほしいこと
第1章 恋愛トラブル
第2章 仕事トラブル
第3章 生活トラブル
第4章 婚約トラブル
第5章 夫婦トラブル
第6章 離婚
番外編
おわりに
弁護士。1976年10月24日生まれ。京都府出身。東京大学法学部卒。立命館大学法科大学院修了。2009年9月、司法試験合格。2010年12月、弁護士登録。以降、京都を拠点に弁護士業に携わる。2017年9月に東京に拠点を移し(第一東京弁護士会所属)、2021年3月に「三輪記子の法律事務所」を開設。各種ハラスメント問題や離婚・男女トラブルなどのエキスパートとして活動。また、報道・情報番組のコメンテーターとしても多数の番組に出演中。
