【No.712】騒がしい楽園 中山七里 朝日新聞出版(2020/01) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

埼玉県から都内にある若葉幼稚園に赴任することになった神尾舞子が主人公。

世田谷署生活安全課の古尾井雅人と菅田という刑事が出てくる。

 

都内の住宅街の幼稚園の事件だ。

水に薬物が入れられて池の魚が死んだ。

次に死んだ蛇や猫が園内に投げ込まれた。

さらにアヒルの首が切られて殺された事件が起こる。

終に、園児の女の子が殺された。

犯人は誰?

親同士の確執や待機児童問題で苦情を言ってくる主婦のほか、騒音クレーマーの町内会長など近隣住人との騒音問題が並行してある。

幼稚園が抱える様々な問題と絡んで犯人探しが始まる。

意外な人間が犯人だった。

 

印象に残ったことば

適性があるのなら、乗り越えられないトラブルは存在しない。

人の不幸は蜜の味。

誰かが泣けば、別の場所で誰かが笑っているなど。

 

 <目次>

一 デジタルウーマン

二 悪の進化論

三 権利と義務と責任と

四 ガーディナー

エピローグ

 

1961年生まれ。作家。「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。ほかの著書に「切り裂きジャックの告白」「七色の毒」など。