【No.476】燃える波 村山由佳 中央公論新社(2018/07) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。

ライフスタイリストの帆奈美に人生の示唆と大きなチャンスを当たえてくれたベテラン女優の水原瑶子。

岩下志麻さんのような大女優を思い浮かべていた。

彼女の存在感がこの小説に重石を乗せて煌めいている。

スタイリストとして仕事の傍ら、ラジオのパーソナリティをしている主人公の帆奈美。

曲名を章のタイトルにして、その紹介される曲とともにお話が進んでいく。

彼女の夫が若い女の子に浮気をした。

その原因は、夫からは帆奈美にあると告げられた。

でも彼女は納得ができない。

そうしたなか帆奈美の同級生でカメラマンの炯と偶然にも恋に落ちてしまった。

 

婚外恋愛―どうしてこんな風に人の心の中を表現するのがうまいのだろうか。

例えば、大人の恋愛小説で。

男性ならば石田衣良さん。女性ならばこの村山由佳さんをお薦めしたいと思った。

 

 <目次>

My Old Man

I Go Crazy

You Give Me Somethig

I‘m Not The Only One

Take A Bow

All Of Me

The Heart Of The Matter

You Raise Me Up

終章 Fight Song

 

 

 

1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。著書多数