No.255 あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。高橋しん 白泉社(2013/12) | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。



本を好きになるヒントがここにあるのではないかな。




ネットでも簡単に手に入れることができるけど、実際に手に取って本を買いたいな。




実際に手に取って触れて、表紙や目次、奥付などを見ながら、なにかを訴えてくるのを楽しみたいな。




また、なぜその本がそこに置かれているのかという意味あいも味わいたいな。





さらに、そこの店員さんとの心からの交流が偶然に始まることが出来れば幸せだよな。





そういう意味を含めて、こんな本屋さんがあればぼくにとって最高だと思うのですよ。







主人公の小さい「奥さん」は、とてもピュアなハートでお節介焼きさん。




「切なくて愛しい人」





見ていると気持ちがほんわかしたり、涙腺が弛んだりしてしまいますね。





周囲に支えられて幸せに生きていってほしいなと、ついつい願いたくなりますね。








 <目次>

第一話 奥さんのお話

第二話 恋のお話

第三話 片想いのお話

第四話 あの本屋さんの、お話

高橋しん×書店員3名 にぎやか座談会





◎9月8日生まれ 北海道出身 1990年「ビックコミックスピリッツ」(小学館)でデビュー






19P

本はね

それ自体は食べられないし何の栄養もない。でもね、

人が、何年も、何十年も生きないと得られないような無数の人生がそこにあって生きる方法がこの中に沢山入っている

本を読む事は探し続けることです。

本を読む事は生きる事だと僕は思うんです。









49P

本を読むと明日が変わるんです。

書いた人の、伝えたかった事が本を通して、目を通して体の中に入ってしまったら

もう、昨日までの自分ではないんでず。

その人にとって、必要だったはずの本に出会い、読んだ時大きくても、小さくても違う明日になっている

その未来の笑顔を僕は見たいんです。









63P

本は、品物じゃないんです。

だって、食べれもしなければ何の役にも立たないでしょう?

なぜかって言うと、これ、本を書いた人と、本を作った人との「人に伝えたいって想い」を紙に書いて、描いて、値段を付けて売っているだけなんです。

誰かが最初に思ったんです。

どうにかしてみんなに、形にならない言葉や、絵や、生きる為の栄養を、届けたいと。

届け続けたいと。