☆歌舞伎町 ダムド 誉田哲也 中央公論新社 (2014/09)☆ | 朝活読書愛好家 シモマッキ―の読書感想文的なブログ~Dialogue~

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読書とは――著者や主人公、偉人、歴史、そして自分自身との、非日常の中で交わす対話。
出会えた著者を応援し、
本の楽しさ・面白さ・大切さを伝えていきたい。
一冊とのご縁が、人生を照らす光になる。
そんな奇跡を信じて、ページをめくり続けています。



冒頭からけっこうグロい表現が多いし、内容は重くハードだ。



この世の中にこういう暗い世界があるのかと思うくらいリアルな内容で背筋が寒くなる。



誉田さんはさすがテンポやスピード感は抜群にいい!



姫川玲子のシリーズもいいけれども。



この歌舞伎町のシリーズも面白い!




 <目次>


序章

第1章

第2章

第3章

第4章

第5章

終章




◎1969年東京都生まれ。「妖の華」でムー伝奇ノベル大賞優秀賞、「アクセス」でホラーサスペンス大賞特別賞受賞。ほかの著書に「歌舞伎町セブン」など




126P


東が考える「大人」とは、圧力に屈して押し黙る腑抜けのことではない。

ときには屈したと見せかけて、それでもあらゆる手を使って当初の目的を達成する。

そういう自立した力を持つ者こそが「大人」なのだと、東は思う。

つまり、今日のところは負けておいてやる。そういう柔軟性も必要だ、ということだ。

152P


違うだろう。

お前はそんな人間じゃないだろう。

思い出せ、あの興奮を。

あの、魂が解き放たれる瞬間を。

強さだけが証明し得る自由を。勝者のみが立つことを許される、あの頂を。

生者だけが味わうことのできる、あの優越感をー。