ほんとリアルすぎる!
その情景が目に浮かぶようですごいな。
山内マリコさんが描くこの世代の気持ちをうまく表現しているなあと思う。
これは空想なのか!実経験なのか!いつか彼女に聞いてみたい衝動に駆られます。
ああそうなんだ、これわかるなあと思うような数々の文章にも惹かれます。
彼女が描く軽快で平易でちょっとエロい表現がけっこう気に入りますよ。
<目次>
私たちがすごかった栄光の話 5-40
やがて哀しき女の子 41-80
地方都市のタラ・リピンスキー 81-104
君がどこにも行けないのは車持ってないから 105-134
アメリカ人とリセエンヌ 135-163
東京、二十歳。 165-184
ローファー娘は体なんか売らない 185-199
十六歳はセックスの齢 201-239
★1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。
2008年「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞。
12年8月『ここは退屈迎えに来て』(幻冬舎)でデビュー。
122P
「ほかにすることもないし、まあやるでしょって感じでホテルに誘ったら遠藤は童貞だった。
なんか可愛いな!と思っていろいろ世話を焼いていたら、遠藤はすぐに味を占めて、あたしと会う=セックスするっていうルーティンができてしまった。
別に遠藤としたいわけじゃないけど、セックスを断るのはセックスする以上に消耗するから、面倒くさがりのあたしは惰性で遠藤とセックスしつづけている。」