江戸に学ぶこれからの日本 | 杉山 召のブログ

杉山 召のブログ

超能力と宇宙人のことを書いています。

江戸の町では町内で田畑を作らず
農村で農業をしていました。
郊外で、牧畜、漁業も
地域特産物を産地以外で作ってはならない。
そんな決まりが有り

例えば、赤穂浪士の事件などは、
「牛を輸出してあげない」って意地悪から
始まった
食べ物の恨みが発端の事件です。

勝手に牛を育てることが出来たなら
事件は起きず
赤穂浪士はみんな死なずに済んだのです。

産地の食品は、生産地でしか作らせない。
これは、本来
発達した未来の世界の経済です。

今の世界のように自由で
世界のどこでも新鮮な旬の食材が食べれたら
誰も忙しいのに旅行に行かなく成る。
すると、
流通は滞り、産地の産業は偏って、閉塞する。
嫁不足が起こり、地方に人が居なくなる。

敢えて少し不便にすることで、人を動かし
流通と云う、
人とお金の流れを生み出すのです。

モノ余りの場所から、物不足の場所へ
それが利益を生み、流通の流れが起きます。
経済とは、
「高きから低きへ流れる水の如きもの」です。


どこに行っても同じ価格では、流通は止まり、
人口は一極集中して
地方の過疎化(財政破綻)につながるのです。

更に都市部の犯罪も増えます。
地方の水は涸れ、都市の水は淀むのです。
地方再生の鍵は
不便さの取り入れに有るのです。