東関東大震災の影響でインフレに成ると言う記事。
本当に経済が分かっていますか?
震災が起きて、津波が来て、原子炉がメルトダウンしても
インフレには成りません。
確かにインフラは壊滅的ダメージですがインフレとは違います。
インフレとインフラは、語感が似ていますが違います。
インフレとは、海外から見て、日本の製品が安いと言う事です。
インフラとは、生活に必要な設備の事で、暮らし易さの目安です。
インフラが壊滅的に破壊されるとハイパーインフレに成ります。
ハイパーインフレとは、デフレの事なのでインフレとは違います。
ハイパーインフレとは、国内の通貨が使用できなくなり、
国内の通貨で海外から買い物が出来ない=輸入が出来ない。
輸入を可能にする為に、
輸出で外貨を稼ぐか、海外のお金を使わせて貰うしかない。
輸出で外貨を稼げ無いから、ハイパーインフレに成るのです。
つまり自国の通貨を捨てて、他所の国の通貨を使うのが、
ハイパーインフレなのです。
つまり、ハイパーインフレの経済の実態はデフレに成ります。
しかも、自国で通貨が作れないから、ずっとデフレです。
日本は、
勤勉で人柄に定評が有るので、震災+津波+メルトダウンでも、
国の信用が落ちたりしないのです。
でも、国の信用が落ちても、インフレには成りません。
日本は、通貨の流通量が少ないので、デフレが終わりません。
平成13年に流通する通貨(紙幣&硬貨)を大量処分したからです。
だから前後の年の硬貨がマニアの間で高く取引されています。