Imitation | [simju]の詩集

[simju]の詩集

紡ぐ言の葉の箱

Imitation
初出1995

 
003

Imitation

Lyrics/詩麻

 

妄想の空を見上げるのは我のみか

風に吹かれてフェティシズムのDollを涙目に見てる

いつ消え果てることやら

 

銀のピエロはつぶやく

”土にかえりたい”と

既にきみは受け入れているのか

 

反逆の煙は俺の美をねじ曲げる

仮想の酒は俺の喉を腐乱させる

 

反乱する回路はきな臭さを吐き出し

俺に夢を見せることさえできない

 

魚は俺の白い血を吸う

一度きりの最期 それはもう訪れているのか

 

黄色い糸は回り続ける

汚れなき二人も途切れるまで交わる

はやく黒き猫よ鳴いとくれ

 

破壊が続く

消え去るまで知らない子供は生まれず

おまえのなけなしの嘘は

いらない金を 夢を 狂気を圧縮して

新たな過去を生み出してる

 

それは過去のImitation