初出1995
箱庭でうまれたもの
Lyrics/詩麻
箱庭に生まれし白人よ
3人目は弱きものなり
きみは貝になり そして私は貝にもなり貝にもなれない
”やどかり”という名に落ち着く
きみが吐き出す砂の粒 今は我の躯を削り取るのみ
おそらく待つのみだろう しかし我は動かざるを得ず
”やどかり”という身に苦悩せり
地層というもの それを見つめる
それは崩せず 微かな砂となる
水の中にも夜は訪れる
四方が見渡せない世界では裸になれるわけなどないではないか
さあ白人よ彼女を殺め給え
彼女の殻へ移住しなければ生きてゆけない我なのだから
かなわぬならば間違いでよい 我を鍋で煮ておくれ
