池上のあじさい寺 | 整えて暮らそう♪

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お部屋と心を整えながらシンプルに暮らすことがライフワーク♡
関西と関東を行ったり来たりしながらプチ旅や季節の花を楽しむ日々です


久しぶりに 私の出生の地
大田区を 歩いてきました

東横線 多摩川駅から
多摩川線に 乗り換えて 蒲田駅

更に 池上線に 乗り換えて
池上駅で 降りると

あれ?駅の様子が 変わってる…

2021年3月に 5階建ての駅ビルに
建て替えられたそうで…

新しい駅は 木を使った
落ち着いた造りでした


北口から 本門寺通りを 歩き
呑川(のみかわ)沿いの遊歩道へ

この川は 大田区の中央部を
9kmに渡って流れる 二級河川


川沿いには いくつかの寺院が
建ち並んでいます

まずは やっぱり…

池上本門寺

総門を くぐって…

加藤清正公の 寄進した
此経難持坂(しきょうなんじざか)

96段の石段を ゆっくり上ります


仁王門を くぐると 
炎天下の 広い境内へ


数年前に 父と一緒に
訪れた時には

奥の方まで 歩きましたが
今回は 本堂へ お参りしてから

すぐに 右手の霊園の中へ入り
重文の五重塔の下を まわり

本門寺会館裏手の 細い路地を
辿って 山上を 歩いていくと

永寿院

ここも 江戸初期に創建された
日蓮宗の寺院です

徳川家康の孫 芳心院の墓所
万両塚の奥には

円墳や弥生時代の住居跡なども
発見されています


その右手にある 
紫陽花の咲く 小さな境内が

妙見堂

御本尊の妙見菩薩立像

徳川頼宣の 現世安穏後生善処を

祈願して 造られたもの


妻の瑤林院(加藤清正の娘)が

本門寺に 寄進したものが

後に こちらに 移されました


池上七福神樹老人も 祀られ
(何故か… 寿ではなく樹)

境内いっぱいに 色々な種類の
紫陽花が 咲き誇っています


実は 呑川沿いに 山門のある 

僧侶の学校であった
照栄院の 境内の一部なので


本来は そこから 妙見坂を 
上って お参りするのですが…


山上の路地から 歩いてくると 

この石段を 上ることなく
紫陽花が 見られます

妙見坂下にある 
照栄院の永代供養廟 

久遠林も 立派ですね


呑川沿いにある
もうひとつの 紫陽花の名所が

養源院

こちらも 日蓮宗の寺院

池上七福神恵比寿尊天
祀られています

境内には 小さな お地蔵さんが
あちらこちらに おりますので

探してみても 楽しいです


仲良く並ぶ 夫婦銀杏
四季折々の見所です

本堂横から 回廊下を くぐり
墓地へと続く 石段は

紫陽花ロードとして 
開放して下さっていて


その頂上からの眺めも 最高!

本門寺の五重塔や 妙見堂からの
山上の路地を 歩いてくると

ここへと つながっていますので

私は 今回 山上から 
紫陽花ロードを 下るコースで

呑川沿いの 境内へと 入って
お参りさせていただきました


こちらは ブルー系の紫陽花が
多いように 思います

猛暑日が 続いているので…

そらそろ 雨を 待っている様子の
紫陽花たちでした

………

散策の後は…

霊山橋のふもと 石碑横の
お蕎麦屋さんへ

十割そば 田むら

以前は 違う名前だったような
気がしますが…

オーナーさんが 
変わったようですね

胡麻だれの せいろ蕎麦を 
いただき ひと休み


そして 池上に 来たら 
やっぱり くず餅ですよね

江戸時代から続く老舗が
何軒か ありますが

駅前の 浅野屋本店
この日はお休みで 残念…

くず餅は だいたい
賞味期限が 2日間なのですが

池田屋だけは 
密閉包装してあって

6日間 もちますので
お土産用の分は こちらで 購入


本門寺通りにある
浅野屋本舗というお店には

カフェスペースも あるので
あまりの 暑さに こちらで

黒みつきなこバニラの
ふわふわのかき氷を 注文して 

冷房の効いた店内で 休憩し

熱くなってたスマホも 身体も
ようやく クールダウン


関東滞在中に 自分で 食べる分の
くず餅は こちらで テイクアウト

関西の 吉野葛の くず餅も
美味しいけれど…

やっぱり 東京の くず餅は
私には 昔懐かしい 食感なのです




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