スーパー惣菜の焼きそば一つから、いろんな側面が見えてくる。 | 国道179号線沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:岡山市牟佐。大久保ひまわり畑

2023年4月号・食の安全な特集

その中の一つ、例をあげていいますと、加工食品に混ぜられる添加剤などについてですが
例えば、”幕の内弁当”、数種類の調理されたものが一つにまとめられて売られてますが
その一つ一つの料理ごとに食材や添加剤を明記するのが本来ですが
そうすると表装を埋め尽くすくらい詳細な表記で中身が見えないことになってしまいますね。
現実はそうなっていないのは、◯種類を超えた時点で表記を省略していいことになっているから。
コンビニのおにぎり1個と幕の内弁当は、使ってる材料は比べ物にならないくらいだが
表記の文字量と商材の量が比例していなことに気づくはずです。

で、ここまでが前段で、ここからが本題。

先日スーパー惣菜の、やきそばパックを頂きました。
ただね、この辺の激安スーパー「ラムー」とは勝負にならん高額で「よく買ってきたな」
と思うとともに、自分ならこの値段で買ったりしないわな、とも。
余談でしたね。話の腰を折ってしまった感も・・・/(-_-)\

ちょうどその日、昼食が焼きそばでカブっちゃって食べずにそのまま冷蔵庫へ。
小腹がすいたときに小分けし”レンチン”して消費しようかと。
3回くらいに分けて消費したつもりが、ふと冷蔵庫を見てみると、
少量残ってたやきそばパックを見つけてね。
かれこれ消費期限を10日ほど過ぎてしまって「もうこれはアカンま」と捨てるつもりでいたのだが
よ~く観察してみると、腐ったとき独特のイヤ~な粘りとか臭い、糸引いてるとかもなく
カビ輝様子もない、なんら変化していない焼きそばがそこに。
ものは試しにレンチンしてみるとどうってことない、注意を凝らして食べてみる、
フツーに食べられて味変もない、10日前に食べたそのまんまの焼きそばの味が。
その後、(ごく少量だったものの)腹を下すことも何事もなく。
ですがあとになって逆にそれが怖いことでもあるのかと考えてね。

10日経っても腐らないのは間違いない、防腐剤あってのことですし
スーパーの惣菜なんて、消費期限1日限りのはずなのに、余裕で10日持つだけの防腐剤が添加
されてるんだなと。ならばその”賞味期限”じゃないですよ、”消費期限”の表示ってナニって。

その文藝春秋の特集記事、”欧米出羽守”じゃないですが、欧米では禁止されえている添加剤は
日本では規制もゆるくバンバン使われてましてね。
その危険性に警鐘を鳴らすような記事ですが、外国人観光客「日本お食事は美味しい」とか
「そのコンビニ弁当、時刻では禁止されてる食品添加剤がバンバン入ってますよ」
と”告げ口する”のは大きなお世話でしょうが・・・(-_-;) 

今度が立ち位置を変えて売る側・コンビニ、スーパーの立場から考えてみましょう。
消費期限1日だけですから、その日だけやり過ごせば消費期限外で食べて食中毒が起きたとしても
それは自己責任のはずですね。
それが万が一、消費期限内に食べても絶対に食中毒にならないとは言えないですね。
悪条件が揃えばあり得る話で、だから”保険を打つ意味で1日だけだとしても防腐剤を使う”
のだとしたら、問答無用に「食品添加物を入れるのはけしからん」とは言えないのではないか?

食品添加物入りを食べたくないと言うなら、全食自炊すればいいだけのこと。
まあ、それは不可能に近いですね、私もそこまで気を使えませんが、要は頻度だと思いますね。
私、コンビニ弁当は年一も買わないですし、でしたら「ほか弁」を選びますし、
ホカベンを含めてスーパー弁当も滅多に買わないです、というか”買わないようにしている”?
食品添加物というのもありますが、それ以前に弁当殻ゴミが大量に出るのがイヤで。

話がやや逸れましたが要は、摂取したことで数年後、発がんを筆頭に出るか出ないかわからん
立証も困難で、別にエビデンスが確率してるわけでもない健康蟻害よりも
明日、いや今日その弁当を食べて食中毒出してしまうことのほうが売る側はリスクでしかない。
よって、1日持てばいいだけの弁当でも食品添加物を使わない手はない。
というのが売る側のホンネでね。
なんせ、食中毒を出そうものなら風評被害もさることながら、◯日営業停止に保健所の監査
治療費の補償に最悪、O157など凶悪細菌で死なせてしまったとなればその補償額が青天井。
なので十把ひとからげに「なにがなんでも添加剤はイカンのだ」とは言えないのではないだろうか。

「イヤなら全部自炊しろ」ですが、仮に全部自炊したとしても「そもそもその食材は安全ですか」
の問題が吹き出してくる。
その牛・豚・鶏肉、成長ホルモン剤使って飼育されてませんよね?と。
代替肉というのが出てきたのも、(特に米国)牛の飼育効率を上げるため
バンバン成長ホルモン剤を投与し、期間を短縮することで飼料代などのコストを下げる。
あまりに危険とみなされ、禁止された成長ホルモン剤もあり州によって発禁されるも
一番気性がゆるいのが”我が日本”、米からバンバン、米国内で売ることができない
成長ホルモン剤入の牛肉入ってきてますよ。

蛇足ですが最近、「これは遺伝子組み換え〇〇ではありません」という表示
見かけなくなってることに気づいてるでしょうか。
去年だったか法改正(改悪)で表示義務がなくなりました。任意です。
これはハッキリ言える、米への忖度・配慮です。

食品添加物・防腐剤入がイヤだから全部自炊にしたものの、
その食材が成長ホルモン剤入りかもしれないし、遺伝子組み換え〇〇かもしれない。
細かく言い出したら、な~んも食べることができなくなってしまってます。
オーガニック?無農薬?その食材、少なくとも3倍は値が張りますね。
富裕層でしかムリですよね、私がそれやってたらすでに破産してますわ。

ただ、知らずに消費してるのと、知ってリスクを承知の上で頻度も考えながら消費するのとは
明らかに違う、”そう思うように”日常を過ごすほうに舵を切った次第です。m(_ _)m