中野信子 x 兼近大樹 『笑いの世界に生まれたこと』 | 国道179号線沿線住民とっ散らかりブログ

国道179号線沿線住民とっ散らかりブログ

楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:津山線、福渡駅~建部駅間・旭川橋梁



このお二人、「ホンマでっか!TV」で共演の縁からでしょう、対談形式なのでスラスラと読めます。
中卒(高校中退)の兼近さん、高卒認定試験のため、中野信子さんが家庭教師を買って出たことも。
そんなお二人の間柄だからでしょう、腹を割って対談してるように受け取りました。

最近のタレントさんを見てると時たま、さほど学歴はないが自頭がいい若い人を散見することが多いです。
例えば、みちょぱ、元NMB・渋谷凪咲、こう見えて大喜利が大得意、そして兼近大樹くん。
会話の切り返しとかに自頭の良さを感じますね、私にはできないと。
で先週「IPPONグランプリ」も観ました。
いざやってみると全く浮かばないですね、特に「写真で一言」なんて、パっと出されて5秒くらいで
なんという瞬発力は。発想自体が思い浮かばない私の自頭の悪さを自覚せずにはいられない。
ただ「ドラムロール大喜利」これならどうにかなるレベルで私にも解けて好きなんですが。

そんなバラエティー大好きな私ですが、それでもどうしても受け付けない芸人(ネタ)はあります。
ですがそれはただ波長が合わない、面白さが理解できないものと思うことにしてます。
だってそこそこ売れてますもんね。万人がおもろないと思ったら売れてませもん。(^-^) 
そういえば昨年末「水ダウ」にて「スベリ1グランプリ」ってやってました。
これ見れば一目瞭然、なぜツマラなくて売れないのかが。


スベるとかいうレベルでは最早なくて、ただただサブく一瞬にして部舞台がキンキンに冷える(笑)
観てればすぐに分かります、ほぼ全員に共通してるものが。

これはちょっと横に置いておくことにして最近よく目にする意見でオモんないから
TVは見ないという、”観ない自慢”してくるのって、意図はナニって思うことがあります。
TVを観ないこと公言すること”だけ”で、その人のステイタスが1段上がるのでしょうかね?
思うに、オモロいの理解ができないだけかも。親父がそうでしたから。
そんな親父、全くオモんない人でしたし、できるだけ一緒に居たくなかった、典型的な人。
もしかして、な~んもオモんないという人は、その人自身がオモんない人だと
兼近さんが語ってます。
最後にその部分だけを引用して締めくくり、終わりたいと思います。


おもしろくないという人は、おもしろくない人

>僕ら世代(兼近のいわゆるZ世代)は冷めているようで、でも承認欲求はものすごくあるんです。
覚めているようで承認欲求があるというのは芸人だけでなくこの世代の特徴だと思います。
「そんな芸能人、知らないわ。うち、テレビ置いてないし」
「ユーチューブは興味ないし」「ティックトックとか見ないし」という人がたくさんいるんですが。

「テレビ観ないから、オレ」って私(=中野氏)も言われます。
つまりお前のことなんか知らないよというアピールしたい人がわざわざ言うということなんでしょうが
ホントに知らない人は、富津に何も言わずに、ただ人として会話するだけですからね。
知らないし、って強めに言った時点でもうキモイというか・・

>兼近:テレビを観ないとわざわざ言うってことは、テレビに出ているということを知っている・
でも「知らないよ、あんたなんて」と言いたい。
それは「あなたなんて大したことない。私だってあなたくらいにはなれた」という
ちょっと歪んだ承認欲求があるからだと。
(中略)でも、人のことをおもしろくないという人がいますけど、
それは自分がおもしろいことを気づけていない。
本人が気づけていないということに気づけていないんですよ。
みんながおもしろいということには理由があっておもしろいと評価されているんだろうな、
と考えればわかるはずなのに「こいつ、おもしろくないのに何でテレビによく出るんだ」
というのは、”本人のセンスが圧倒的に足らないからです。m(_ _)m