炎上覚悟でホンネを喋りたい、キレイゴトで済ますのは嫌いなので。 | 国道179号線沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:瀬戸大橋線、鷲羽山展望台より望遠で

能登半島の大地震はこれまであまり書かずにきました。
というのも常套句のように「お気の毒」とか「お見舞い申し上げます」というのも嘘くさいというか、
いや、違うな、大災害過ぎてかける言葉が見当たらない。

そういえば、一家5人、震災で家族を亡くした旦那さんがインタビューしてましたわ。
妻と子供4人、親族合わせて10人、裏山が崩れて命を落としてる旦那さんを前にして
どんな言葉をかけたとしても空虚しかないでしょ、よーく考えてみて?
どんな確率だってこと、IFの上にIFが重なり、天文学的確率の悲惨さ。

地震が元旦に起きなかったら。
妻の実家が能登でなかったら。
実家に帰省していなかったら。
しかも5人も行っていなかったら。
だとして同時刻に外出していたら。
実家の裏に山・崖がなかったら。
上記6件、一つでも該当していたら家族5人、命を落とすことはなくて
「IF・もしの6乗」の確率、数学はまるでダメですが、乗ってる飛行機が墜落する確率
いや、年末ジャンボ10億円が当たる確率より低いんじゃないかと思うくらいの
偶然の上に偶然が重なった、まるで一生分の不運が一度に来た以上の不運さの人に
どんな言葉もかけられないでしょ。(T_T)

石川周辺に親戚縁者もですが知りあいも一人もいませんので縁も所縁もまるでない。
石川へは行ったことは一度だけ、行ったというより通過したって感じの、小松市だったか
自動車博物館へ行ったくらいしかなくて。

炎上覚悟で感想を言いたい、「もう、ここは住めるような土地ではなくなったね」
冷たい言いかたになりますが、住む家が無くなったとしたら、私だったら清算し、
保険金・見舞金、出るものなら救済金貰って他所で移住するわ。
救援物資が届きづらいのも、地形をよ~く見てください、細い首がヌッと生えてろような、
よって主要道路が1本しかなく、そこも不通となれば自ずと・・・
鉄道もとっくの昔に廃線、地続きではあるけれど「陸の孤島」のような場所。
山ばかりで耕作地も少ない、しかも冬は寒いし雪もドッサリ降る。

住む理由が一つも見当たらない。
しかも今回の震災でなんと海岸線が5m弱も隆起、港(漁港)が全滅だというから驚いた。


鉄道はハナからない、道路もない、農地もなければ、頼みの漁業もこれでは
港は全部壊して、あらたに作り直さなければ漁業も立ち行かないでは、どうやって生活するの?
港湾整備にいくらかかる?で、元を取るのに何匹魚を獲れば?
だったら、隣県の漁港(組合)に編入させてもらうのが安上がりだし、住宅だって
新築しなくとも探せば見つかりそうだし。
そもそも生活インフラがメタメタでしょ、特に水道。
想像するに疲弊した自治体が公共の水道事業はできない可能性、となると民営水道事業者が。
そうなったとき、水道料金払えますか?ということになる。
よくて2倍、最悪の想定で5倍~8倍だって、全くあり得ない話ではない。
夕張市をみればなんとなく分かっていただけるかと。

浜松市が市営住宅の30棟ほど、被災者に無償提供を始めるという(光熱費別で)
仮に私が被災者だとしたら、いの一番に申し込みに行くね。浜松市ですよ。
喜んでいきますわ、仕事だって中高齢者でも割とすんなり見つかりそうだし。
だって、デッカイ企業がいくらあると思います?
スズキがあり、ホンダがあり、ヤマハもあれば仮に本社でなくとも、中小関連企業は
たくさんあるでしょうに。どこかは引っかかるでしょう。

今回のような最規模の災害を見るたびに、家が無くなったらどうしよう?と
シミュレーションしてみるんです。
津山市、住みやすいほうだと思います。
一番の売りをいいます。自然災害が劇的に少ない。特に地震。
住み出して半世紀近くになりますが、一番揺れたのって阪神淡路の時の「震度3~4弱(自分体感)」
一番近かった震源地は倉吉の時でも「震度3」
水は出るかもしれない、床下浸水が1回ありましたから。
ですが去年、家の前の川砂利を、ゴソっと掬ってくれて川底を深くしてくれたので
水も出ないかと。
唯一の難点は、大した仕事が見つからない・時給が安い仕事しかないことかな。
火事で焼け出される・災害で無くしたとなれば、新築するという手もあるが
県南に移住するかもしれないな。
雪の心配をしなくて済むのが利点だし、山陽本線沿線であれば多少田舎であっても
交通の便はいいし、中古なら家も安く、和気でよければ300万台から一戸建てが買える、中古だけど。
津山より仕事を見つけやすいのも利点かな、遠くても(20分間隔)電車があれば通勤できそうだし。

話を能登地震に戻しましょう。

なんと年末に、小梅太夫が今回の惨事を予言していた事実 ←X


そしてもう1件、地震予知はできないというのが持論ですが、予知はできなくとも
能登に大きな地震が来ることを予想していた方がいた。
(3か月前にUPされた動画)だったらもっと早く教えてよ、拡散してさ。(-_-;)

石川・能登半島で大地震の前兆現象が起きている?周辺で続いている異常な現象とは…


くどいようですが炎上覚悟で書いてます。
元々、地震が来なくとも人口が減り続けている能登半島だから、大地震で住めなくなったとしたら
想像すればわかるはずなんだけど、「酷いこと言うな!」と糾弾したい方がおられるとしたら
逆にお聞きします、
「あなたが被災者だとして家も倒壊しました。で、新築してまた住み続けますか」と。
借金(ローン)ですよ。鉄道もありません、道路もロクな道もありません。
もちろん生活インフラも脆弱、特に水道が民営企業だとして他自治体の数倍の料金ですよ、
仕事も見つかる当てもないかもしれない。大雪は降るし寒い、暖房代もバカにならない。
ただでさえ過疎が進むのに、あなたが住むと選択しても、もっと住民は出ていきますよ。
↑のようなネガティブな事例を並べ立て、なにもディスってるわけじゃなくてこれは事実、
これから起こるであろう想定を述べてるだけで、差し障りのない美辞麗句だけ並べ立て
”キレイゴトで済まそう”とするほうが冷たい人な気がします。あらためて問います。

それでもあなただったらここに住み続けますか?と。
私は「百パーセントNOです、絶対イヤです」住む理由がないからです。 m(_ _)m