参考までに:2023年度 M-1グランプリHP 全ネタ動画
全体的に、ネタのクオリティは昨年のほうが上だったか。
特に決勝予選の下位組に沈んだコンビをみてみると、敗者復活戦「トムブラウン」や
「ママタルト」のほうが出来がいいし、予選もネタのチョイスが悪かったのか、調子自体が不本意だったのか。
採点に関してはおかしな点数付けもなく上位3組もまた、漫才の面白さでも全くもって順当。
決勝は、さや香、ヤーレンズ、令和ロマン、の3組、ヤーレンズには度肝を抜かれた。
というのも名前はおろか、存在すら知らず、そこてもってきてあのネタですからね。
詳細は後に回しますが、本命は「さや香」ここまでは想定通り、さすがは本命。
が、決勝であのネタのチョイスはないわ、全くM-1向きでない。
ネタが難解すぎて一度アタマで噛み砕いてですからワンテンポ遅れるんですね。
単刀直入、面白くないんですわ。当然、審査員から1票も入らず。
事実上、令和ロマンとヤーレンズの一騎打ち、票も”かわりべんたん”で3票つづの
優勝の行方は松本の1票で決まる。
松本評:1本目より2本目に強いネタを持ってきた勇気を評価。
3組のネタを観終わっての直感で、私は「令和ロマン」でしたが、今大会一番は?
と聞かれれば、迷うことなく「ヤーレンズの1本目の”引っ越しの挨拶”」のやつです。
ヤーレンズ、結成12年目にして名前も聞いたことがなく、で、あのクオリティでしょ。
「絶対、吉本所属ではないな」と思いました。
なぜなら、あれだけの腕があるなら毎日舞台に立って笑わせてて間違いなく
それなら名前くらい毀れ聞こえてくるはずですし。
最初「ソニー(SMA)」「人力舎」または「グレープカンパニー(サンドウィッチマンのところのね」
と思って調べたら「ケイダッシュ(オードリーのところの)」と出て、なぜか納得・
やはり、全国津々浦々、舞台がある吉本って有利だな。
事務所自前の舞台が小劇場クラスでは、TVに出る以外に世に出るチャンスがないですもん。
たしかに今はYoutubeもありますが、手っ取り早く名を売るならTVか舞台に出ないとね。
ヤーレンズ、吉本所属だったら12年もくすぶることはなかっただろうに。
なにが度肝を抜かれたかって、あのボケ数(手数)の多さ。
ボケ数が多いといえば「インディアンス」を思い出すが、私は好みじゃないし
錦鯉に負けたM-1決勝でも、ボケ数のわりに笑う回数が少なくて。
ボケ数の多いネタの作りとして同様の2組、ヤーレンズにあってインディアンスにないものとは?
考えました、そして私なりの考えは・・・
マシンガンボケのように見えて、「緩急の有無・起伏のつけ方」でしょうか。
ヤーレンズの漫才では、ボケ数が図抜けて多い中、小ボケもあるか、ここぞとばかりの
”決めにいってるボケ”があることに気づきました。
ネタを観終わって、印象に残ったボケのフレーズがあるかないか。
インディアンスのマシンガンボケには、緩急が見当たらない。
よって全ボケの笑いの量がほぼ同じ、ということは観終わって笑うには笑ったが
「印象に残ったボケは?」となっても、一つも記憶に残ってないんです。なので好みじゃないと。
M-1公式・1本目の動画がなくて、ケイダッシュのしかないが昔のですね。
大会ではこれを磨きに磨いてブラッシュアップしてますから完成度が違うが仕方がない。
M-1グランプリ2023決勝【ヤーレンズ「お引越し」
ツカミ・導入部の(電話がかかってきて)「トゥルルルル、な~んだ私の右手か」
このフレーズが後になって段々と面白くなってきて、この発想が実にスバラシイ!(*゚▽゚*)
惜しむらくは、1本目のインパクトが強すぎましたね、決勝戦だけで考えると
令和ロマンの出来が上。
ま、堂々の準優勝ですから同事務所所属のオードリーのように優勝者より売れたなんて
こともあるかもしれないので、世に名前を売っただけでも収穫でしょう。
なにせ12年もくすぶってたんですから。というかあの腕ですから売れて当然かと。
ただ、今の風潮としてネタより平場の強さが求められるんで大変ではあるでしょうが。
も一つ分かったことは、M-1には歌ネタは合わないってことでしょうか。
持ち時間が4分しかない上に、歌となると導入部で時間が取られてボケ数が減ってしまうし
そこまで(ボケが出るまで)待てないってこともハッキリした。
で、今大会の出場メンバーを眺めてみて、不思議な感覚はなかったでしょうか?
女性は一人も居ないんです。
女性コンビはおろか、男女コンビすら1組も居なくて、去年は「ヨネダ2000」がいたのにです。
あのー、ここで男女平等なんてものを持ち出すのはお門違いですからね。(^-^)
これはれっきとした実力の世界、女性だからって下駄をはかせるのも違いますし
仮に力が伴ってないのに特別枠で出したとて、大会で大スベりしてみ、
大恥かくのは女性コンビですので、伴ってないなら立たせないのが親切ってもんです。
そこははき違えてはいけない。
プロ棋士に女流が全く歯は立たないのに似ているか・・・
それと女性審査員が2人と少ないという批判も的外れですからね。
なにせ絶対数が少ないんですから。
上沼さんが下りて、白羽の矢を立てたのが「海原ともこ」さんだって、ず=っと審査員
するのを渋ってましたからね、それをどう口説き落としたのかは不明ですが
それだけ審査してもらおうにもいない。
ハイヒールのお2人か、その上だと「今くるよ」さん、車いす姿でビックリ、到底ムリだし。
なんでもかんでも平等を持ち出すのは”ムリゲー”だし、下駄をはかせてムリから出したとて
恥をかくのは当事者女性ですから、女性政治家の数を増やせというのとは次元が違う話で。
そう考えると、政治家のほうが容易ってか。
ってことは売れた女性芸人って男芸人よりスゴイかもしれないですわ。m(_ _)m