『 バンクーバーの朝日』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


戦前、バンクーバに住む日系移民、アウェーですからね、
なにかと不自由で虐げられながらも野球チームを作り、
弱小チームから彼らなりの戦いかたで一回りデカイ白人相手に
勝っていく、よくありがちなストーリー展開と思いきや、
そのままハッピーエンドでは終わらず、母国が太平洋戦争に突入すると
そこはアメリカの隣の国ですからね、仕事を奪われ収容所に送られして
ますます困窮していくというね、そう単純には終わらない映画で、
いい意味で予定調和ではないところが好感が持てますが、それもまた
痛し痒しで、焦点がぼやけるといいますか、
結局「一番ナニを描きたかったの?」って部分が少しだけ残念な印象。
「可もなく不可もなし」という評価ですね。

ここからは直接、映画とは関係ない話しなんですけど、
明治以降から戦前まで、日本政府は移民を推奨(口減らしの体のいい
プロパガンダとはいえ)し、北南米やハワイなど結構な数の日本人が
移民として現地に入植、政府の宣伝と大違いでかなり苦労したとの
こともあります。
それを踏まえ、戦前までは『輸出』しておいて、戦後は一転
「移民受け入れ拒否」なんてのは、都合が良すぎるという主張が
リベラル系から時々聞かれます。
うまく表現できないんだけど、何かが引っかかるんですよね。
現地で迷惑かけた日系移民もいたと思いますよ、例えば戦後の
ブラジルにおいて、日本の敗戦報道を認めない日系人が暴動、
新聞社を襲撃したという事件もありはしましたが、これはテロなのか?
と・・・

価値観もその時代時代で、考え方も状況も変わりますしねえ、
どう説明すればいいのかと思案しているところです。

これもまたチョット逸れる話ですが、日本への外国人研修生制度って
やつですか?
特に1次産業に多いんですが、研修名目ですから報酬はビックリする
くらい安く「合法奴隷制度じゃないの?」とツッコまれても反論
できないくらいの人件費の安さ。
数年前に広島の牡蠣出荷業者内での中国人研修生が経営者を殺傷
したという事件、詳細を聞くと同情できる部分も少しだけあるのがね、
それ以降、類似事件が起こらないのが不思議っちゃあ不思議なんですな。

m(_ _)m