負の連鎖・積み増し末の大惨事 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間

昨日、TVでやっていた『千日デパート火災』
おきたのは、昭和47年といいますからまだ大阪に住んでいた頃
さすがに幼少すぎて、全く当時の事件は覚えてはいませんが
デパート部の営業時間外なのに犠牲者120人弱を出した大惨事
だったのですが、その原因を突き詰めていると
負の連鎖といいますか、不備・不祥事が幾つも重なっての惨事
だということが分かりますし、その中でも1つ2つでも無ければ
ここまでの惨事にはならなかったとも言えるのですが・・
焼け死んだ人は皆無だったのですが、主に煙・一酸化炭素中毒と
救助を待ちきれず飛び降りた末の転落死が20名ほど。

一つ一つ原因を挙げてみると、

火災報知機を作動させるも、連絡は司令室だけでデパート全体に
行き渡らない構造になっていた。

そのため唯一営業していたキャバレー部の避難、初期消火に
遅れが出た。

防火扉が使われてなかったため、避難路であるはずの階段部に
煙が短時間で充満し使えない階段が多数あり、その中でも使えそうな
避難路・階段の一つがいたずら防止のために鍵がかけられており
取りに行くもすでに煙に行く手を阻まれ、鍵を開けることが出来なかった。

そのフロアに限って窓が少なく、換気も出来ない場所での救助待ち時
に一酸化炭素中毒で死亡。

エレベータで避難を試みるが、シャトル内から煙が立ち上ってきた
ために使用を諦めるのだが、このエレベータ、普通はシャトル内が
煙で充満することはないのだが、手抜き工事のために
あっという間にシャトルを伝って煙が立ち上ってきた。

避難シューターが常備されていたのだが、日常の整備がされて
いなかったために、この時は使い物にならなかった。

等々・・・

いくつもの不備・手抜きが原因で、おびただしい数の屍を
積み上げてしまった。
もし、火災報知機が作動と同時に建物全体に非常ベルが鳴っていたら・・
エレベータシャトルが手抜き工事でなく、煙が立ち登ってくることなく
ふつうに昇降できて避難していたなら・・・
階段前のシャッターの鍵が開けられていたなら・・・
防火扉が使われ少しでも時間が稼げていたなら・・・
避難シューターが使える状態であったなら・・・・

このたくさんの『もし(IF)』の一つでも「もしでなかったら」
一人の犠牲も出さずに済んだのかもしれないとしたら・・・・

非常に残念な事故は防げていたと考えるほうが理にかなっていると・・

はて、なぜこんなことを書いたかというと、

『先日の中2生のいじめ自殺の件』も、このような『不適切な対応』の
積み重ねが、最悪の結末を迎えたと思うようになったからです。

次はその話を・・・

では、 m(_ _)m