中島義道 著 『私の嫌いな10の言葉』つづき | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間

昨日に続きます。そして多少引用します。

引きこもりがいる社会は大変結構だとの指摘。
なぜなら、その社会が成熟している証拠、それを公表している
社会は「健全」であります。
人間どう転んでも元気に楽しく幸せにばかりにもいられない。
それを無理やり「そうであるはずだ」として、そうでない人を排除
していく社会は危険な社会だからです。
不登校児が一人もおらず、『みんな』楽しく学校に通っている社会
社会的ひきこもりがまるでなく『みんな』職場や家庭に満足している
社会は欺瞞的な社会であり、それがホントだとしたらますます
恐ろしい社会です。
つまり、社会不適合者に対して不寛容な社会は恐ろしい社会と
いうこと。なぜなら、

そこでは社会的適合者のみが正常であるとみなされ、不適合者は
排除されてゆき、窒息されてゆき、ひと知れず
(少なくとも精神的に)殺されてゆくからです。
「正しいことのみ」が奨励される社会、それ以上にほとんどの人が
「正しいこと」のみをする社会は危険な社会です。
「正しいこと」とは、社会的に正しいことであり、すべての人が
満足して顔を輝かせて生きている社会は、考えただけでも背筋が
寒くなる。

大量の不登校・ひきこもりを抱える社会は、みんなが挙国一致を
叫んで戦争に散っている社会より、みんながユダヤ人を密告する
社会より、ずっと健全です。
人間とは限りなく理不尽なものですから、その理不尽さを
すくい上げうるだけの余裕を持った社会、理不尽さを見えるように
しても、崩壊しないだけの余裕のある社会は健全だということ。

取り上げていたから思い出したことがありました。
一瞬観ただけで背筋が凍る、トンデモ番組がありました。

NHK・のど自慢

こんなに気持ち悪い番組を、率先して喜んで観ている人の神経が
全く理解できない。
画面から醸し出す「やらされてる感、予定調和の不自然さ」
あ~、思い出しただけでも悪寒が走る。 (>_<) 
それもこれも、綿密なリハと演出のなせる技?
トップは、若くて元気だけが取り柄、当然、鐘は1つか2つ。
鐘がならなくても審査員は「お上手でしたね」とお決まりの
おべんちゃらトーク「ウマイなら鐘鳴らせよ」っていつもも思う。
ウマイって思っちゃいないんだよ、最初から。
そう言わないと『場が凍る』からで「みんなが厭な気分になる
じゃないか」的な空気から、そう『言わざる得ない』から
そう言っているだけでね。
鐘が鳴る人・鳴らない人の順番もだいたい決まっているから
そろそろ鳴るな、ってのも簡単に想像がつく。
出番が終わった人、順番待ちの人がバックで、演者の歌に合わせて
みんな『笑顔で』手拍子、体なんか左右に振って『ノッテル感』を
爆発させてみたりしてね・・・

気持ち悪いったらありゃしない! キタ――(゚∀゚)――!!

いま画面に映し出されているもの全てが嘘で塗り固められてる。
少しでもオブラートに包めば、まだかわいいもんだが
それがあからさまに『意図的に?』全面に押し出してくるもんだから
吐き気を催す。

これは私だけの偏見かもしれませんが、のど自慢を喜んで
みている連中ってのは、著者が挙げた「10の嫌いな言葉」
悪びれることもなく、率先して使っている
タチの悪い人たちじゃないかな・・・

m(_ _)m