『沈みゆく大国 アメリカ』堤未果・著/集英社新書/ | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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業田良家氏選出 アメリカの医療・医療保険制度問題告発の書
【書籍紹介】『沈みゆく大国 アメリカ』堤未果・著/集英社新書/720円+税
【選者】業田良家 漫画..........
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ちょうど、今日から読み始めました。
全世界的に景気が低迷する中、米だけが比較的、景気が好調で
NYダウは年初来高値連発、金融緩和も今年中に一部終了との
報道で、2回金融緩和しようとも円安と株高以外
景気指標がたいして上がってこない日本とはえらい違いですが
不思議に思ってたのが、米景気は絶好調のはずなのに、オバマ大統領
の支持率が上がってこないばかりか、中間選挙においても
共和党に惨敗、任期2年を残してレームダック(惰性)なのは
どういうことか?
失業者の数も歴史的に低いのですが、単純に所得が上がっていない
もしくは実質的には下がっている点では、日本と対して違いがない。

今日、読み始めたのでまだ半分も読んでいないのですが
オバマ大統領の最大の功績ともいわれるオバマケア
(国民皆保険制度)が、ザルすぎて日本のものとは比べ物に
ならないくらい『クソ』で全く使い物にならない。
何が一番問題かというと、大雑把にいってふたつ。

加入する健康保険が公的ではなく、民間のものですが、各州に対して
選べる保険会社が独占に近く、多くても2つ。
よって、競争原理が全く働かなくていいなりなのと、企業(雇用先)
にも負担を求めた結果、大量の正社員が非正規・パートに格下げで
所得が低下、しかも新たに保険に入り直すとなると前年の所得から
保健額を算定、初年度保険料がかえって割高になるケースが多発。
結果、支払い能力を超えてしまっている。
しかも、入らないほうが得になるケースが多いのだが
名目『皆保険』なため、罰則規定(罰金なのだが)が厳しすぎる。
なので「これじゃ昔の保険なんぞなかった時の方がマシ」と
なってしまった。

もう一つが薬価、ただでさえ米の医療費、特に薬価がびっくりする
くらい高い!日本と比べても倍以上でしょう。
ナゼ高いか?
薬価が製薬会社の『ほぼ言い値』だから。
好きな価格で売っていいとなっている。
ここが面白いところでね、オバマケア導入時、各界から大反対の
オンパレードだったのが、製薬会社には政府が薬価に口出ししない
というのが裏取引で、同意を取り付けたのだとか・・・

この惨状を見てもまだTPP締結してまでも、米・医療保険会社に
米式医療と製薬会社を全面参入させるのがイイと言えるのか?
だとしたら、狂気の沙汰としか言えないんだが・・・

私は絶対に、御免被りたいです。(-_-;)