マツコ・デラックス、池田清彦 著 『マツ☆キヨ』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


特異な性癖でマイノリティのマツコと
学会のマイノリティ、池田氏との対談集。
「ホンマでっかテレビ」での共演が元で、このような運びになった
と思うのですが、お互い反体制派ということで意気投合する
ところもあったのだろう、終始穏便な予定調和的にはなってますが
おおかた同意できることが多いです。
私のある意味、マイノリティ側の住民だからかもしれませんが・・

その中でも『臭い物に蓋』理論は禿同だったな。
れっきとしてあるものを「けしからん」という理由だけで闇に葬った
ところで、別の「けしからん」ものが跋扈するだけというやつ。
消費者金融がけしからんとなると、地下に潜るだけ
そして過払い金を取り返すという名目で法律事務所が
代わりに暴利を貪るという図式に
ヤクザがけしからんと、暴対法で潰しにかかった結果
代わりに中国やどっかからのマフィア、半グレ集団に
オレオレ詐欺集団が台頭しただけ、代わりの何かに置き換わっただけ
の徒労に終わるというやつ。
全くそのとおりでね、けしからんものはどうしても残るという前提で
事を進めないと、余計にこじらせることもあるという一例で
けしからんといえど、なくせないんだからね。
そしたら徐々に変質させるしかないんで、そのように対処せざる
得ないって話でした。

タチの悪いマイノリティの話で、ゲイ側のマツコがニューハーフと
仲良くするのが気に入らないと、ちゃちを入れてくるゲイ側の人間が
嫌いと書いてましたが、マイノリティ側の人間が
もっとマイノリティ側の人間を虐げるという構図。

ここから本の内容とは関係なしで飛躍しますが
今回のフランスでのテロ騒動も、マジョリティ側(キリスト教)が
マイノリティ側(イスラム)をファビョって怒らせた構図
それでいて「表現の自由」を声高に叫ぶ。
その表現の自由は体制側(権力側)に向けられたものなら問題は
ないが、フランス国内でも立場の弱い側に向けられたものである
以上、「それはいかがなものか?」と思わざる得ないし
もっと悪質なのは『ボコハラム』なんてのは
マイノリティ側(イスラム)がもっとマイノリティ側(地域住民)
に向かってテロ・虐殺行為を繰り返し、恐怖で支配するというもの。
体制側(キリスト圏)に戦争しろとはいわんが、彼らの言い分だって
結局、自分らの都合のいいように、『神の解釈を歪曲』しているだけの
無理やり正当化した稚拙な言い訳でしかないんでね。

その意味では、拡大解釈だのというものは、その時々の為政者の
都合のいいように、やりたい放題なわけで
自分らにとって耳の痛い意見、都合の悪い情報を流すのはけしからん
と、メディアに講義する何処かの国のトップにこそ
「表現の自由」を声高に叫ぶ必要があると思う、今日この頃なのでした。


m(_ _)m