増田寛也 著 『地方消滅』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


正直なところ、提言に目新しさはなかったですね。
だいたいどれも知ってたものの羅列と「べき論」が多すぎて
読んでいて疲れる。
巻末の対談集のほうが良かったかも・・読みやすくて。
ですが、同意できる部分もありました。
少子化の問題は個人、行政・自治体だけではどうしても限界がある。
結局、どの政策も「枝葉末節」なんだな。
行き着く先はどうしても「雇用問題」になってしまうし
雇用さえうまくいけば、この問題はほぼ解決できそうな気がします。

一番同意できるとこ、『東京一極集中を回避すべし』
産業の中でも、第三次の伸びが高いのですが、サービス業ってのは
どうしても対象人口が多くないと成り立たにくい産業なんですね。
よって、どうしても人口の多い地域、とりわけ東京に集中してしまう。

なぜ東京一極集中が悪いか?

【孤独】
20代ひとり暮らし率 ・1位 東京都(2005年国勢調査)
30代ひとり暮らし率 ・1位 東京都
40代ひとり暮らし率 ・1位 東京都
50代ひとり暮らし率 ・1位 東京都
【生涯独身】
60歳以上男性未婚率・1位 東京都 (2010年国勢調査)
60歳以上女性未婚率 ・1位 東京都
(※男女共に、一生涯、独身で人生を終える、一家廃絶
無縁仏として共同墓地に共同埋葬)

【家族】
子育て世帯数 ・47位 東京都(2005年国勢調査)
兄弟姉妹数・47位 東京都
出生率・47位 東京都(出生率は1なので、流入人口を省けば東京は
現在の1世代あたり650万人減少する)

【動産・不動産の保有率】
持ち家率・47位 東京都
自動車登録台数・47位 東京都 
自動車普及率・47位 東京都
軽自動車比率・47位 東京都

そう、結婚出産子育てに一番向かない地区が東京だからですが
仕事だけは、とりあえず沢山あるので始末が悪い。
結婚適齢期の男女比は、全国平均で男性の方が多い
特に地方に行けば行くほど男性が圧倒的に多く、あぶれている
のですが、こと東京に限っては女性のほうが多い。
女性があぶれているんですね。

地域ごとに、どのように雇用を創出するのか?
それが一番の課題なのですが、その答えが出ない。
それができれば少なくとも、各地域の都市圏で人口流出が阻止
できれば、東京集中が避けられるのですがね・・