知ったかぶり?F巻氏の暴論、TVタックルで
「日本も『アジア通貨危機』みたいなことが、いつ起きても
不思議ではない」
言っておきますが、97年のアジア通貨危機の原因は
『自国債』の破綻でもなく「自国通貨の歪みをつけ込まれた」
というのが、一番の理由。
当時、タイやインドネシアでは「ドルペック相場」といって
基軸通貨ドルと連動させる、ある意味「固定相場」を採用していた。
これが自国の経済力と、通貨の乖離(歪み)から、売り込まれた。
売り込まれても、自国通貨を買い戻せれば問題ないが
いかんせん途上国には『外貨準備高』がどうしても足りない。
(韓国が危機に陥ったのも外貨(ドル)を持っていなかったためで
通貨スワップ協定でも、結んでおけばよかったのにね。)
自国通貨が売り込まれたのであって、自国債が売り込まれたわけではない。
さあ、そこで日本の場合です。
円を売り浴びせることって、本当にできるのでしょうか?
答えはNO!
最近では、有事が起きそうになった場合、一昔前はドルが買われたのですが
最近は円が安全資産として買われます。
では、日本国債を売り浴びせてみましょうか。
政府の借金(クドいですが国の借金ではない!)は1000兆円を超えましたが
内訳は90%前後が国内で消化、外国の持分は10%切るぐらいしかない。
ざっと100兆円としましょうか、
100兆円分、一気に売り浴びせてみましょう。
日本の外貨準備をもってすれば、あっという間に買い戻せます。
少し前のデータですが、120兆円分ぐらいはありますので。
(この場合、便乗して国内金融機関からの売りが出ない前提ですが)
それに日本は世界一の債権国ですので毎年、黙っていても数兆円入ってきます。
日本国債の発行額の多さに目をつけたヘッジファンドが、過去に何回も
空売りを仕掛けたことがあります。
それにもかかわらず、全くびくともしない、果敢に戦いを挑んだ
ヘッジファンドは大損害を受けて、マーケットから退場していきました。
とはいうものの、このままでいいとは言いませんよ。
いつまでも続けるわけにはいかない。
ですが、すぐにでも「消費税40%にしろ」というのは
なんの根拠も持たない、暴論でしかない。
歴史上、どこの国も借金を『完済』した国は、どこもない。
日本も敗戦したとき、全部踏み倒しましたから。
乱発した軍票は、ただの紙切れになりました。
不思議に思うのは、どうもこの『F巻』って人、国の借金は『全部完済』
しないといけないものだと考えてませんかね?
個人の借金と同じと考えているフシがある。
この人の言うとおり、1000兆円分、返したとしましょうか。
それはそれで、『超円高』に苦しむ事になる。
だって、借金がないんですから・・借金がない国って日本だけ?
となると、これ以上の『信認』はないことになりますから
円が「プラチナチケット」になるのは間違いない。
死に物狂いで財政をクリーンにしたあと、今度は「超円高」で
苦しめられるんですから、踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
何のための『財政健全化』なんでしょうかね?
それとも日本だけ「金本位制」に戻せとでも言いたのでしょうか?
これも同じこと、自国の「金の保有量」しか通貨発行できないの
ですから、これも行き過ぎた『信認』で「超円高」になってしまう。
要はこの「F巻」って御仁、脳の老化からくる記憶喪失か
はたまた、老人性更年期障害からくる
「ヒステリー、もしくは情緒不安定」だと思われますので
早めの精神科の受診を、勧めたいと思います。
気が向いたら、また続きます・・・