瀬木比呂志 著 『絶望の裁判所』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


白状すると、裁判員一度やってみたいんです。
といっても、今のままの制度では嫌ですけどね。
被告も認めている極悪事例での「死刑か無期か?」ってな判断
任されても結局のところ、控訴されればそれまで
無期でも出てこられて「お礼参り」なんぞされても困るわけで・・
そんな事案じゃなくて、被告が否認し続けている痴漢冤罪や
交通事故案件(青青の事故)みたいな「どっちがクロ・グレー」を
判断するようなのがいいです。

この本の内容ですが、徹頭徹尾、裁判官や裁判官制度に対して
罵詈雑言のオンパレード、「これでもか」というぐらい遠慮なし
に、書きたいだけ書いています。
もう笑っちゃいます、よくここまで書けるもんだと。

『根腐れ』起こしているんです、『制度疲労』といってもいいかも。
霞ヶ関以上の「KING OF 官僚」みたいな
『最高裁判所裁判官会議・事務総局』を頂点とした完璧な
ヒラエルキーが出来上がっており、優秀な成績で任官したとしても
勝手なことはできず、上からひたすら目をつけられないように
「事なかれ主義」を貫徹、民事訴訟においても、ひたすら和議を
推進というよりゴリ押しといってもいいくらい。
なぜかといえば「判決文を書きたくないから」、面倒といってもいい。
下手な条文でも入れて、上の怒りを買いたくないからで
「適正な判断を下す」ことよりも「スピードと処理速度」が求められる
仕事の評価も問題だと指摘しています。

全裁判官3千人弱ほどの業界なのに、裁判官の不祥事が後を絶たない。
各種ハラスメントに、痴漢・児童買春と「聖職者」と言われる
代表格の職業なのに、このような不祥事が頻発するのは
この風通しの悪さからくる精神を病み、内面性の欠如、エゴイズム
自己中心性、他社の不在、共感と想像力の欠如、慢心・虚栄に嫉妬
人格的な未熟さ・幼児性に知的怠慢(コレ小生が感じたことじゃなく
全部、著者が書いていることだからね(^O^)
これだけ羅列される人間って、どうなのかね?
正確的には、ポンコツ以外の何者でもない気がするんだけど・・(-_-;)

前から不思議に感じていたのが、民間が国を相手に訴訟おこした場合
地裁では勝つも、高裁・最高裁に至っては、まず9割以上勝ち目はない。
そらそうだ、最高裁長官(司法界のナンバー1)は内閣の指名
最高裁裁判官もそのナンバー1を目指すわけで、国の御意向に逆らう
はずもなく、例外なく最高裁では国に勝訴することはないのです。
よって、選挙のたびに無駄かと思われる「最高裁判官・国民審査」では
ほとんどの官にXを付けて回ります。
これも制度が悪いんですけどね。
「信任しない場合はx、無記入は信任とみなす」というのは詐欺に近い。
「信任はO、無記入は不信任とする」とすれば、間違いなく全員
不信任になる。

こりゃ、深刻だ、誰もなり手がないわけだ。
だから弁護士だらけになってしまう一端が、ここにあるということですね。