機械式時計の無駄の中にある『究極の美と匠の技』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間

時間を見るだけなら携帯・クォーツ時計で事足りますし、何より正確です。
私もクォーツ時計(正確にはSEIKO・キネティック)は持っています(作業用)が
あまり好きではありません。
クォーツって秒針が1秒ごとに動くでしょ?あれが嫌。
時間は止まることなく流れているものなのに、1秒ごとにカチッと止まるでしょ?
あれがおかしい。
機械式ならテンプの振動数ごとに動く構造なので、5振動/秒なら1秒の間に5回止まって
私の持っている『ゼニス』なら10振動/秒なのでほとんど無視で来るレベル。
テンプの振動ごとに「カチカチ」いってるの聞くのもオツですし、、、
これが『SEIKO・SPRINGDRIVE』なら、全く止まることなく一定速度で流れる様に
秒針が1分1回転しているさまは、実に綺麗です。
ですが、機械式時計はどうしても、1日あたり3~5秒は狂います。
値段もピンキリで安いのは1万円以下でもありますが、高いのになると
数十万円~複雑機構付きになると4桁万円は当たり前の世界です。
その中でも、究極の複雑時計が「ミニッツリピーター」と「トゥールビヨン」機構。
「ミニッツリピーター」↓とは昔、灯りが不自由だった頃に音で時間を知らせる機構。
外径45mm前後の腕時計の中に、2種類のリングを装備し、それを2個のハンマーで
叩いて、その叩き方と音の高低で時間がわかります。

0:20~聞いてみてください。
最初に9回叩いてます。これで9時。
続いて高低の連打が5回。これで50分。
最後に高めの単音が7回。これで7分。
合わせて、『9時57分』となるのです。どうですか?

トゥールビヨンとは、姿勢差による時間の誤差を克服させるために脱進器全体が
回転(通常1分間に1回転)することにより、問題を解決しようとしたものです。
最近では、そのようなことより、「見た目の美しさ」に重点が置かれ
憧れの逸品になっているようで、一昔までは一本・一千万超はザラだったのが
コスト削減で20万円台から買えるモデルも登場しているようです。