嶋乃猫のブログ -2ページ目

嶋乃猫のブログ

自分勝手に見たり食ったりフラフラ放浪

お美津稲荷から41号線へ出ようとしたら


何かあります

これも41号線を通過する度に気になる場所

近づくと


名水が湧き出ています
誰かコーラの瓶忘れてますよ

飲んでみたら
軟水独特のまろやかな味わい






2メートルの積雪って・・・自然災害こわい
山の動物にこれだけ被害があったということは
人間にも何かあったかもしれない


動物の種類ごとに亡骸の数を記録して
被害に遭った動物のために塚をつくるだなんて
なんて慈悲深いんだろう


説明看板を見ていたら背後に視線を感じた

振り向くと



   うゎぁぁあああ






このすぐ横真下に大きなお墓と思われる
比較的新しい石碑がありました
多分個人所有のものなのかも知れません




お墓の横には石仏


片隅に鹿のレリーフがありました







この場所は屋根と腰掛けベンチがあります
すぐ近くには冷たいミネラルウォーターがでているし
山から吹き抜ける冷たい風も期待出来そうなので
夏場の休憩場所にはもってこいかも






踏切を越えると
すぐに41号線に出られます



41沿いのこの橋も気になりませんか?


浅水橋っていうんだって


ちょっと、集団登校とかアウトっぽくね?


ビクビクしながら渡る


水位監視塔
子供の頃から現在に至るまで
あの監視塔内に入ってみたいという
夢というか願望というか欲望は消えない。


至 高山方面
市町村合併で高山っていってるけど
宮峠からこっちは分水嶺もあって
高根のダムからや位山の水が流れます
ちなみに高山の宮川の水は富山の方、日本海側に流れます。



太平洋に向かって流れる
浅水っていうけど結構深そうじゃないの



中心まで来たんだけど
何だか揺れる気がする
イヤ、絶対揺れている


反対側に到着

こちら側は小さな商店がならんでいます



そろそろもどろうかな


ヤッパゆれてるw












赤い鳥居の石段を登り切ると


あっさりした建物



右手には


御手洗場あり
手作り感が温かくていいですね
とてもキレイに清掃されていました

奥手にトイレあり






手を清めたところで
お参りさせていただきます


入り口はこのカーテン式の扉の様です
ワクワクo(^-^)o







なんというか
空気が変わるのがわかります
神秘的な感じがします



石碑のところに皿が飾ってあります

よく見ると


なにやら名前が書かれています
石碑もよく見ると名前が彫られています
皿には石碑の人物を紹介しているようです


この広告パンフより

   お美津稲荷縁起の由来
 昔、上呂サイラノにお美津と云う美女に化けるのが得意な狐がいた。
二百年ほど前の子文書によると、お美津狐や飛騨中の古狐十匹などが
高山石浦在浄見寺野で集合し、連れ添って故郷サイラノに帰る道中が
記されています。
 この縁により、地域の有志が稲荷のお堂を建てたが、この工事中に
土中から白蛇二匹が現れたので、白龍山お美津稲荷と称し、お美津の
大碑を始め、夫婦の小糸坂小法師など十傑が寄進され、現在も連立して
おります。
 その後、全国的に信仰熱が高まって祈願のお経が毎日つとまり、
主天「陀喜尼尊天」のお使いである全国の狐の例がこの稲荷に押し寄せ、
信仰者に御利益とまぼろしが不思議なほど現れています。
 健康長寿と開運の祈願を、多数おさそいの上お参りのほど
お待ちしております。



・・・ですって。


古狐十匹のための石碑のようです
石浦から上呂サイラノまで
一体どうして?なんのため?と思って検索してみたら
こんな記事がありました


お美津狐の子供と妻は
小糸坂辺り(現在の飛騨の里の坂の辺り)に暮らしていた。
ある日猟師に子狐が生け捕りにされてしまった。
飛騨の古狐十匹が 大親分お美津狐のために
石浦の浄見寺野(じょうけんじの)に集合してミーティング。
上手いこと子供奪還した後は
人間嫌いになってサイラノで静かに暮らしたんだそうだ。

ちなみに
お美津狐はオスで
小糸坂法師はメスらしい。ややこしい。

どうしても現代風に考えてしまうのですが・・・
お美津狐も子供が心配ならば
最初から妻子と一緒に暮らせばいいのに。
子分と暮らすためと妻子と離れるとか
それマズイでしょ。
第一、上呂から高山って遠すぎ!

などという
ラジオ人生相談聴いたあとの感想めいたことを
思ったりもしました。

 
では、早速お参りして御利益賜りましょう。
線香とロウソクはご自由に、との言葉に甘えて
点火させていただきます



神秘的な雰囲気に似合わない
サイバーチックな賽銭箱です。
何かアクションがあるようなので
表示どおり100円硬貨入れました。


いきなり
般若心経と思われる読経と
ぼんぼりや提灯に明かりが灯り
本殿のロウソク風電球もゆらゆら灯りました
ビクーリ!!  ( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚



約5分間のおつとめが流れます
普通に賽銭箱に100円入れるよりも
ものすごくありがたい感じ。


なんでしょう、この高揚感。
軽くトリップしたような気分。



五分間はあっという間に過ぎてしまいました
横を見るとお美津の石碑と
祭りの御神輿

そして石で出来た何か



お賽銭箱


上部に何か書かれています








読経とぼんぼりで気分高揚状態なので
竜の口から出る水も期待しますよ



持ち帰り容器が無い人は
この一升瓶を借りてもよいみたいです
(瓶代200円)


とりあえず
御利益のお水のための100円投下します





うんともすんとも・・・


いくら下呂市とはいえ
まだまだ冬の飛騨地方です
よく考えたら凍結で故障するから
配管の水抜きしちゃってるんでしょうね


気を取り直しておみくじでも


おみくじは50円とお安い設定
ひきましたよ。吉でした


その横にあった


遠慮無くいただきました
ありがとうございます


ところで
ずーっと気になっていたんですよ



白龍お守りと思われます




神仏に対してアレですが
かわいいです


お金を納めるといただけるのかな
白龍お守りは三千円から


どうせなら春のお祭りの時に
直接いただきたいなぁ。。。
なんて思っていたんですが


 がーん!
やらないんだ・・・




しばらく静寂のお美津稲荷で過ごしましたが
そろそろ帰りのお時間です





大変お騒がせしました
また、お参りにきます


下界に戻るために下る
そんな言葉がピッタリ


一歩下る度にさみしくなります


手作り感があるのに
何か神秘的な空気を感じられるお稲荷様でした
ぼんぼりや読経の仕掛けも楽しかったです


施設自体が古いのに大変清潔感があって
不気味とか怖いとか一切感じませんでした

管理されている方々
ありがとうございました


何度も訪れる人は
御利益もさることながら
この心地よい空気感を味わうために
来ちゃうんじゃないかな?






次回は晴れた日に来たいわ



ここは下呂市萩原町

御利益欲しさに お美津稲荷に向かったの。



高山から名古屋方面に向かう途中
こんな看板みかけるよね




風見鮎
理科資料室のホルマリン漬けっぽい白さ


この風見鮎は新鮮そうには見えませんが
萩原町はなんと日本一の鮎が釣れる町なんだぜ!
何でもきき鮎大会でグランドチャンプに選ばれた
うんまーい鮎が採れるんだって!!
そこはもっと山奥の馬瀬ってところなんだけど
川の流れは
手を突っ込むと切れてしまうんじゃないかと
思えるほどの透明度なの。





道の横に大きな用水路
水のきれいな萩原町だけあって
用水路もきれいに整備されています




タラの芽はまだまだ冬期休業中



霞かかって神秘的な山




Σ(゚д゚;) いつの間にか用水の位置が
高くなっている!!




素敵な石垣
石垣マニアにはタマンねぇっす
この向こうに畑とさっきの用水がある様子




用水がいつの間にか道沿いに戻ってました
遊歩道が山に向かっています
通りたいところですが
向こうに見える看板を目指します


とうちゃこ~~~~~!!



車を駐車出来る様に広い路側がありました



この看板は41号線から目立つよね



41号線とJR高山本線
名古屋方面を望みます
飛騨川チラ見え




何だか高い方へ鳥居が伸びてます
登るの大変かも




大変かも、と思ったけどそれほどでもなかった




多分さっきの遊歩道とあの用水路




用水路の橋を渡ってもう少し登ります




雨降りなので足場が悪いけど
地面が乾いていたら登りやすいと思います



いよいよ本殿へ入ります

つづく






























さみしー




こんな方向に看護学校あったんだぁ




重機がゆっくり動いています



跡地には大型ショッピングセンターが出来るんだって




旧41号線(名古屋方面を望む)
開店したらもっと賑やかに車が行き来するんだろうね

あまりにも気になったので潜入してみることに


喫茶店と同じ敷地内にありました



敷地内に入ったら喫茶店からお店の方が出てきて
わざわざ解錠して下さいました
何か申し訳無い様な。。。
で、
「ここはなんの記念館なのでしょうか?」と訪ねたら
入ってみたらわかる、という旨
一体何が潜んでいるのか??????





 
 衝撃の内部写真!




       これだ

        

       
      
      





中身こんだけwww





何だかトンデモナイところに来てしまった感で胸アツです
ここもいろんな意味で
パワースポットなのかも知れません



後でググったりしたら
日本を恐怖に陥れた作品
らせん・リングの貞子のネタ元だとか・・・


汚れでは無く「心」の文字の念写写真






念写、何だか不気味です



見た物、考えたことをフィルムに念ずると
思考された映像が焼き付けられるということらしい



そーいえば以前
ユリ・ゲラー、エスパー清田といった
芸能的な超能力者って沢山いたよね
最近はこの手の番組やらないなぁ



念ずれば月の裏側だって見えちゃうんだぜ




今までの話は本当なんですか?
マジですか、福来博士!

胸像に掴み掛かり問いただしたところで
質問には答えてはくれないでしょう。




念写で世間をアッといわせた博士を面白く無い山川氏が
公開念写の時に
カメラからフィルムを外しておくという
小学生が考えそうな罠を仕掛けたわけよ。

でも、公開念力に出場する女史がカメラを見るなり
「これ、フィルム入ってないよ」と指摘。
見たら本当に入っていない。

で、とりあえずその日の公開念写は中止にした。

ところが
新聞社はこのことを歪曲して報道したため
その後の福来バッシングが激しくなり
ついには東大教授も追放となってしまったそうな。
いつの世もマスコミが先導する世論は恐ろしい。
剣よりもペンは強し。


山川博士、どんだけ嫉妬深いんや




東大追放された後
高野山で修行したり
高野山大学で教授やったり
仙台で福来心理学研究所を立ち上げたり
信念を曲げないところがスゲェ、と思いました。



彼の苦学の裏には母親がいたそうです。


こんなに苦労して勉強したのに




なんでそっち行っちゃうんでしょうかw
心理学も化学も、あんまり勉強し過ぎると
超常現象が魅力的に思えるのか?
早稲田大学の大槻教授が嘆いたことはこれかw





入り口すぐ横に貼ってありました
要は城山の敷地内に福来博士の記念館を建築させて
という要望書を出したんですが
高山市からは
城山公園は公の風致地区だから他の土地を選ぶように
との返事が返ってきたとのこと




現在この福来記念館は
財団法人飛騨福来心理学研究所に所属しているそうです。
熱望していた新しい記念館は
高山市国府町に出来たんだって。


出版もやってるよ


帰る際、喫茶店の人にお礼を言うも
あまりの寒さでホットコーヒーをオーダー。
臼引きのコーヒーだって。
すごく温まったよ。
付け合わせて出てきた
山椒風味の三嶋豆もおいしかったです。