NO!梗塞ねこ~その113~
2017.02.20.15:40
入院、3日目。
私が入っていたICUは窓が無くて、今が何時なのか病院内の人の動きでしか想像することが出来なかった。
しかも、私は目を開けると寝てても目眩がぐるぐるで、ほとんど目を閉じていたのでそ、れが何時だったのか分からないが、一通り一日の作業が終りつつあったので夕方に近かったのだろう。
女性の看護師さんがやって来て、
「もう床ずれの心配は無いので、これ取っちゃいましょうね」
と、全身オムツみたいなシーツを体の下から引っ張り出してくれた。
私は寝たままなのに、お仕着せの寝巻きが撚れることもなく、分厚いシーツをササッと外してくれた。
「これから移動しますので、ベッドを平にしますね」
と言って、リモコンのボタンを押してベッドを平にすると、新たに二人の看護師さんが現われてベッドのブレーキを蹴って移動が始まった。
看護師さん達は、何故かかなりゆっくりベッドを動かし始めて、
「ゆっくり行きますからね。気分が悪くなったら直ぐに言ってくださいね」
と声をかけてくれた。
<ベッドで移動するぐらいで、ゆっくりってことも無いだろう・・・・>
と思っていたら、ベッドが方向を変える度に目がぐるぐる回った!
まるで酷い乗り物酔いみたいな感じだ。
私の心電図のモニターはひっきりなしに警告音を出しているが、看護師さん達は慣れた感じでベッドを新しい部屋に押して行く。
新しい部屋では、私のベッドは窓際に運ばれた。
先に部屋に入っていた人達が、私をジロジロを睨むように見ているのが分かったが、何を値踏みされているのか、その時の私には全く分かっていなかった。
そして、その後私は・・・・・・この部屋は“地獄の33号室(仮名)”と呼ばれていることを知るのである。
インフェルノ・ハードだ!!!!!!
じっとしてれば目は回らないのだが・・・。
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