ミトの大脱走 ② | ミトがいる生活

ミトがいる生活

29年間夢見ていた猫との生活がついに叶いました。
我が家にアメリカンショート、二ヶ月の子猫が来ました。
子猫の成長記録の為に。

窓が開いていて、網戸が入っていないことに気付いた午後8時。
外はもう暗く、開いた窓の先にはベランダ、そしてマンション全周をはりめぐらされている足場。
そして我が家は地上階からは13階。そして上にはまだ8階ほどあります。

足場を見回して、ミトを呼びますが気配がありません。上にも下にも。
耳をすませても風の音しか聞こえません。

今度は部屋の中をカリカリの容器をカラカラと鳴らしながらミトを呼び探し回ります。
手は震え、どうしたらいいかパニックでした。

地上13階の足場に無許可であがるわけにもいかず、両隣のお宅に声をかけ、ベランダを見ていただきましたがおらず。

夜も更けてきて、小雨もふりはじめたころ、冷静になるべく、色んなブログや知恵袋などで、情報を集めました。

大規模修繕中、まったく同じように家人が網戸がないのを忘れて開けてた窓から…という方のブログにも行き当たりました。
メスの家猫は、特に避妊手術が済んでいると、本当に遠くにはいけないようです。
必ず近くにいる、と信じてできることをしよう、と落ち着けました。

先日も書きましたが
ネットの情報、たくさんありますが
やはりブログの血の通った情報というか…
それの持つ力というのは、他のどんな掲示板や企業ホームページにも勝りますね。
たくさんの方の、猫の脱走に関するブログを見て、心を落ち着けることができました。

それでもパニックはパニックでしたが。





それにしても、2年前まではミトがいない生活を送っていたにもかかわらず
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家の中で、常に私の周りをついてまわるミトがいない、という状態は
本当に慣れない、というか
全く全然受け入れられなかったなぁ。

視界の端にいつも見えてるミトの身体の一部の威力は、本当に大きい。

悪夢のような一夜でした。



まだつづきます。